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早よ来いよ、DELEのDiploma①

C1に合格したと発表されてから、本当にこれまでのネガティブな気持ちが全て吹き飛びました。それだけストレスを抱えていたんだと思います。

思えば2020年。コロナ化で仕事は3月から全てキャンセル。自宅待機しなきゃいけないし、どこかへ出かけるというのが「悪」な時でした。

家にいるだけって本当に辛いんですよね。そりゃあ、休みの日に家でゴロゴロは大好きですが、それが数ヶ月も続いたら頭もおかしくなりそうです。そこでやろうと思ったのが、1990年代初めから存在は把握していたDELEでした。つまりDELE自体がスタートした頃から「やろうかやらまいか」なんて考えていたのに、2020年にコロナのおかげでやろうと思えた試験でした。

1990年代初頭というと私もさすがに学生。崩壊してしまったバブルから抜け出し、スペインで学生をしていたまだ20歳にもなっていない時代です。

当時、DELEの認知はまだほとんどなく、私が通っていたサラマンカ大学の図書館で、DELEの前回試験の問題を無料で配っていたんですよ。今なんて問題を持ち帰ってもいけないでしょう?あの当時は配ってたんです、タダで。あのケチなスペインで。当時はまだ2レベルか3レベルしかなかったなぁ。問題も、数ページの小冊子1冊で、今よりだいぶ簡単だったと思います。それを過去2〜3回分ちょうだい!と言って、もらって来てました。なのに、当時は受けてもいいけどなぁ、でもなぁ…なんてうだうだしていたら、結局やらないままで終わってしまいました。

話を戻しますね。
そのDELE、1回目のチャレンジはもちろんそれなりに勉強はしたつもりでしたが(今思えばほとんどやってないのも同じくらい、試験前の3日間数問解いて終わりでした)、4科目全てでNO APTO。これはショックでしたよ、さすがに。会話だけはあと2点でAPTOでしたが、足りないものは足りない。

まる1日かかる試験にほとほと疲れ果て、リベンジしてやろうかとも思ったのですが、当時試験をやっていた東京へは飛行機を使わないといけない距離に住んでいた上に、先にORALをやって、その次の週末に筆記ですーと。

え?じゃあ2回も東京へ行かなきゃいけないの??

やめました。受けるの。全額返金してくださいました。(コロナだったからかな?)

それから3年ほど経ち、再度奮起。このままやらないで歳を重ねていったら、絶対に死ぬとき後悔するだろうなと思ったんですね。

ですから、4月13日から6月15日まで、毎日がもやもやの状態で過ごしていました。

2〜5月に通訳の仕事でずっとメキシコ人といましたから、会話はなんの問題もなし。白紙から作文をしていく系統はもう本当にイヤで、ギリ通過でした。

さて、あとはDiploma到着を待つのみです。世界中のDELE受験者のブログを見ていると、試験後2カ月の日付で責任者が署名(印刷)にかかっていることがわかります。あとは、スペインの官報に掲載されるため、その日付にも寄るのかもしれません。実際、発行されてから何日で発送になっているかはわかりませんが、日本人の合格者の話をみていると、やはり半年以上はかかりそうかなと思っています。

これが、私のDELE受験の全体的な振り返りでした。
次は、DELEのDiplomaに記載されている内容を紐解きたいと思います。