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ARuFaさんよりは恐山さんになりたい

最近匿名ラジオにハマっています。

匿名ラジオとはWebメディアオモコロの所属ライターであるARuFaさんとダ・ヴィンチ・恐山さんが毎週配信しているラジオ動画なのですが、これがオタク同士のくだらない会話という感じで非常に面白いです。見始めたのは一か月くらい前からなのですが、面白過ぎて最初から最新の動画まで全て見てしまいました。

僕が特にお気に入りなのは、『匿名ラジオ#65「子どもの質問にすぐさま適当に答えよう!」』という回です。

この回は子どもの純朴な質問にすぐさま答えようという趣旨の動画なのですが、途中で「人はどうして人を好きになるの?」という質問を子供役のARuFaさんが質問して恐山さんが答えるくだりがあり、それが大変面白かったです。ARuFaさんのクソガキ感も面白いし、恐山さんの返しも非常にキレていて爆笑してしまいました。二人のやり取りの中で「性欲に性欲を塗り固めた結果生まれた性欲のキメラ、それがお前」という台詞が登場するのですが、これは一度聞いてみたら声に出したくなるようなリズム感を持ったパワーワードなので、ぜひ実際に動画を視聴してみてください。

さて、そんな非常に面白い匿名ラジオなのですが、実は僕は元々ARuFaさんも恐山さんもよく知りませんでした。ARuFaさんはブロガーとして名前を聞いたことがあるくらいで、恐山さんは匿名ラジオでお二人がバーチャルYouTuberの月ノ美兎さん(僕は月ノ美兎さんの熱心なファンです)とコラボした際に初めて知りました。

このコラボ動画はあくまで僕がお二方の存在をより認知するようになったきっかけというだけであって、この動画が出た時は特に匿名ラジオにハマったわけではありませんでした。強いて言うならばこのコラボ動画のコメント欄に「僕たちの匿名ラジオが世間に知られてしまう・・・」みたいなコメントがあって「面倒くさめのオタクのファンが付いてる人たちなんだなあ」みたいな印象が残ったくらいです。(失礼)

それからしばらくは特に匿名ラジオを見る機会もなかったのですが、一か月前くらいのある日YouTubeを見ていたらおすすめ動画にオモコロチャンネルが出て来るようになりました。

オモコロチャンネルとは匿名ラジオとはまた別でWebメディアオモコロがやっているYouTubeのチャンネルなのですが、このオモコロチャンネルをちょっとクリックして見てみたら、なんと前に月ノ美兎さんとコラボしていたARuFaさんと恐山さんが出演していたのです。僕が最初に見たのは『電話で指示してモノを買え! うろ覚えコンビニ選手権』という動画でした。

この動画は企画が非常に面白く、他の動画もどんどん見ていきました。そうすると、同じオモコロ系列という事で関連動画に匿名ラジオも出てくるようになりました。一年ほど前に月ノ美兎さんとのコラボ動画を見た時は他の匿名ラジオの動画を見なかった僕でしたが、いい機会だと思って匿名ラジオも見てみたらこれがまた非常に面白く、すっかり匿名ラジオのファンになってしまったのでした。

最近では匿名ラジオやオモコロチャンネルの動画は勿論、オモコロの記事の方も見るようになっています。特にARuFaさんはブロガーとして有名なだけあって記事がどれも面白いです。おすすめ記事は色々ありますが、公園の遊具に自分の全身写真を張り付けて子供の遊ばせる記事は、狂気を感じると共にくだらなさ過ぎて元気を貰える神記事なので疲れている人は是非見てみて欲しいです。

恐山さんも様々な記事を上げているのですが、僕が特にお気に入りなのはポケモンGOの配信開始前にポケモンGOが配信されたらどうなるかを予測する記事です。

結構当たってる内容が多いのも凄いですが、予測の方向性が良い感じに恐山さんの性格の悪さ(誉め言葉)をビンビンと伝えてきて面白いです。

ARuFaさんも恐山さんもそれぞれ違う方向性で個性を発揮している方達なのでどちらが面白いなどという野暮な比較はしませんが、僕はどちらかというと恐山さんの書く文章の方がお気に入りだったりします。恐山さんはnoteにも自分の文章を掲載しているのですが、その中にTwitterにおける議論について書いた記事がありました。

僕は議論は勝ち負けではなく、相手とのやり取りの中で自分の意見、相手の意見がより向上していくのが良い形だと信じているので、Twitterにおけるマジョリティに支持された論破(風)の一撃必殺的皮肉に「やだなあ」と感じた恐山さんの感性には非常に近しいものを感じました。性格が悪い癖に(失礼)ニヒリストじゃないというのはなんだか好ましいです。

恐山さんは品田遊という名義で小説家としての活動もされているという事で、僕はまだ小説の方は読めていないのですが、そのうち是非読んでみたいです。

これからもARuFaさんと恐山さんの匿名ラジオや各種メディアでの活躍楽しみにしております。

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