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TBS金曜ドラマ 主演登板回数ランキング

第2回!主演登板回数ランキング〜!
お待たせしました(誰も待ってない)!
note連載企画でございます。本当にこれの更新頻度が月一でございまして、このままだと多分月9&日曜劇場は来年とか再来年になりそう・・・

ということで今回は「TBS金曜ドラマ」をやっていこうかなと。金曜ドラマに関してはかつて野島伸司脚本の『高校教師』『人間・失格』『未成年』『聖者の行進』や手話ブームを巻き起こした『愛していると言ってくれ』、2度映像化された『クロサギ』、野木亜紀子脚本の『アンナチュラル』『MIU404』、新井塚原班のサスペンス『夜行観覧車』『Nのために』『リバース』『最愛』など、とにかく名作揃い、それがゆえ、特定の人が多く主演した印象もないので、普通に気になるなと思い、調べました。なんと第3位で3回、ここに出てくるお名前が6人という。その時点でこの枠の多様性・流動性が分かりますね。ドラマ垢、みんな好きな枠であるし、普通に需要あるだろうなともい、第2回に置きました。皆さんも予想しながら最後までお読みいただければ、幸いでございます。

この連載企画の記事サムネイルは毎回その枠で僕が一番好きな作品を挙げていきます。ということで今回は『アンナチュラル』。MIUのオタクはやっぱりここに立ち帰り、中堂系にやられてしまう・・・個人的に好きなのは第7話『殺人遊戯』

第1回:土曜ドラマ編はこちらから


第3位(4人)

第3位・・・綾野剛さん(3回)
『コウノドリ(第1シーズン)』(2015年10月期)
『コウノドリ(第2シーズン)』(2017年10月期)
『MIU404』(2020年7月期)※星野源さんとW主演

第3位・・・井上真央さん(3回)
『花より男子』(2005年10月期)
『花より男子2』(2007年1月期)
『100万回 言えばよかった』(2023年1月期)

第3位・・・山下智久さん(3回)
『クロサギ』(2006年4月期)
『アルジャーノンに花束を』(2015年4月期)
『インハンド』(2019年4月期)

第3位・・・二宮和也さん(4回)
『Stand Up‼︎』(2003年7月期)
『山田太郎ものがたり』(2007年7月期)※櫻井翔さんとW主演
『流星の絆』(2008年10月期)

第3位で3回なのがこの枠の多様性を示しているんじゃないかなと感じますね。シリーズ化+単発で1作品やると3位に入れるというのがすごいポイント。『花より男子』『山田太郎ものがたり』『コウノドリ』、皆さんの青春を彩った作品ばかりでウキウキしちゃいますね。『MIU404』アァ・・・(語彙力の欠如)


第2位(1人)

第2位・・・中谷美紀さん(4回)
『ケイゾク』(1999年1月期)
『真夏のメリークリスマス』(2000年10月期)※竹野内豊さんとW主演
『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(2016年4月期)
『あなたには帰る家がある』(2018年4月期)

第2位は中谷美紀さん!意外!めっっっっっっちゃ意外!そして僕がどれも観てない&上記2作品は生まれる前なので知らないッ!コメントできない!すみません!!!!ただマジでめっちゃ意外!


番外編:新井塚原班×TBS金曜ドラマ

第1位を残してここで番外編!TBS金曜ドラマとゆかりの深い新井順子P×塚原あゆ子監督(新井塚原班)、今度、初めて日曜劇場に挑むふたりの金曜ドラマ史を振り返っていきます

2013年1月期『夜行観覧車』(主演:鈴木京香、原作:湊かなえ、脚本:奥寺佐渡子 清水友佳子)
2014年10月期『Nのために』(主演:榮倉奈々、原作:湊かなえ、脚本:奥寺佐渡子)
2016年4月期『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(主演:中谷美紀、原作:水野敬也、脚本:金子ありさ)
2017年4月期『リバース』(主演:藤原竜也、原作:湊かなえ、脚本:奥寺佐渡子 清水友佳子)
2018年1月期『アンナチュラル』(主演:石原さとみ、脚本:野木亜紀子)
2020年7月期『MIU404』(主演:綾野剛 星野源、脚本:野木亜紀子)
2021年10月期『最愛』(主演:吉高由里子、脚本:奥寺佐渡子 清水友佳子)
2022年7月期『石子と羽男-そんなことで訴えます?-』(主演:有村架純 中村倫也、脚本:西田征史)

ということで名作揃い!特徴的なのが『アンナチュラル』から全てオリジナル作であること。火曜ドラマでは『中学聖日記』『わたし、定時で帰ります。』『着飾る恋には理由があって』でタッグを組んでいるのですが、着飾る恋はオリジナルであることを考えると、最近の新井塚原班はオリジナルで勝負していきたいんだなというのが『アンナチュラル』からあったのかなと考察できますね。個人的には野木さんを地上波に呼び戻せるのは新井塚原班しかないとも感じますが、逆に新井塚原班が配信ドラマをやる可能性も『離婚しようよ』の前例が出来た以上は考えられるので、今後の動向に注視したいし、とにかく『下剋上球児』を楽しみにしたいなと感じます。


第1位(1人)

第1位・・・長瀬智也さん(5回)
『タイガー&ドラゴン』(2005年4月期)※岡田准一さんとW主演
『歌姫』(2007年10月期)
『うぬぼれ刑事』(2010年7月期)
『クロコーチ』(2013年10月期)
『俺の家の話』(2021年1月期)

第1位は長瀬智也さん!やはり平成のドラマを駆け抜けた男は違う!引退作もこの枠だったので、宮藤官九郎さん同様、本当に思い入れがあるんだなと感じました。個人的には三億円事件の真相を追った『クロコーチ』が大好き


総括

最近は良作揃いの当枠。日曜劇場が本御所大金精算所、火曜ドラマが若年層、金曜ドラマが本格派向けという僕の認識で、特に今年は金曜ドラマは初主演作(山田裕貴さん、目黒蓮さん、高橋文哉さん)が連投してきて、これはなんだか珍しい流れなんじゃないかなと思います。ただこの枠はかつて若手登竜門的な部分が大きかった枠なので、それを踏襲しているのかなと感じますね。あとこの枠は世界配信を狙っている(今年に入ってから全作品Netflix配信)あたり、やはり本格志向の枠なのかなと感じてます。個人的には『ヤンキー君とメガネちゃん』『夜行観覧車』『TAKE FAVE』『クロコーチ』『夜のせんせい』『Nのために』『ウロボロス』『コウノドリ』『アンナチュラル』『大恋愛』『メゾン・ド・ポリス』『インハンド』『凪のお暇』『MIU404』『家族募集します』『最愛』『妻、小学生になる』『クロサギ(平野紫耀版)』『100万回言えばよかった』『トリリオンゲーム』と今、列挙しただけでもめっちゃ良かった作品がこんなにあるのが、この枠の良さ、幅広さを物語っているなと感じています。10月期、『フェルマーの料理』念願の高橋文哉さん主演!楽しみすぎる!

次回予告

次回は2015年を以て廃止となったフジテレビ火曜夜9時枠をやりたいなと思います!無くなってしまった枠ではありますが、フジテレビのドラマの礎を築いたと言っても過言ではない作品ばかり!お楽しみに(9月に出来たら良いな)

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