ソーセージ4thアルバム『智』ライナーノーツ「04.君の味方」
04.君の味方
こちらは、バースディソングとして書き下ろした。
作詞10分。作曲10分くらい(笑)
と、いうより、歌詞とメロディが同時に出てくる感じ、かな?
出来るときはそれくらいで出来ちゃう。
曲によっては半年たっても完成しないものもあるけど・・・。
これは、すぐにできちゃった(笑)
なぜか?はっきりしたイメージがあったからさ。
歌詞はこちらから⬇
誰でも平等にあるのが「誕生日」
(もう一つは「死ぬこと」かな?)
そんな誕生日に誰にでも「みんなで歌ってあげられる曲」をずっと書きたかった。
いろんな人の顔が頭に浮かぶ。
でもランダムにしすぎるとなんかぼやけちゃう。
で、この曲のイメージを上の写真
朋友「北上音楽祭」の代表で俺たちのベースも担当してくれている「井戸雀琇」と、映像と司会のエキスパート、俺たちのMVも担当してくれてる「村橋茜」にスポットを絞った。
イメージは、俺たち三人が、順番に、二人をほめたたえるというのがAメロ。
俺は「お前」
壮ちゃんは「君」
直人は「あなた」
「味方」「仲間」
若いときはどこかがこそばゆい感じがする言葉。
でも、いい歳になってきたんだろうな、抵抗がなくなってきた。
さて、この「仲間」という言葉には俺なりの思いがある。
俺は東北震災以降、この「仲間」って言葉を簡単に使うやつがあまり好きではなかった。
「仲間だと思ってたのに、今日からお前は仲間じゃない」
それ、最初から、仲間じゃないよね?
仲間なら、友達なら許してあげるよね?
ま、そんな感じ(笑)
察して(笑)
俺には決めていることがいくつかあって、その一つに
「誰かの悪いことを人に話す時、本人に直接言える事しか言わない!」
って決めてる。
だって、悪口、陰口になっちゃうじゃん??
それって格好悪い。
だから、俺が誰かのことを悪く行ったら、それは本人にも言うし(笑)
本人に言ってることは、誰かにも言っちゃうから(笑)
安心して!!
突っ込みの声が聞こえてきそうだが・・・。
でも、仲間や味方って、そういうことだと勝手に思ってる。
一番伝えたかったのは
「両親にみんなに感謝する日」ってこと。
俺も東北に通うようになってからなんだけど、
自分の誕生日に、40歳すぎて初めて母ちゃんに
「生んでくれてありがとうね」と言えた。
めちゃめちゃ恥ずかしかった(笑)
サウンドに関しては、シンプルなものにしたかったので
ドラムではなくカホン。
カホンは俺が自分で叩いた。
と、いうより、東北に通い始めてさ、歌いに行くじゃん?
みんな、ギターに歌じゃん?みんなでギターかき鳴らしてもね(笑)
だから、カホンを始めたの。
で、気づいたらカホンやパーカッション10年くらいやってるの。
もう、それなりじゃんね。
それに、井戸ちゃんのベース、直人のアコギ、壮ちゃんのエレキ。
どうしても入れたかったのが「オルガンの音色」
昔、ばぁちゃんがオルガンで「ハッピーバースデイ」歌ってくれたのが忘れられなくて、そんなノスタルジックな感じを出したかった。
オルガンの話はこちらにも書いてる。
生まれた時から、誰でも一人では生きてきてないはず。
どれだけ、孤独だと思っても、絶対に一人じゃないんだよね。
今までもこれからも
まわりにいて支えてくれるみんなに感謝だよね。
俺は、井戸ちゃん、あかねちゃんに感謝の気持ちをこの曲で伝えたかった。
それがみんなの曲になったら、さらにうれしいよね。
余談だが・・・
日本では
「人に迷惑をかけるな!」って教えるけど
インドでは
「人に迷惑かけて生きてるんだから、みんなを許しなさい!」
って教えるんだってさ(笑)
どちらにしても
「感謝の気持ちをずっと忘れないで」ね!
Vo&Ag:SEiZI/晴志(石川)
Vo&Eg:平野壮(千葉)
VO&Ag:N@音(石川)
Bass:井戸雀琇(神奈川)
Organ:マニョ(神奈川)
Kajon&Perc: 音之森晴志 (石川)
鳴き声:カナカナゼミ(ゲスト参加)
ミックス&マスタリング:音之森晴志
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