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漫画感想日記~超カッコいいシーン編

スラムダンクから、ワタクシが大好きなキャラクターのしびれるシーンメモ☆

スラムダンクは湘北高校のバスケットボール部に、主人公桜木花道が入部してから、インターハイまでの4ヶ月間のドラマです。湘北はたくさんのライバルと対戦していくのですがその中で、高校生が成長していく姿が非常に美しく、1つの大きな魅力です。


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仙道彰の『点を獲りにいってやる』

一言で言うと天才キャラクター

名門高 陵南高校にバスケ部所属する2年生。陵南高校は湘北が全国大会に出場するために絶対に峠なければならない相手。そこにエースとして君臨する2年生が仙道君です。
1年生の頃から神奈川県にとどまらず全国から注目されています。

描かれていないのですが、物語一年前、バリバリの点獲り屋で湘北高校になんと一人で『47点』も獲ってしまったえげつないプレイヤーでした。仕事しすぎです。

しかし、彼は2年生になってパスの楽しさを覚えてアシスト役に徹するようになりました。仙道はその抜群のセンスを発揮して周りの良さを引き出すことが出来る選手に成長したのです。

そんな中、全国大会出場をかけた決勝戦。相手は湘北。試合時間残り5分を切る。陵南高校は15点差をつけられてしまい追い込まれてしまいます。陵南高校はピンチの中、キャプテンの魚住のプレイがきっかけで流れを引き寄せ始めます。

魚住がかつてない集中力を発揮して、ゴール下の泥臭い役回りを見事にこなし、周りにいいリズムを作り始めたところでした。そこで入った2点。

魚住は湘北のゴール下の覇者二人からリバウンドをもぎとる。肩には大きなアザができている。ゴールしたの激しい接触を制してもぎとったディフェンスリバウンド。そこで一言。

『こういう仕事は俺に任せろ。』

陵南のスコアボードにその2点が刻まれ、それを見た仙道くんは『13点差か…』

少し間をあけて振り返り、

『点を獲りにいってやる』

○なぜこのシーンが好きなのか…。

・仙道くんの背景
きっと仙道くんは点をとるのが大好きだったプレイヤーだったに違いない!だけど、チームでの役割と自分のポジションを考えた結果、チームの勝利を優先したマルチプレイヤーになったんだと思いました。その仙道くんがチームのためにもう一度、点を獲らなければならない局面で、昔に戻る…仙道なら何とかしてくれる。そんなことを読者に思わせてしまうほどのパワーを持つカットです。

仙道くん、スネ夫みたいな髪型だな。

・ワクワク感
このシーンの凄いところは、主人公桜木が所属する湘北高校が圧倒的に有利な状況であると言うところです。普通こういう物語って主人公が圧倒的に勝ってるとそこまで見ごたえがなくなってしまうものだと思うのですが、迫り来るライバル、逃げる湘北が最も恐れている仙道くんの恐怖を読者に伝えるにはピッタリのシーンです。
陵南高校の部員ならずとも、まさに、仙道ならこの状況を何とかしてくれる、何とかされるだろうと思ってしまう。どっちが勝つかわからない状態まで戻してくれるのがこのシーンなのです。

◎まとめ~天才キャラクターに憧れる傾向~

・やっぱり圧倒的に才能あるキャラクターに憧れますね。
・このようなかっこよさを目指して生きるには、月並でな表現ですが、何かに突出するための努力は必要なんでしょうね。
・私は、努力=自然+ケアだと思っています。好きなこと、突き抜けるためには自然にできることプラスそこを突き抜けさせるための意識的なケアをすべきだと考えています。
・仙道くんはまさにその二つを兼ね備えていて大好きなバスケット+自分が最もいきる形を体現し、まさに一人で湘北高校を倒してしまうのではないかとみんなに思わせてしまうキャラクターですよね。

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