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デジタルハックの進め方

PC、スマートフォン、スマートウォッチ、タブレットなどなど、デジタルツールの選び方や使いこなし方については、書籍やネットで溢れています。これらは、How to であって、案外、Why? が置き去りになっている気がします。私も新製品が発表されるとつい気になり、最近だと、MacbookのM1が高速だーというニュースや記事を読むと、なんで春先にMacbook Proを買ってしまったんだろうと悔やんだりします。

で、話を戻して、なんでデジタルハックをするのか? というWhy視点で今回は自分なりに整理しようと思います。

なんで?→理由づけ→課題発見・特定とその対策・解決

です。企業レベルでなく、個人レベルであれば、理由の多くは、

・楽をしたい
・無駄な時間を減らしたい

あたりで、

デジタルグッズの値段 vs 手作業の手間

というのが購入の判断基準になりますが、同時に考えるべきは、頻度です
デジタルグッズの値段÷回数 で考え、三日坊主や耐久性がなかったら、銭失いになります。

いわゆるコンサルティング会社がよく使う概念で、

削減

提携業務 vs 非提携業務という対比で考えるのは有効です。言い換えると、

よくやる作業 vs たまにやる作業

のどっちの手間を減らしたいのか?とも言え、どっちに注力するのが正解というわけで無く、優先度は人それぞれです。で、これだけだと、ざっくりするので、さらにIT会社がよく使う概念で、

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とInput -> Throughput -> Output

のどの工程で手間を減らしたいのか?

で整理し、どこに注力するかも有効です。この2つを組合せ、

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として、1~6の中で、

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・自分が時間をかけているのはどこか?
・自分がストレスを感じているのはどこか?
・自分が楽しみをを感じているのはどこか?

を棚卸し、改善すべき領域を考える事をお薦めします。

自分の場合を例に挙げると、

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と普段の行動や使っているツール・アプリが棚卸しできます。ざっと書いたので、粒感ばらばら、書き切れていないですが、現状把握するには充分かと。この中で、今取り組んでいるのは、

定型×インプットです。

というのも、非定型×インプットは娯楽・気分転換なのでストレスは感じない。定型×インプットは、習慣。がゆえに、惰性というか思考停止でやっているため、実は気付かないうちにストレスになっているのでは?と最近思い返しました。で、

・ストレスを緩和できるツール(最新のiPhone, Desktop PC、AppleWatch)に変える

・作業時間を最小限に抑えるためにポモドーロのようなTipsを使う

・何か役立ちそうなモノはないか?を物色する

などしてます。新しい道具を購入するにも、新しい事を学ぶにも、定型か、非定型か?で、掛けられる予算(お財布)も見極めやすくなります。もちろん、探すと言っても、
・本を参考にする
・ネットでググる
・実店舗で探す
・詳しい人に聞いてみる

などありますが、探す目的があるのとないのでは、アンテナの引っかかり具合は違います。これが冒頭に書いた How toよりもWhyのことで、案外、How toに詳しくても、使いこなしてない人って多いなぁ。と感じてます。

ちなみにアプリ・ソフトウェアを探しても、ばっちりのものが見つからない場合はコーディングしちゃいます(一応、エンジニアなので)。最近、Pythonを筆頭に非エンジニア向けのコーディング入門書が増えてますが、目的なしに買っても三日坊主の人が多いようです。やはり、どんなことを解決したいか考えないと、吸収力は落ちちゃいますね。

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