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フィリピン不動産は今が買い?フィリピン不動産にみる「これまで」と「これから」

フィリピン不動産についてはさまざまな意見があります。例えば、フィリピンの不動産はすでに値が上がりすぎており、後は落ちるだけだという意見もあれば、東京都心のマンションが高額なのと同じように、フィリピンの不動産も東京都心と同等の価格まで上がり続けるという意見もあります。

新型コロナウイルスの影響もあり、フィリピンが今後どのような成長を遂げるのかについては誰にもわかりません。しかし、フィリピンの不動産と強く関係するさまざまなデータを見ることで、未来を予測することはできます。

本記事では、データを基に、今後のフィリピン不動産の可能性を探ります。

フィリピン不動産が値上がりするかもしれない理由

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まず、フィリピン不動産が今後も値上がりするだろうという意見の根拠を紹介します。

フィリピンの人口は2050年に1億5,000万人を突破!
国連の出したデータによれば、フィリピンは今後、人口増加が急激に進み、2050年には1億5,000万人を突破すると考えられています。2020年現在の人口が約1億1,000人ですので、ほぼ1.5倍となる見通しです。

人口が増えれば、それだけ住むための家が必要となります。より多くの人々が都市に集まることで都市部の土地や不動産価格が上がるとともに、都市周辺も同じく値上がりします。

日本は、1950年から2000年までの50年間で、人口が約1.5倍となり、土地バブルが発生し、東京の不動産価格が急激に上昇しました。この現象が、今後フィリピンにもやってくる可能性があると考えられています。

海外からのビジネスマンや移住者の増加
2010年に実施されたフィリピン国勢調査によれば、フィリピンに住む外国人の人数は、177,365人でした。最も多いのがアメリカ人で、続いて中国人、日本人と続いていました。

2015年調査では外国人の数は示されず、2020年調査は現在進行中のため、外国人の詳しい人数はわかりません。しかし昨今では、中国人投資家や韓国人ビジネスマンなどが急増し、高級物件と言われるコンドミニアムを大量購入しています。

フィリピンの不動産に目をつけた日本人投資家も加わり、コンドミニアムの値段は年を追うごとに上昇しています。今後、フィリピンに多くの外国人が移住することで、コンドミニアムを中心とした不動産価格は上昇する可能性が大いにあります。

フィリピン不動産が値下がりするかもしれない理由

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逆に、フィリピン不動産の値上がりはすでに頭打ちだという意見もあります。その意見の根拠を紹介します。

高くなりすぎてしまった不動産価格
フィリピンでのコンドミニアム価格は、ここ5年から10年の間に、あまりにも値上がりしすぎてしまったという意見もあります。フィリピンのここ数年の経済成長は確かにめざましいものでしたが、それ以上にコンドミニアムの値上がりが激しかったのです。

これは、フィリピンでは土地を購入できない外国人が、投資目的でコンドミニアムを買い漁ったことが原因と考えられています。ある程度値段を上げても、プレセーリングの段階でコンドミニアムがどんどん売れるため、新しく建設予定のコンドミニアムの値段も強気に値段をつり上げたのです。

しかしそれにより、コンドミニアムの値段は、富裕層のフィリピン人が手が出ない価格まで値上がりしてしまいました。

コロナの影響もあり、しばらくの間は外国人の入国が減少します。今後は供給過多になることが十分考えられますので、不動産、とくにコンドミニアム価格は、据え置きもしくは減少に転じる可能性が十分ありえます。

古いコンドミニアムが売れないことが判明
新築のコンドミニアムがどんどん建てられる一方で、古いコンドミニアムは老朽化が進んでいきます。都心部のコンドミニアムは資産価値がぐんぐん上昇しましたが、その値段で購入したいと考える買い手がなかなか見つからない状況に陥ってしまったのです。そのため、結局のところは予定よりも安い価格で手放さなければならなかったオーナーが多く出現しました。

今後は、コンドミニアムであっても、立地や利便性の悪い物件であれば、売れない可能性も大いにあります。条件の悪いコンドミニアムは、残念ながら値下がりしていくでしょう。

フィリピンの不動産は、コロナ後の経済がどうなるか次第

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いくつかの観点から、フィリピン不動産の今後について紹介しましたが、やはり一番大きな要因になるのは、フィリピンがコロナの影響をどこまで受けるのかということです。

2020年には難しいとしても、2021年にはコロナが収束していくようであれば、フィリピン経済も大きく加速していくと思います。しかし、コロナの影響が長く続くようであれば、経済的に苦しいフィリピンは、さらに厳しい状況に陥ります。

今後数年で、不動産価格は大きく変動する可能性がありますので、場合によっては参入のチャンスになり得ます。もしフィリピンで不動産を購入予定でしたら、ぜひ今のうちから準備をすることをおすすめします。弊社では、フィリピン不動産に興味のある方のサポートを実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。


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