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ロンブー田村亮、闇営業騒動から4年経った今でも「時間が止まったまま」である理由

2023年12月19日配信開始のYouTube動画にて、ロンドンブーツ1号2号の田村亮が、吉本興業とのエージェント契約を解消し、フリーになることについて語っていた。相方・田村淳は吉本興業にとどまり、コンビ自体は継続することとなる。

亮は闇営業騒動で芸能活動を謹慎し、その後に淳が経営する「株式会社RONDONBOOTS」に所属し、吉本興業とエージェント契約を結ぶ形で芸能活動を続けていた。なぜここに至って「吉本興業に戻るつもりはない」と明言し、フリーになる道を選んだのか、動画の中で亮はその心境を語っている。

「淳が(自分を)吉本に戻したいなって気持ちは聞いたし。それもあるからどうなんだろうっていう気持ちもあったけど。やっぱり自分的には、本当にあの闇営業問題で復帰するにあたって、淳だったり吉本にはもちろんお世話なって。それのおかげで今、なんかテレビとかも出させてもらってるし。それにはとても感謝してるんだけど」

「自分の足で、動き出した感じがずっとなかったのよ、正直言うと。もちろん、お膳立てしてもらって、やってもらってる感じがあって。それで今回、淳が『そうやって亮が戻る気ないんやったら、畳もうと思ってる』って話があった時に、ごめん、俺は戻る気が今ないし。淳が作ってくれたおかげでここにおれんのは感謝してるけど、戻る気はない、と」

「その時に、正直言うと、さぁどうしようと思った時に、自分で動くことで、次からフリーになることで、やっと自分がスタートする感じがあるというか。今までは、淳になんかお世話なりっぱなしやったっていうのが、ずっと4年間、あったのはあった。元々ずっとあるけどね(笑)コンビの中としては。けど、この復帰のところで凄く、強くもっと思ってしまって。それで、この形になるってなった時は、ちょっと自分で新しいチャレンジも やってみる、自分の足で歩いてみるっていうのを選んだ」

コンビでのすれ違い

田村亮のこの発言について、淳は自分なりに言葉を汲み取り、解釈する形で以下のように語っている。

「二人で話してる時に俺、残ってんのは、『あの闇営業問題以降、俺が色々と会見とかやってとか、会社作ったりとかすることはありがたいと思ったんだけど、あの時から時間が止まってんだよね』っていう言葉が、凄いグサッと刺さったの」

「そっかぁと思って。いや、俺は俺であの時必死で、なんとか吉本と亮さんが離れないように、とか。そもそも亮さんが復帰できるかどうか。復帰するために何をすればいいんだと思って、会社立ち上げたりとか動いうんだけど」

「まぁ、そうよね。亮さんの気持ちに100%なってあげられなかったなっていうのが、今、あの4年前のちょっとした後悔。…あの時、亮さんって時間が止まったっていう感覚なんだと思って。で、俺は時間が動き出したと思ってたから。ここがもう大きな差じゃん。だけど、亮さんはあの時時間が止まったのを、自分の足でもう一回歩んで、時を前に進めたいっていうのが…だから俺、納得できたところがあるの。あ、そっかと思って」

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