フロリダ州の教育局が学区に警告。デサンティス氏のマスク義務化禁止令に48時間以内に従わなければ罰金を科す
原文：上記記事
・フロリダ州の教育省は、マスク禁止令に従わない学区に罰金を科すと発表しました。
・学校にマスク着用義務を課したブロワード郡とアラチュア郡は、48時間以内に覆さなければ罰金を支払うことになります。
・州は、義務化の投票を行った教育委員会メンバーの年間給与総額と同額になるような資金を月ごとに差し引くという。
フロリダ州教育省は金曜日、デサンティス知事のマスク義務化禁止令に48時間以内に従わない学区に罰金を科すと発表しました。
ブロワード郡とアラチュア郡の両郡は、デサンティス知事が大統領令で「子供が教室でマスクを着用するかどうかは、地区ではなく親が選択する権利がある」と述べた州全体の義務化禁止令に反して、学校にマスクの義務化を課しました。
ABC系列のWTXL Tallahasseeが報じたところによると、州は両郡に対して48時間以内に義務化を撤回しなければ、マスク規則の制定に賛成した教育委員会のメンバーの給料に相当する罰金を科すとしています。
「フロリダ州教育省は、最初のステップとして、各地区が遵守していることを証明するまで、違法なマスク義務化に賛成した教育委員会メンバーの年間報酬総額の1/12に相当する金額を、毎月、州資金から差し引くことを開始します」と声明は述べています。
一方、米国教育省のミゲル・カルドナ長官は、マイアミ・ヘラルド紙に対し、義務化を維持するよう各地区に助言したと述べています。
カルドナ長官は、マイアミ・ヘラルド紙に発表した声明の中で、「州の指導者たちが、生徒の健康と安全よりも政治を優先させ、正しいことをしている教育者たちを支援する代わりに、彼らを罰しようとしているのは、非常に困ったことです」と述べています。
カルドナ氏は、各地区の教育長に連絡を取り、「大統領とその政権は、彼らと、生徒とスタッフの健康と教育を第一に考えるすべての教育者と共にあることを再確認した」と述べています。
フロリダではCOVID-19の感染者が急増しており、CDCの報告によると水曜日だけで15,402人の新規感染者が出ています。このような状況にもかかわらず、デサンティス氏は、マスクの義務化など公衆衛生の専門家が提案する制限に反発し続けています。
他の多くの州では、すべての生徒にマスク着用を義務付けるか、地区が独自にマスク着用を義務付けることを認めているとUSA Todayは報じています。
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