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【MyEarth】カワウソデッキ(青い地球)紹介

こんにちは。セイウチPです。
今回はちょっと特殊なデッキの紹介です。

🌎絶滅危惧種の天然記念物

マイアース「第一弾」で登場したちょっと特殊な対決カード『ニホンカワウソ』をメインにしたデッキになります。

まず特筆すべきは必要みなもと
通常は単色もしくは人が追加で必要となる2種のタイプがほとんどなのですが、この『ニホンカワウソ』は『陸』『川』『海』3色のみなもとを必要とします。

そう聞くだけで、「使いにくそう」「ただの色物カードか」と思う人もいるかもしれませんが、それを実戦的に構築したのがこのデッキです。

他にも不利になる特性【消息をたつ】を持っています。
これはこのカードが捨て場に置かれたときに自分のライフが2ポイント減ってしまうというものです。

登場時は【場から捨て場に置かれた場合のみ発動】する特性だったのですが、後にナーフされ【手札もしくは山札から捨て場に置かれたときでも発動】するようになってしまいました。
『海面上昇』が怖いですね(笑)

しかしながら、コストの出しにくさやマイナス特性を持っているがゆえ、強さは驚異の8。
みなもとの色を考えなければ3コスト8点のぶっ壊れカードです。

そんな『ニホンカワウソ』を使ったデッキがこちらです。

🌎カワウソデッキのレシピ解説

デッキのカードリストはこちら


【対決カード】
ニホンカワウソ ×2
サクラマス ×3
ウグイ ×3

【サポートカード】
森の手入れ ×3
ソーラーパネルの設置 ×2
ビオトープ ×1
生物多様化の保全 ×1

【みなもとカード】
川/人 ×1
川 ×4
陸 ×2
海 ×2
人 ×6


みなもとを揃えるのが難しい『ニホンカワウソ』をすぐに出せるようになるキーカードが「サポート」の『森の手入れ』です。

『人』のみなもとを2枚使いますが、発動できれば
『陸』『川』『海』のみなもとを、なんと2枚ずつ山札からサーチして場に出すことができるんです。
正直、テキストだけ見るとぶっ壊れカードです。
が、『人』コストが2枚必要なのがものすごいネックになります。

なぜなら、このカードを効率よく使うにはデッキを作る際に3種のみなもとを最低2枚ずつ入れなければいけません。
しかもそれ以外にも『森の手入れ』を発動させるための『人』をある程度入れないといけない。
30枚しかないマイアースのデッキ構築でそんな余裕はなく、実際に使う人はほぼいないカードなのです。

ところが、3種のみなもとを持ってこれるのならこのデッキとは相性バツグン。
どうにか枚数調整をしてでも採用する価値アリなのです。

🌎カワウソデッキの採用対決カード

このデッキではメインの『ニホンカワウソ』はもちろん、その他に『サクラマス』『ウグイ』を採用しています。
連鎖のラインはこんな感じ。

『ウグイ』は『サクラマス』に連鎖できて、『サクラマス』は『ニホンカワウソ』に連鎖できます。
さらに『ウグイ』から直接『ニホンカワウソ』に連鎖することもできるので、「中抜き」でサクラマスが破壊されても連鎖破壊されません。

そして通常は下位から上に重ねて連鎖させていくことが多いのですが、このデッキの場合はまず最初に『ニホンカワウソ』を出すプレイが基本となります。
その理由はこの後説明する【混色連鎖】というルールを利用することによって使用するみなもとを節約する為です。


🌎混色連鎖とは

【混色連鎖】は、その名の通り、複数種類の属性のみなもとを使用する連鎖のことです。

混色連鎖の条件は
2種類以上のみなもとを使用して対決カードの連鎖を行う場合
・それぞれに必要な種類のみなもとが最低1枚使用すること
・連鎖するカードの中で必要コストが一番大きい数のみなもとを使用すること

わかりにくいので『サクラマス』と『オオワシ』の連鎖で説明します。

『サクラマス』に必要なみなもとは『川』4枚
『オオワシ』に必要なみなもとは『陸』5枚

これを「混色連鎖」させるのに必要なのは
・『川』と『陸』が最低1枚あること
・コストの大きい『オオワシ』の5コスト分を用意すること
です。

なので、まず『サクラマス』を『川』4枚使用して場に出していたとします。
そこに『陸』を1枚追加することで上の条件をどちらも満たせるので『オオワシ』を重ねて「混色連鎖」させることができるのです。

本来は『陸』を5枚用意しなければ出すことのできない『オオワシ』も「混色連鎖」を利用することでコストを踏み倒して場に出すことができるので覚えておきましょう。

🌎カワウソ混色連鎖の出し方

このデッキも「混色連鎖」を利用して『ニホンカワウソ』から下位に向かって対決カードを連鎖していきます。

まず3色のみなもとを使い『ニホンカワウソ』を場に出します。
その後、『サクラマス』を連鎖させる場合、すでに『サクラマス』に必要な『川』のみなもとは場に出ているので、どのみなもとでもいいので1枚追加で出すことで「混色連鎖」させることができます。

コストが『川』3枚の『ウグイ』を連鎖させたい場合は、すでにみなもとの種類も数も満たした状態なので、ノーコストで「混色連鎖」が可能です。

このように、通常とは異なり連鎖の「最上位」である『ニホンカワウソ』から下位に向かって連鎖させるのが特徴です。

🌎その他の採用カードについて

『ソーラーパネルの設置』

『人』3コストで、どれでも一枚相手の対決カードを破壊することができます。

どうしても『ニホンカワウソ』を出すまでに時間がかかってしまうことが多いのでそれまでの間このカードで相手の対決カードを破壊してライフを守ります。
連鎖を作ったあとはリーサルに使用することで一気に相手のライフを削ることもできます。

コストが重すぎるので、『エコロジカル・フットプリント』などに変えてもいいかもしれません。

『ビオトープ』

2種類以上のみなもとを使うという厳しい条件がありますが、このデッキなら自然と満たすことができます。
このカードを発動するときに1グループ対象を選択することで、そのグループは相手の『生態系の崩壊』や『乱獲』などの効果の対象にならなくなります。
『ニホンカワウソ』の【消息をたつ】で自傷ダメージが発生しないように、このカードで守りましょう。

ただし、このカードは場に残り続けるので、『人』のみなもとが固定されてしまい、『ソーラーパネルの設置』などの発動がしにくくなります。
相手の盤面を見て必要がないと思ったらすぐに捨ててもいいでしょう。

『生物多様性の保全』

このカードを発動すると対象にしたグループは一度だけ対決に負けても場に残すことができます。

『ニホンカワウソ』を出し、さらに「混色連鎖」によって点数を上げて行くため、『ニホンカワウソ』が単独で場に出てしまうことも多々あります。

そんなときこのカードで一時しのぎをすることで【消息をたつ】の発動を防いだり、次ターンに「混色連鎖」で逆転するチャンスを作ることができます。

『川/人』特別みなもと

『川』のみなもとでありながら、逆向きで場に出すことで『人』としても出すことができます。
『森の手入れ』では出すことができないので採用は一枚ですが、場面に応じて使い分けられるのはとても便利です。

ちなみに同名の『特別みなもと』はデッキに3枚までしかいれることができません。

🌎デッキの回し方

【初期手札について】
初期手札はとにかく『人』2枚と『森の手入れ』が来ることを祈りましょう。
どちらもない場合は迷わずマリガンしてもいいと思います。

また、『陸』『川』『海』『ニホンカワウソ』が都合よく来た場合は、1ターン目から8点と、とてつもないアドバンテージが取れます。

最高の理想手札は『人』2枚『森の手入れ』『ニホンカワウソ』『ウグイ』
1ターン目から山札のみなもとを6枚も出すことができ、そのまま『ニホンカワウソ』『ウグイ』で12点を叩き出すことができます。
こうなったらもう勝ちです。

【序盤のプレイ】
とはいえ、そんな奇跡はなかなか起こりませんので、序盤には不要な札を切りながら『人』と『森の手入れ』を集めます。
『ニホンカワウソ』は2枚しか入っていない上に、手札から捨てても2ダメージ食らってしまいますのでなるべく捨てないようにしましょう。

序盤に捨てるのは『森の手入れ』の2枚目以降や、防御サポート、『ニホンカワウソ』以外の対決カードなど。
『ソーラーパネルの設置』は『人』が少ない場合は捨ててもいいです。

【中盤以降のプレイ】
一度『森の手入れ』を発動することができれば、みなもと不足になることはないので、引いた対決カードを出して点数を伸ばしていきます。
盤面の状況に応じて『ソーラーパネルの設置』で相手の点数を削って対決に負けないようにしたり、防御サポートで守りながら相手のライフを削っていきましょう。

🌎さらにデッキを強化するなら

対決カードやみなもとはこのままで、「サポート」を入れ替えるといいかもしれません。

『ソーラーパネルの設置』は正直コスパがよくないので、『トヨタハイブリッドシステム』1枚と『カーボン・フットプリント』1枚を採用するのもアリです。

やっぱりコスト3だと序盤に打てなくてキツイ場合は、『エコロジカル・フットプリント』を採用しましょう。

『エコロジカル・フットプリント』は破壊ではなく山札に戻す効果ですが、「中抜き」で連鎖破壊すれば大幅に相手の戦力を削ることができます。


また、『森の手入れ』を使うことはできたのに、『ニホンカワウソ』が全然引けない!困った!
という状況が多い場合はこのカードを採用するといいかもしれません。

『森の回廊』
なんと、山札から生き物をサーチすることができるんです。
ハ○パーボールです。

このカードは「カワウソデッキ」だけでなくいろんなデッキに採用できる汎用カードです。
1~2枚は確保しておくと、大会用のデッキ構築などに役に立つことでしょう。

え?そんなカード手に入らない?

そんな方のために・・・!!

🌎クラウドファンディングでカードをGET!

『緑の回廊』を含む(と思われる)強力なカードも入った「相模湾パッケージ」が返礼品としてついてくる、クラウドファンディングが現在公開中です。

ページ内には、『緑の回廊』のほか、新イラストの『メタンガスがとけ出す』や、凶悪サポート『マイクロプラスチック問題』、新イラストの『二酸化炭素』みなもとなどが確認できますね。

海の生き物の『ギス』→『ソデイカ』→『アカウミガメ』も気になります。

そんな「相模湾パッケージ」は基本コース支援でも返礼品として送られてきます。
基本コースにはレアカードがランダムで5種ついてくるそうなので、運が良ければ今回紹介した『ニホンカワウソ』が手に入るかも・・・?

あと、ここだけの話ですが、ウルトラコースについてくる『特別支援者カード』。詳細はまだ不明ですが、どうやら相当強いカードらしいです(公式配信情報)
このクラファンでしか絶対に手に入らないとのことですが、この記事を投稿している2022/04/29現在、人数制限が残り5人だそうです!

(マイアースクラウドファンディングページから)

ウルトラコースなら「相模湾パッケージ」のほか歴代パッケージが3つとレアカードが全15種被りなしでもらえるそうなので、確定で『ニホンカワウソ』がゲットできる・・・?

さらにライフカウンター兼カード立てがついてくる豪華セットです。
(なんと現役JDのしずくちゃん、りなちゃんの直筆お礼メッセージカードも!これが一番うれしいかもしれない!)

残り日数も残り人数も少ないのでほしい方はお早めに!

次回はまた別のデッキ紹介をしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた。

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