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アウトプットを課して、集中的にインプット。を続けた一年

今年も残り数時間。仕事納め後、思い出しながら1年を振り返っています。自分の場合、3月後半から在宅勤務となり、出張どころか、会社に出勤はせず、たまにお客様訪問をする程度。旅行が趣味のため、飛行機に一度も乗らなかった年というのも社会人になってから初めて。移動しないで大半は家の近所ですごしていた。結果、五感の色濃い記憶が乏しい。そして、有給休暇も消化できていない。休憩時間短めで集中して働くので肩こりが増えた。なんて振り返れば振り返るほど、プロスペクト理論が加速してネガティブモードになりがちです。

もちろんポジティブなこともありました。家にいる時間が長いため、

・家賃のROIが挙がった(留守時間の費用が無駄とは言えないけど)
・家事に費やす時間が増えて、知識がついた
・読書時間や勉強時間が増えた
・肩こり解消でまめにストレッチ、ジョギング。飲み会減って、体重減。
・無駄な出費が減った(何をもって無駄というかは別)
・noteで記事を書くことが習慣になった

などがあげられます。読書や勉強時間が増えたという人は、一般的にも多いようですが、私の読書量は、昨年より18冊増加(月あたり1.5冊)し、125冊で、上半期は読みまくりました(5月が凹んだ理由は後ほど)。

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積読本が43(=168-125)冊ありますが。。。

で、タイトルの「アウトプットを課して、集中的にインプット」という観点で、この半年間、感じたことを整理します。

書店で売れている自己啓発本で、
・インプットよりアウトプットを増やそう
・アウトプットを念頭にインプットしよう

というのは使い古された考えですが、同感です(こういうテーマの本が多いことの裏返しで、アウトプットしない人は多いのでしょう。実際にNoteで記事を書いている人と読むだけの人の割合はどれぐらいなのだろう?)。

自分の場合、職場の勉強会(原則、Zoom)を月1~2回ペースでしていて、2回に1回は、新ネタで行います。ポイントは、

「勉強会の準備以前にテーマを考えたら、準備しない状況で開催日を決めてします」

で、準備をしてみると、受け漏れ多数で、いろいろインプットが必要になり、締め切り効果で集中力を高めます。

また、2回に1回は新ネタでなく使い回しのテーマで勉強会がするのですが、準備が楽かというとそうでもない。自分でも驚くほど内容を忘れている。しかも、ニーズが高まりつつあるモノを優先的に選んでいるため、トレンドの変化に合わせて修正も必要で、自分自身の復習&知識更新ができます。勉強会は、話す人が一番勉強になるんです。

とは言え、なんでもかんでも勉強会を念頭にインプットするわけでなく、
・facebookで学んだことを書いてみる
ブクログで書評を書く
・twitterやslackで思いつきを書く
・noteに記事を書く(今日で37件目)
など、ちっちゃなアウトプットを課してみたところ、今年はいろんなことしてるなぁ。なんて、振り返ることができます(いいねとかスキの数は気にしない。というルールを持って。。。)。

行動できるか否かは、この小さなアウトプットができるか否かだと思います。
私の持論ですが、プレゼンテーションの上手い人って、普段から、「おはよう、ありがとう、さようなら」というごく当たり前の挨拶が自然にできる人なんですよね。

一方、インプットについて。今年は色々試行錯誤してみました。やり方は人それぞれ好みがあるでしょうけど、自分の場合、

文字→音声・動画

より

音声・動画→文字

という順番で手を付けるように意識しました。まぁ、年齢があがるにつれ、記憶力に自信がなくなってきたので、本を読んだだけで理解・記憶するのが厳しい。少しでも印象・記憶に残りやすい方法を模索していて、

音声・動画 > 文字

の方が記憶に残りやすいです。でも、情報密度で考えると、

音声・動画 < 文字

のため、同じ時間で消化できる量は、

音声・動画 < 文字

です。このジレンマを解消するために、音声や動画の再生速度を上げて

音声・動画 ≒ 文字

に近づけるようにインプットする。というのが今年、意識した取り組みでした。
で、今年使ってみてよかったアプリ(無料)とサービス(有料)を1つずつ紹介します。

その1)Pocket Casts

このアプリケーションが超絶良かったです。iPhone標準のPodcastアプリは2倍速までできますが、Pocket Castsは、なんと3倍速までいけます!
もちろん、最初から3倍速で聞けたわけでなく、1.5〜2倍速から耳鳴らしをして、使い続けるうちに番組によっては3倍速で聴けるようになりました(しゃべり手の声質・録音状況では2.5倍速以下でないと無理なものもあり)。3倍速で聴けるとメリットは多く、単純に時間が3分の1になれば、内容が面白くて2度聞いてもお釣りが来ます。また、普段の会話でゆっくりに感じるため、聞き逃しが減った気もします(確証持てず。単なる自己満足かも)。

また、音源ごとに冒頭および最後のスキップ秒数が設定できるのが便利です。番組によっては無意味に長いジングルや広告があったりしますしね。

その2)Schoo

音声の次は動画のおすすめ。YouTubeが倍速再生できるのは有名なのであえて触れず、学習サイト、Schooのプレミアム会員をお勧めします。年間契約だと2か月無料なんて触れ込みで魅力的ですが、今年は5月だけ、プレミアム会員を契約しました。理由は単純で、

「GWの連休が暇だったから」

この連休中は、外出がしにくい状況だったので、

「自宅でSchooの過去授業を2倍速で見まくりました」

これが実に良かったです。Schooの授業は真面目な生徒さんが素直な反応・質問を多数するため、過去の録画授業を見るだけでも書籍では得られない気づきが多数得られます。とはいえ、正直な感想を言うと、

「Schooの授業は当たり外れがあります」

であれば、ハズレを早く見極め、途中でやめるのも重要です。そういう意味では、自分にフィットする授業を探し、シリーズもの一気にまとめて観る集中期間を設けて、集中して見ることが自分にとってはマッチしました。当たり外れ関係なく、

5月は136本の授業を視聴し、十分すぎるほど元が取れました(自分でも呆れる...)。

なお、PodcastやSchooで見聞きしたものは、そのままにせず、せっせとメモ・ノートを取り、自分の意見・気づきを必ず加え(←これ重要)、Evernoteに放り込むようにしています。再度、音声や動画再生に時間をかけるのは無駄なんで。

さいごに

今年自分が取り組んだアウトプットとインプットについて整理しました。noteを使い始めたのは7月からで、半年足らずです。週一回欠かさず書いたのはよかったなぁ。と実感しています。今後も内容の出来不出来、スキの数などは気にせず、来年の7月までnoteの記事が1年間続くように(52週連続投稿)継続しようと思います。




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