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デジタルハックの道具箱(ソフトウェア編)

先日、ライフハックの道具箱を読みました。

書籍と言うより、雑誌・ムック本的な内容で、ざっと目を通して、2~3個気になるソフトウェア・サービスを今試しています。

で、この本に刺激されたので、今回は自分の道具箱を整理してみます。同じタイトルだとパクリになるので、ライフとワークを含めつつ、デジタルに括って整理します。題して「デジタルハックの道具箱」。今回はソフトウェア編。次回はハードウェア編とします。

デジタルハックの道具箱(ソフトウェア編)

ざっと列挙するとこんな感じです。

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棚卸しすると、日常使いのツールだけでも結構な数となり(書き切れていない)自分でも驚きました。職場ではWindows PC、iPhone、プライベートではMacBook Pro、iPad、iPhoneを使ってます。そのため、Win OS、Mac OS、iOS間で同期しやすいものを好みつつ、端末特化で使いやすいモノも試しながら、取捨選択してきました。それぞれ紹介します。

ブラウザー

好みの問題でしょうけど、アドインが豊富で定期的に機能改善するFirefox主体で使っています。

Microsoft EdgeがChromeエンジン(Safariの系統)を使い始め、Firefoxがマイノリティになり始めた分、応援したい気持ちも加担してます。本当は、ブラウザーのアドインも列挙したいところですが、収拾が付かなくなるので省きます。

チャット/メッセンジャー

職場もプライベートでも、slackがメインです。

端末問わず軽快に使えるのは良いですね。情報の一時保管場所や、自分への通知としても幅広く活用しています。

プライベートの場合、会話相手・コミュニティにより、facebookのmessengerやLINEを使い分け。以前は透過的に使えるツールを使ってましたが、案外管理が難しく、純正ツールに戻しました(本当は、絞りたいけど)。

メール

当然ながら、職場では会社ドメインのメールサーバーで送受信しますが、Outlook主体で時々Thunderbirdを使っています。メール単体で使うなら、動きが軽く(≒Outlookより重くない)、アドイン豊富なThunderbirdを使います。ですが、メール&カレンダーの統合性となるとOutlookが良いです。Thunderbirdと比較し、足りない機能はVBAでコードを書いて補完しています。

プライベートでは、GmailとYahooメールを使用。将来どちらかがサービスを有償化 or 停止したときのリスクヘッジで併用してます。PCではメールソフトで無く、ブラウザーでアクセスし、スマートフォン/タブレットではそれぞれ純正アプリを使います。

カレンダー

上述の通り、職場ではOutlookで管理し、プライベートの情報はGoogleカレンダーを使っています。Appleのカレンダー(iCloud)でも良いのですが、データ連携や他者との予定共有を考えると、Googleカレンダーのほうがオープンなのでこちらに落ち着いています。スマートフォンでは、Google純正のアプリでなく、カレンダー予定の移動や複製が手軽にできるCalenGooを使っています。

特に月表示で、ドラッグアンドドロップ操作はグッドです。有償かつiOS版は日本語対応してませんが、設定も細かく変えられるのも気に入ってます。

タスク管理

最近、あまり人気が無いようですが、Remember The Milk(以下、RTM)を使い続けています。

Trello、Toodledo、TaskChuteなど他のタスク管理ツールが進化したため、RTMはあまりスポットライトがあたることが無いです。慣れ親しんでいるのと、徐々にデザインが洗練され、継続的に機能拡張されてます。無料でも豊富な機能が使えるので、試して使う価値はあります。自分は気に入ってるので、サブスクリプション支払続けて使っています。

デジタルのタスク管理は、RTMに絞り、付随するタスク管理は、アナログ(つまり紙とペン)でしています。愛用のメモ帳も使えば、レシートやチラシの裏とか、レストランのナプキンとかにも書き込み、作業が完了したらゴミ箱にポイです。

テキストエディタ・ワープロ

平易な文章・コーディング・ビジネス文書などの用途に応じて、ソフトウェアを使い分けますが、Notepad++をメインに使います。

何しろ起動が速く、軽快に文章が書けるし、スタイルが自由に設定できるのが良いです。過去、Atom、Bracket、EmEditor、K2Editorなど試してきましたが、Notepad++に落ち着いてます。イマイチ認知度低いけど、お薦めです。

Simplenoteはエディタというよりも、PC・スマフォ問わず端末間で、使い捨てデータ交換で使っています。

Linux版まで対応しているので重宝します。インストールなしで、Webでサインインして使うこともできます。

頻度はグッと落ちますが、Visual Studio Codeも使います。

拡張機能が豊富で便利なんですが、頻度が低い理由は、使いこなせていないと言うのが正直なところ。もっと訓練(修行?)せねば。Wordは、依頼者からフォーマット指定されたときだけ使います。

プレゼンツール

PowerPoint一択です。マクロもバリバリ使います。

プライベートはKeynote派だったんですけど、必要に迫られ、Mac版Officeを購入。するとKeynoteの使用頻度が下がりました。PowerPointとKeynoteどちらも、資料作り、プレゼンだけで無く、アウトラインのアイデア出しや図解の作成まで使っています。PowerPointは使いこなしている自負がありますが、PowerPointに依存しないように注意しています。そのため、プレゼン資料を使わず、ブラウザーだけでライブ(アドリブ)プレゼンすることもあります。

表計算

誰もが知っているExcelがメインです。操作性・機能制限を考えるとExcel Onlineでなくデスクトップ版じゃないと満足できません。VBAも使うので表計算と呼べないぐらい幅広く使いまくりです。プライベートでは、Googleスプレッドシートを使いまくり。Excelよりもクラウドサービス連携が便利なので。
・職場 or オフライン:Excel
・プライベート or オンライン:Googleスプレッドシート
という使い分けです。AppleのNumbersは、時々使う程度です。

PDF

クラウドでなく、古いバージョンのAcrobat Standard(買取版)を使っています。本当は機能豊富な最新版を使いたいけれど、古いフォーマットを扱うことがあるので敢えて。そのため機能不足が否めません。差分比較は軽快に動作するdiffPDF、PDFを軸としたファイル・フォーマット変換は、I♥PDFを併用します。

本来、デジタルノートとして使うGoodNotesをPDFの書き込みようツールとして使っています。

以前は、PDF資料を紙に印刷してペンで書き込んでましたが、今はGoodNotes 5に読み込み、Apple Pencilで書き込んでます。

画像ビューア

OS純正でも良いのですが、長年使っているという理由だけで、IrfanViewです。動作の軽さが売りです。

スマートフォンはApple純正の写真アプリで十分だと感じてます。

情報収集

RSSリーダーのfeedly、RSSで拾えない情報はキーワードで通知できるGoogleアラート、あとで読むサービスのPocketを活用しています。

耳からの情報は、設定豊富なPodcastアプリのPocket Castで情報収集

得た情報は取捨選択し、自分の考えを加えてSlack投稿したら、Evernoteに格納します。

読書

電子書籍は、AmazonのKindle主体で、時々、Appleのブックを使います。読書記録は、ブクログです。

クラウド・ストレージ

これまた長年使っているという理由だけでEvernoteです。

ノートというよりも、あらゆる電子ファイルを放り込んでて、有料で使っていることもあり、使い倒しています。そのため、他のサービスに乗り換えるのが面倒というのと、一方で応援したい気持ちも強いです。Dropbox・Google Drive・iCloudなど他のサービスは、技術・市場ニーズのトレンドを知る・リスクヘッジという意味で併用しています。

ブリッジ・ツール

IT業界ではノーコードの類いですが、端末間・クラウドサービス間の連携をコーディングしないでするサービスです。IFTTTは、昨年有償化が始まり乗り換えるユーザーが増えているようですが、無償範囲で使っています。

上述のブクログに書籍を登録したら、Evernoteに読書記録ノートを自動的に作成するなんて、自動化をしています。

Appleのショートカットは買収される前のワークフローから使っていて重宝しています。この2つは、改めて記事を書きます。

コピーアンドペースト

Windowsでもコピーアンドペースト履歴管理が手軽にできるようになりましたが、Clibor(Windows)、Clip(Mac)、COPIED(iOS)を使っています。端末間を透過的に使えるソフトウェアもありますが、個人的感想としては使い勝手がイマイチで、前述のSimplenoteを活用します。

その他

オンラインミーティング、SNS、地図、乗り換え案内、ファイナンスなどもあげたら切りが無いので今回はこの辺で締めようと思いますが、2つだけ紹介します。

仕事で使うWindows PCでは推敲・校正ツールのリント君が重宝しています。

です。Windows版しかありませんが、他者と資料を共有する前に必ず使います。

プライベートで使うMacBookでは、BetterTouchTool(略してBTT。有償)が欠かせません。

BTTを設定して、自分好みのMacBook環境を構築しています。これがないとストレスを感じます。トライアル期間があるので、お試しできます。

さいごに

自分の場合、会社のガイドラインがガチガチでなく、自己責任でソフトウェアがインストールできるため、色々試せる環境にいます。そのため、

・より良いソフトウェアはないか?

という視点と、

・単純に新しいものを触ってみたい

という好奇心で楽しんでもいます。次回は、デジタルハックの道具箱(ハードウェア編)を書きます。

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