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「こんな学級懇談会がしたいな…」理想の学級懇談会って?

1学期終了!夏休み突入です。


久々の更新です。

気付けばもう7月になっていて、1学年の学級担任をもたせていただいてから約4か月経ちました。そして夏休みがスタート!

この4か月間は、毎日あたふたして、無我夢中で仕事をしているという感じでしょうか。振り返ればいろんな出来事が起きて、疲弊することもありましたが、同じ1日を過ごすことがなく、日々とても充実しています。とにかく楽しい1学期でした!

学級担任としての1学期を終え、同時にいろんな課題も見えてきました。夏休みは心身共にリフレッシュしつつ、2学期に向けて少しづつ2学期の準備をしていきたいなと思います。また、今年は県中教研も控えているため、その準備も進めていきたいと思います!



7月の授業参観を終えて


7月に今年度2回目の授業参観がありました。
4月に授業参観1回目がありましたが、その時の反省を踏まえて今回の授業参観では課題意識をもって臨みました。

課題だと感じたのは、「学級懇談会」でした。

学級担任が必ず実施するものですが、何のために、どのような手順で「学級懇談会」を行うべきかと考えていました。
4月の最初の学級懇談会では、多くの保護者の方々に参加いただきましたが、なかなか緊張感のある会となりました…(笑)
まず自己紹介を簡単にさせていただき、学級開きをしてからの学級の雰囲気や様子、出来事についてお話をしました。その後は、懇談会資料をもとに、学習面と生活面についてのお話などをさせていただき、こちらが淡々と話を進めていくだけで終わってしまいました。

「学級懇談会」ってこんな感じなんだろうか…?

自分にとって初めての学級懇談会であり、保護者の方々にとっては、初めての中学校で、互いに初対面同士での参加ということもあり、互いに不安感と緊張感があり、張り詰めた空気の中での懇談会でした。

この懇談会を踏まえて、懇談会のやり方を工夫していきたいなと感じました。私の理想の懇談会は、本当に保護者の方々が知りたい情報をお伝えし、学級担任と保護者との相互のコミュニケーションがある和やかな会です。忙しい合間を縫って授業参観に参加いただいたうえ、その後の学級懇談会まで参加いただいている手前、保護者の方々には「今日の懇談会に来てよかった」と感じてもらえるような学級懇談会を目指したいと思いました。



前回の反省を踏まえて…


前回の学級懇談会の反省を踏まえ、2回目の学級懇談会は少しだけ工夫をしてみました。

目指すは、ざっくばらんに意見交換できるコミュニカティブな雰囲気で、参加いただいた全員が「今日参加して良かった」と感じてもらえる学級懇談会。


そのために、今回は以下の2点を試してみました。

まずは、Canvaで作成したスライドを利用したことです。

伝えたい内容を視覚的にわかりやすく伝え、和やかな雰囲気をもたせるためにも、デザイン性の高いスライドを使って、参加者のモチベーションにつなげました。目から取り入れる情報やデザイン性って大事ですよね。普段からデザイン性は授業づくりでも重要視しています。
また、ただただ教師側が話すだけなのも、飽きてしまうなと感じたので、スライドを使うことにしました。顔を上げて話を聴いてもらえたので良かったです!


Canvaでスライドを作成してみました!
本日の流れについて提示
Canvaはデザイン素材が豊富です


もう一つは、Padletを利用して保護者参加型のブレーンストーミングを行ったことです。

Padletとは、オンライン上で使える掲示板ツールです。Padletは英語の授業でも状況に応じて利用することがありますが、生徒の成果物をみんなでシェアしたり、画像を添付したりすることも可能です。

プレゼンスライドにQRを提示し、スマホでQRを読み込んでもらうことでPadletに参加してもらいました。
「Padletでブレーンストーミング!」ということで、いくつかのお題を提示して参加者の皆さんにお題についてスマホから入力して、みなさんが知りたい意見や情報についてシェアし、その後ざっくばらんに意見交換をしたり、お題について協議をしていただきました。
スマホの使用について、熱い議論が展開されることとなったり、ふだんの家庭での子どもたちの様子がわかったりと、さまざまな発見があり、想定した以上に素敵な懇談会になりました。


Padletを使って意見共有したものがこちらです

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