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コミュニティへのアプローチ

2015年は、地域のコミュニティへあらゆる分野からのアプローチが加速してくる。団塊の世代が65才を超え前期高齢者と呼ばれるようになるが、まだまだ元気で多種多様な価値観、ライフスタイルで日々を送られている。この”元気高齢者”がコミュニティの新しいスタイルを作り、地域のつながりを再構築しつつある。

イベント型、カフェ型、サークル型と、町の中に多様な集まりが増え、従来からある自治会、町内会、行政主催とも違うつながり方が好まれてきている。
拘束力はあまりなく、自分の主体性で加われるつながり。適度な頻度と責任。高度成長期を支えて来られた世代なので、アイデアも豊富であり徐々にコミュニティの中で役割や生きがいを見つけられ、しっかりと担われる方が多くみられる。
一見的な情報や組み合わせには飛びつかず、本物志向が強い傾向にある。逆に言えばオーソドックスで、一度火がつけば最も信頼感のある力強いコミュニティのギアとなる。
このギアが、従来からのコミュニティと有機的につながることができれば、地域の雰囲気は変わってくる。その接点はプログラム、システム、プロダクツであり、イメージを導くファシリテーションにある。(文 関原宏昭)

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