外国語学習のコツは、コーディングと似ている

昨夜はZoomであるコミュニティ向けに外国語学習について語りました。
少人数だったため、かなりカジュアルに長々と会話し、普段口にすることのないトピックを話せて、自分自身は楽しめました。1日経ち、自分なりに参加者の声を振り返ると

  • 皆、何かしら英語学習に取り組んでいる

  • 努力しているが実際には英語をそれほど使ってない(使えていない)

さらに英語で会話するとき、

「自分の英語、間違っていないか?」

と気になる、躊躇してしまうという意見などあり。これって、学校英語の弊害だなぁ、と思います。これらに対して紹介した会話のコツは

「相手の言っていることをちゃんと聞く。通じるまで話し続ける」

です。この通じるまでは、一発で伝える・伝わるを前提にせず、表現を変えたり、筆談したり、間違えを恐れず意思伝達をする。このコツは、自分が社会人になり、ボスから言われ、今も素直に実践し続けていて、若い頃に聞いて良かったアドバイスです。本当に感謝してます。

でも、このコツををいろいろな場面や比喩を使って表現でしたのですが、

もっとシンプルにかつ、分かりやすく説明できなかっただろうか?

とZoomを終えてから考えてました。そしてふと思ったのが、この記事のタイトル

外国語学習のコツは、コーディングと似ている

です。たとえば新たなプログラミング言語を学ぶ時は(実行環境はできているという前提で)、

  • 言語の特性、特に活用場面を考える(使い道が想像できない場合は、手をつけない)

  • 基礎項目(変数や文法)を押さえる。

  • サンプルコードを書籍やネットで拾ってきて試してみる

ただし、サンプルコードでは実用度が低いので、修正して応用したり、
あるいは、ゼロからコーディングしてみる。でも、プログラミング言語問わず、いきなりバグなしのコーディングができる人はいません。

  1. コードを書き、実行して、エラーを表示🥲

  2. エラー内容を読み取り、コードを修正🤔

  3. 再び実行し、エラーがなくなるまで修正する(やれやれ)😓

  4. エラーが無くなり、実行成功(やったー)🙌

この流れは、英語に限らず、外国語を学び、会話する際に重要です。

社外人になってから、必要に迫られて英語を習得したというエンジニアは私の周囲には多いですが、試行錯誤の習慣があるからかもです。

もちろん、英会話だと、伝えた相手が適切なフィードバック(特にネガティブ・修正点)を得られるか?という課題はあります。
でも、Google翻訳やDeepL、あるいは音声認識ソフト・サービスが日々進化し、手軽かつ安価/無料で使えるので、どんどん間違えを恐れず自分の語学を試して、改善(≒デバッグ?)できるはずです。

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