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ルカリオに見るポケカの収録頻度の光と闇

どうも。今回の記事はポケカにおけるルカリオについて。
つい先日公表された情報によると、今年3月発売予定の「バトルアカデミー」にてルカリオexが収録されるとのこと。去年出たルカリオexの再録ではない。新規の、Hマークのルカリオexだ。この情報を見た時、真っ先に自分の頭に浮かんだ言葉は…

ま た か よ


同じように思った方は少なくないのではないか。
そう。ここのところ、いや昔からか?

「ルカリオの収録頻度は非常に高い」

そんなイメージがずっとついている。改めて、本当にルカリオはそこまで収録されているのか調べてみたくなり、備忘録としてnoteに残そうと思った。
公式ページから「ルカリオ」で検索し、とりあえずA~Hまでの中でまとめてみた。その結果がこちら。

うむ、実に多い。

新規としては15種、再録としては9種。
現行スタンダード(F~H)の中では新規6、再録4だ。
なお、これらは同種のレアリティ違いについては除外しているので、実際の種類はもう少し多くなる。

性能はともかく、収録頻度としての特徴はこれで結構見えてくる。

①各レギュレーション毎に必ず1枚以上収録されている

スタンダードから落とさせないどころか、毎年ルカリオを新しく刷っている。知名度もさることながらアイドル性はそれこそピカチュウやイーブイに勝るとも劣らない。あのリザードンでさえEレギュレーション時には一度も新規が出なかったことを考えれば、いかに優遇されているかがわかる。

②構築済みデッキへの収録率が非常に高い

表の赤字部分が構築済みデッキに当たるのだが、見事に毎度収録されている。しかもほぼルール持ち。意外なことに、パックでのルール持ちはCのルカリオ&メルメタルGX、単体ではBのルカリオGXが最後である。DのVスタートデッキ闘を境に、ファミリーポケカにも入ったことで完全に子ども目線での常連化が確立した感じが見受けられる。

③収録時期の大半は年明け間もなくである

恐らく「またかよ」と思わされる最大の要因はこれ。
年明けは大体レギュレーションの変更時期。つまり新規勢への最大のアピールポイントである。そこにきてルカリオ。これまた驚くほどに年始収録が多い。2018、2019、2022、2023は全て1~2月。そして今年2024も3月早々に予定されている。意地でも速攻で刷るぞという強い意思を感じる。


人気ポケモンを毎回刷新して世に送り出す。それは商売上有効というかある意味当然の帰結ではある。あるのだが...…
ポケモンは今や1000種を超える巨大コンテンツとなっている。いくら人気とはいえこう何度も出されると「擦り過ぎ」の誹りは免れないだろう。
「その枠他にも回してくれよ!」と思っている方も決して少なくないはずだ。
そこそこの人気ポケモンはおろか、各世代の看板である御三家でさえ、全く収録されず泣きを見ているポケモンは多くいる。現行プレイヤーでメガニウムやジュカインを見たって人、どんだけいるのかと。
(ちなみに両者とも最後の収録は2018年のBレギュレーション時。2021年1月にはスタンダードから落ちている)

ちなみに我が推しのバシャーモもまた、先月1月をもってスタンダードから落ちてしまった。新しく収録される日が来ることを願うや切である。

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