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TKO木下の「ペットボトル事件」とは結局何だったのか?その原因と真相を改めて振り返る

2018年12月28日、年末恒例となっていた松竹芸能の芸人によるオールナイトライブ直後、TKO・木下隆行が、後輩芸人の篠宮暁(元オジンオズボーン)に中身が入ったペットボトルを投げつけた。

このいわゆる「ペットボトル事件」のタイトルだけは知っている人はいても、その引き金や経緯、その後の展開について知っている人は少ないのではないだろうか。

木下が後輩の篠宮になぜ激昂し、ペットボトルを投げつけたのか。今回の記事では、今一度事件の背景を振り返って、なぜペットボトル事件が起きたのかについて詳らかにしたいと思う。

きっかけはよゐこ濱口と南明奈の結婚パーティー

2018年5月25日、よゐこ・濱口優と南明奈が結婚し、それから後輩芸人たちが集って結婚祝いのパーティーが開かれた。そのパーティーを取り仕切っていたのが、TKO・木下隆行だった(*1)。

木下はパーティーに参加する後輩芸人たちから参加費を徴収しており、それを見かねた濱口は開催費用を全額負担することになった。そこで木下は、一度徴収した参加費を返すという選択をとらず、「プレゼントをしよう」と提案する。

だが、参加していた後輩芸人たちの中には生活が苦しく、「お金が返ってくる」とぬか喜びをしていた者もいたという。実際、木下は濱口・南に「ヘリコプターのナイトクルーズ」をプレゼントしてするつもりでいた。ところが、後輩たちの窮状を知る濱口はナイトクルーズのプレゼントを固辞し、結果、結婚パーティーの費用は「宙に浮く」状態になっていた。

この状態を知る後輩芸人たちの中には、「木下が着服した」と噂する者も出始めた。だが、あくまで水面下でその噂が広まる状態で、直接的に木下をイジる後輩芸人は現れなかった。その状況が変わるのが、2018年12月28日、年末のオールナイトライブである。

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