詩:大事なあの子

あの子は見つめていた
ただ遠くを
帰る家だろうか
今まで来た道だろうか
ただ窓辺に佇み
見つめていた
あの子は星になった
キラキラと輝く
今はいずこ
彼は知っていた
色々な日常を
悲惨な現実を
ただ彼と二人
よく歩いた
何も語らず
ひたすら歩いた
彼はよく喋った
好物だったり
あの道が大好きだと
いつか救い出そう
彼ごと私ごと
ありのままを受け入れてくれた
貴方
大事な貴方
大好きな貴方
今は