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近道と回り道

先日、お客様向けに自分の担当製品のキーボードショートカットキー勉強会を開催しました。この勉強会は、2年前に書いた

をベースに色々肉付けして資料化し、デモを実演しながら、勉強会を行いました。ショートカットキーに限らず、これまでnoteでは生産性向上、時間短縮について多々書いてきました。が、

  • ショートカット=近道

  • 近道志向、近道思考(=ヒューリスティクス)

ばかりを探すことに意識を持つのは良く無いなぁ。と感じてます。というのは、最近、大学生の授業に関わる機会があり、何名かと会話してると、

  • 間違えのないものを選びたい

  • 効率的に進めたい

と何か行動をとる前に、調べて調べて時間がなくなる。という声を耳にするからです。学生は自由な時間がいっぱいあるとはいえもったいないです。もちろん、自分も若い頃は、

失敗したくない

という気持ちありました(いや今でも多少なりともあり)。さらに最近はコスパ・タイパという意識が過度に強い気がします。

でも、失敗したからこそ気づける・学べる価値があり、しかも早く気づけた方が、その価値はさらに増幅できます。なので、

  • 少しでも早く行動する(悩んでる時間はもったいない)

  • 頭のもやもやは紙に書き出す、人に話して相談に乗ってもらう

  • Blogを書いて、反応を見る

  • お金の掛かる予約をしちゃって、価値を回収しようと自分を追い込む

など行動しなくては。また、Covid-19の影響からか、サークルに入るタイミングを逃した。オンライン授業から、大学に登校して授業を受けるスタイルに変わっても、自宅と学校を行き来する、あとはバイト先。ぐらいで、授業後にカフェや居酒屋などで過ごすことは滅多にない。との意見を複数人から聞き、大学に入学してからの知り合いが広がらない、行動の幅が案外狭い。らしい。

行動制限を絞る(無駄なことをしない)=生産性向上

とも言えなくないけど、体験の幅が狭くなることで知らぬ間に機会損失を起こしているはず。大きなことを考え過ぎず・身構えず、普段と違うことをしてみる

  • 体験会に参加

  • 3rdプレースを探す

  • 新メニューを頼む

などなど、近道でなく寄り道・回り道をしみてるのも大切かな。なんて思います。最近、NHK BSの再放送(2年前の映像)

を見ていたら、若手俳優の杉野さん(最近はユニコーンに乗ってに出演)が悩み相談した際、

社会に出たら正解なんてない
正解がないから近道もない

プロレスラー 蝶野正洋

とシンプルかつ含蓄のあることアドバイス。黒のカリスマ、かっこいいです。同感です。

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