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【MyEarth】五月雨を集めてはやし最上川【アオサギ川デッキ】

こんにちは。セイウチPです。
少し時間もあきましたがマイアースのクラウドファンディングもめでたく達成という結果で終了しましたね。

全力で応援していた私としては自分のことのように嬉しいです。

これがスタートラインで今後も拡張パックや新パッケージも制作予定とのことでこれからのマイアースが楽しみで仕方ありません。

というわけで久々ですがデッキレシピ紹介をします。


🌎コンセプトは【最上川】【キラカード】

今回のコンセプトはまず、マイアーサー朋友である某髭氏と話している中で

「結局コスパ重視のデッキばかり作っていて、かっこいいキラカードはあまり使ってないよね」
という話題が出まして、彼は【捨て場直行型マッコウクジラデッキ】をすぐに作ってくれたのですが、その名の通り捨て場に直行してしまうなんとも革新的なデッキでした。

もっとキラカードを活かせるデッキは作れないのかと、目をつけたのが、【川の生き物】最強クラスの『アオサギ』でした。

まじかっこいい

そもそも【キラカード】っていう昭和感のある響きがたまらない。

最近のTCGはこじゃれて、やれSRとかやれURとかレアリティなんて呼び方をするわけですよ。

私がお子様だった時代は、スーパーマーケットの前においてあるカードダスという機械に20円を入れてドラ○ンボールのカードを購入していたわけです。
そうすると稀にホログラム加工されたカードが当たり、友達と「やったー!キラカードがでたあああああ!」と大喜びしてたわけです。

もう【キラカード】という言葉を発したいだけという理由でデッキを組む意味はあるってもんです。

もう一つの理由は、別のTCGをしていたTCG仲間に【もがみがわ】というHNの人がいるのですが、その人にもマイアースを布教するために、最上川に生息する生き物でデッキを作ろうと思い調べました。
最寄りの図書館に行き、地誌・紀行コーナーの前でiPhoneを使いwikipediaで検索したのはいい思い出です。

すると、なんとアオサギが有名?という情報を見つけ、その他生息する生き物とともにデッキを作るに至ったわけです。

前置きが長すぎましたがこちらがデッキレシピです。

🌎アオサギ川デッキのレシピ解説

デッキのカードリストはこちら


【対決カード】
アオサギ ×2
ナマズ ×2
オイカワ ×3
水生昆虫 ×3

【サポートカード】
サントリー「天然水の森」 ×1
カーボン・フットプリント ×1
エコロジカル・フットプリント ×1
電子レンジで野菜の下ごしらえをした ×1

【みなもとカード】
川 ×10
人 ×3
川/人 ×3



🌎連鎖が優秀な川の生き物

【川の生き物】にはコスパの高い『ミヤコタナゴ』や『メダカ』などの優秀な対決カードが多く存在しますが、その性能は連鎖を犠牲にしたもの。

要するに今後流行るであろう『マイクロプラスチック問題』が入った魔法寄りの赤地球デッキに弱いということです。

どうすれば『マイクロプラスチック問題』の対策ができるかというと、無効化サポートを採用する、もしくは中抜きに強い連鎖を採用する、の2択だと思っています。

今回採用したのは中抜きに強い連鎖。

『アオサギ』
コスト6強さ7と、コスパ的には最悪。
しかしその強さと、豊富な連鎖先は目を見張るモノがあります。
なんでも食うなコイツ。


『ナマズ』
コスト4強さ5
性能は普通ですが、連鎖がこれまた優秀。
『ナマズ』をさばいても、腹から出たものを『アオサギ』が食べてくれます。

『オイカワ』
イラストに癒やされます。
このデッキの重要な特攻隊長。

3枚採用していますが、左から『オイカワ光博』『オイカワ麻衣』『オイカワ奈央』と名付けました。
キッズには難しいネーミングだったかな?

『水生昆虫』
みんなの食料。

🌎アオサギデッキの連鎖パターン

このデッキの特徴は、どのタイミングでどのカードを引いても連鎖できる
つまりどこを抜かれても連鎖破壊されないということ。

これは今後『マイクロプラスチック問題』が乱発される環境ではとても重要なことだと考えています。

『アオサギ』まで4連鎖した場合の強さは19点。
さすが高コストキラカードといったところか。

中抜き不可能なため、破壊されるとしたら『アオサギ』ですが、それでも12点と、捲られにくい強さを残すことができます。

ただし、『アオサギ』の使用する『川』コストは6。
6枚のみなもとなんてなかなか序盤から用意できるものではありません。

そこで採用したのがこのサポートカード。


🌎サントリー【水と生きる】

『サントリー「天然水の森」』
チャレンジオブザカンパニー1弾のこのカード、なんと山札から『川』みなもとを4枚もサーチできるんです。

これさえ発動できれば『アオサギ』のコストも一瞬で用意できちゃいますね。

ただし、ほとんどの大会レギュレーションではこのカードは【制限カード】に指定されていますので、1枚しか採用することができません。

しかし、これを使ったあとの山札は対決カードだらけ。
つまり次ターンから場の点数を増やしまくれるということです。

これが打てるか打てないかで勝敗が決まると言っても過言ではないかもしれません。
持っている方は絶対採用しましょう。


その他、除去で時間を稼いだり、展開が遅れた場合の逆転になるカードも3種類採用しています。

『カーボン・フットプリント』
相手の場の、使用『二酸化炭素』が4枚以下のグループをグループ破壊できるというぶっ壊れカード。

『マイクロプラスチック問題』の影響で魔法寄りの赤デッキが増えると予想していますが、魔法寄りになることで高コストの温暖化カードが採用しづらくなることも予想されます。

つまり低コストで高火力が出せる『サンゴの死滅』系統か、『土地の水没』系統のデッキばかりの環境になるんじゃないかと思います。

そうなるとこのカードは「3枚積める『トヨタハイブリッドシステム』」と化すわけです。

通称『トヨハシ』


『カーボン・フットプリント』まじで強いです。
コスト重くて採用しにくいと思ってるそこのあなた。
一度無理してでも使って見て下さい。
病みつきになります。

ところで『カーボン・フットプリント』って長いので略称がほしいのですが、どう縮めたらいいんでしょうか。
オススメの略称があったら教えて下さい。
いまのところ『かりんと』が有力だと思っています。
仙豆もらえそうですしね。

『エコロジカル・フットプリント』
コスト2で無条件確定除去はまあ強い。
ほんとに強い。

のですが、後半になるに連れて、「自分が劣勢の場合に一時しのぎに使う」ときがとてつもなく弱いんですよね。
山に戻っちゃうのですぐまた引かれて場にでてきちゃいます。

なので積んでも1枚だと思っています。

こちらのフットプリントは略称『エコプリ』でFA。

『電子レンジで野菜の下ごしらえをした』
サポートを使うなら必ず1枚は採用したい便利カード。

序盤から対決を制してテンポを取るのにも使えますし、中盤以降の中抜きにも大活躍。

1コストで発動できるのは本当に便利です。

これは省略して読むべきではないです。
フルネームで『電子レンジで野菜の下ごしらえをした』と唱えることで隣の対戦テーブルでポケカで遊んでいる女子の気を引き、いずれは立派なマイアーサーに育て上げることができるかもしれません。

🌎デッキの回し方

【初期手札について】
とにかく序盤で『サントリー「天然水の森」』を打ちたいので、手札に来た場合、他に『人』みなもとが1枚でもあったならそれでスタートしてもいいくらい。
来なかった場合は『川』『人』含め3枚以上みなもとがある、かつ対決カードが一枚でも出せる or 4枚以上がみなもと、という状況ならGOです。

【序盤のプレイ】
みなもとを並べながら『水生昆虫』『オイカワ』あたりを並べて応戦していきましょう。
『オイカワ』を2枚以上出す場合は、「こっちはオイカワ光博、こっちはオイカワ奈央」と宣言することで、相手がファンだった場合に倒されにくくするという戦法も有効です。
相手がキッズの場合は口を慎んで下さい。誰だろう?とスマホでググられると親御さんからこっぴどく叱られることになります。

『サントリー「天然水の森」』が手札に来た場合は最優先で打ちましょう。

【中盤以降のプレイ】
ある程度のみなもとが揃っていると思うので、『ナマズ』『アオサギ』を含めた連鎖を狙っていきましょう。
よっぽど『川』が余っている場合以外は下手にグループを分けるより火力で押し切る方がいい場合が多いです。

『カーボン・フットプリント』などと合わせることで大ダメージを与え、一気に勝ち切るのが理想です。

🌎デッキを強化するなら

このコンセプトを貫く上でならさほど強化点が見つかりませんが、強いて言えば相手のサポートを止めることができる『3Rおじさんのパソコン分解教室』『グリーン購入』あたりを採用するのはいいかもしれません。

どちらも相手のサポートにチェーンして、そのコストを対象に取ることで実質無効化することができます。
さらに『3Rおじさん』なら『人』を奪い自分のみなもとにすることが、『グリコ』なら『人』を山札に戻し山札の濃度を下げることができます。

しかし、そもそも中抜きには強い構築になっていますし、『生態系の崩壊』にはチェーンできませんので、それなら大火力をぶつけて早めに勝負を決めにいった方が強いような気もします。

対決カードに関しても、高コスパカードを数枚採用した方が強くなるかもしれませんが、【最上川】に生息していない生物は採用できない縛り()なのでご了承下さい(笑)

🌎一番大事なのは自分がスキなカードを使うこと

デッキは強いに越したことはありませんが、カードゲームは自分の気に入ったカードでデッキを組んで使うのが楽しいんですよ。

強さだけを求める競技思考な方はマイアースは向いていないかもしれません。
どんなデッキタイプ相手でも50%以上の勝率のデッキを作るのはほぼ不可能ですから。

前回紹介したさわたにさんの『さわがに』デッキみたいに自分のお気に入りの1枚を見つけて、それを使ってうまくデッキを作り、それで勝ったときの喜びはなにものにもかえられません。

マイアースはそんな気持ちを思い出させてくれる素晴らしいカードゲームだと思います。

現状カードが入手困難ですが、クラウドファンディングに成功しましたので今後パッケージを販売していく機会も増えていくと思いますので、見かけた方は手にとって遊んでみてください。

また面白いデッキを見つけたら紹介していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた。

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