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世界遺産検定・マイスター試験〜準備編1

世界遺産検定のマイスター試験を受けるために、準備した時間はたったの2週間弱でした。

それまでの仕事のことなど考えなければならないことがもろもろあって、世界遺産の方に全く集中できませんでした。なので、6月29日からようやく勉強を始めました。

それまでに、試験に関するいろいろな情報を集めていました。ただ、マイスター試験を受ける方はあまり発信をしていないようで、1級以下と比べるとほとんど「ない」と言ってもいい状態でした。

また、とても参考にさせていただいた長谷川さんのサイトは、試験の詳細から対策まで書かれていて素晴らしかったのですが、いかんせんどのサイトも情報が2015年とか2017年とか、最も知りたいここ1〜2年のことが全くわからない状態で、自分でやっていくしかないと決めました。

まずはじめに、私は論述試験というものを受けたことが一度もないので、大学生向けの小論文の書き方を斜め読みしました。そして、どうもホントに暗記が苦手だと自覚もあったので、山口真由さんなどの著書を斜め読みして、試験そのものに何が必要になるかという点で情報を集めました。

そこで得たことは、

・起承転結、結論→本文、序論→論点箇条書き整理→結論など、論述として見た目が悪いか、かっこいいか、難点はどうなのか、いくつかの情報をインプット

・暗記本に関しては、どの本もかなり同じ事を言っていて、山口真由さんの本をベースにすると、とにかく7回読むこと。それも、真剣に一字一句落とさずに読むのではなく、一般的な本読みの要領で7回

です。

まずは試験そのもののスタイルになれるために、上記のことを念頭に置きました。
恐らく多くの方はすでに何かの場面で論述試験を受けたことがあるのかもしれませんが、私はゼロだったので、まずはこれが必要でした。そうしないと、論述と言うより「作文」になってしまうと思ったからです。

で、この論述について、長谷川さんのブログや他の方のブログにサンプルが載っていたのですが、

「私はこういう風には書けない」

と思って諦めました。嫌みでも何でもなく、私からするとちょっとあの文体であの内容を書くのは無理だなと思ったのです。

もちろん、普段からこういうブログなどを書いたこともなく、FBかインスタ程度。ですからなかなかのハードルなんです。世界遺産以前の問題でした。

ただ、やはり一度、論述試験とはどういうもので、講評される先生がどういう文章だと読みやすく、わかって頂きやすいかを考えることは大事だと思います。何十人文の論述を読むわけですから、一様に同じような形式にはまったものではよろしくない。読み手のことを考えての意見陳述だと思うので。

論述試験は、過去の講評にもあるように自分の考えを蕩々と述べても良いが、かといって自分の世界に入り込んでしまった文章は良くないと思うのです。個人的には、できるだけ、マイスターの方でサンプルの問3の文章を公開してくださっている方々の文面、文体を参考にさせて頂きながら、試験の時は記述するように努めました。

ここまで、まずは世界遺産検定なのに、「世界遺産以前」の勉強準備について書いてみました。