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能登町へ災害ボランティアまとめ

正月の地震発生からいつかはボランティアに行かなくてはと思っていました。
最初は現地の交通網の障害のため、受付ていませんでした。
その内私がスペイン巡礼に二ヶ月行きましたので、なかなかボランティアの時間が取れませんでした。
今回は毎週月曜日の発掘が休日でお休み、火曜日の合気道も体育館のメンテナンスで休会など偶然が重なりました。
これはキッと行って来いと言う神様の声だと。

さてボランティアに行くには、まず石川県のボランティアに登録する必要があります。

そうすると毎週予定がメールできます。ただし一週間分です。そこで一覧表が↓

次の週の火曜日から一週間分が地区別に見れます。それを前の週の木曜日正午から入力可能となります。結構早く満員になります。また全地区募集があるわけでなく、地区によっては何曜日が募集なしなんてことも。(ある地区では災害廃棄物を持ち込む処理場の休みには募集なしと言うことも)
従って今回私の場合も本来は火曜日から木曜日までボランティアをしようと思いましたが、水曜日にどの地区も募集がなく、やむなく火曜日のみとなりました。また月曜日、火曜日と連続希望の場合は二週間にわたって応募しなくてはなりません。なかなか大変かも。

さてボランティア活動日が決まりましたら、交通手段です。
東京から夜行バスが一番安いのですが、金沢駅に到着が朝の7時過ぎ。一番遅く出るボランティアバスは6時35分なので間に合いません。夜行バスだと4,000円前後。
今回は前日入りで新幹線利用、新幹線料金は14,000円もちろん片道。
ホテルは金沢駅近辺に沢山あって今回は二泊で9,000円でした。帰りの新幹線も14,000円。

このような料金では若い方は少しきついかも。
他にも民間団体がバス付きでテント泊のボランティアなども募集しているそうですが、Googleで探すのも少し手間です。

今回は能登町ボランティアの能都サトライトは定員20人、すぐに埋まっています。
聞いてみると、石川県内が主、他に京都、東京など。
女性は3人。
この能登町のサトライトの運営を采配するは今週は横浜市、茅ヶ崎市などの社協の方々やっていました。

今回は軽トラに乗ってセンターから二人1組で現地へ行きます。軽トラもマニュアル車とオートマチック車があり、マニュアル車の運転出来る人が限られていて不足気味でした。

朝6時35分に,金沢駅を出発、途中インターでトイレ休憩を挟み、現地能登町ボランティアセンター、能都サトライトはには9時30分ごろ到着。
パスに乗る時にQRコードの付いたチラシが渡されます。このコードにアクセスして氏名やボランティア保険の有無などを入力します。そうすることで到着してからの受付事務がほぼなくなります。とてもいいシステムですね。
(ボランティア保険は事前に住んでいる自治体の社協かネットで加入。年間500円)
簡単な説明を受けた後、班分けをして希望者のお宅へ。
今回は施設に入られている方の家の家具などを運び出して、処理場へ運搬する活動でした。指示はこの家の息子さん?。
二人1組で5往復ぐらい。
途中昼休み一時間。ボランティア企業から差し入れで冷たい飲み物が提供されていました。ペットボトルや昼食は金沢駅のコンビニで購入。
道具も準備されていて、他にも手袋、ヘルメットなども希望者には貸し出していました。

今回この家での活動が早く終わったので、もう一軒別のお宅へ。ここはブロック塀が道にバッタリと根こそぎ倒れていましたので、ハンマーで破砕して軽トラに積んで処理場へ。
大変重かった。しかし処理場には沢山の職員がいてとてもよく積卸を手伝ってくれました。(と言うよりほとんどやってくれました)他の何度かボランティアに来られている人曰く「今日は平日で混んでなかったのでよく手伝ってくれた」と感謝していました。)

そして14時20分に作業終了させてセンターに帰任。報告書を書いて、終礼して15時30分バスで金沢駅へ。

18時前には金沢駅到着。予定は19時、おおこれなら帰れたか?でも泊まります。
さて近くのお風呂に行ってスッキリしました。アパホテルの2階、アパスパです。ネットで検索すると1,000円が800円になるクーポンが出てきます。
お疲れ様でした。
なお災害状況などは活動が限られた地点でしたので全体像は分かりませんでした。途中バスから瓦屋根の上にブルーシートで応急処置した家は沢山見えました。仮設住宅も。道路は一部仮補修でガタガタしているところもありました。しかしこれはあくまでも個人的体験からですので詳細不明。

最後は駅近くの金沢名物おでん屋へ。「勝一」超美味しい。チェーン店でなく地元のお店です。お客さんより多い地元のおばちゃんたちがカウンター内で働いています。だから美味しいのかな〜(笑)

お陰様でボランティアも出来たし名物おでんも堪能。どうか一日も早い復興をお祈りしております。

持参した物
ヘルメット、ゴーグル(使用せず)、サングラス、防刃手袋、安全靴、マスク、消防団の昔の制服(ボランティアを受け入れる人が安心出来るように)、ベスト型ビブスは貸与されません。

今までの災害ボランティア
東日本震災3回。広島土砂崩れ、千葉県鋸南町台風災害。
その昔阪神大震災、発生したその年の二年前まで神戸に住んでいました。沢山の知り合いが被災しました。しかし私は助けに行けませんでした。その頃ボランティアはまだまだ、しかし言い訳です。
その後東北大震災の時から、自分が後悔しないようにボランティアを始めました。だからと言ってボランティアに行く人が行かない人を非難していいとは思っていません。出来る時に出来る人がやる、これが本当のボランティアだと思っています。
まずは災害が無いことを祈っています。

(注 手続き等はHPを確認ください)


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