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息子の1年を振り返ってみた。

1歳の誕生日を終えた息子。
あっというだったなぁという気もするけれど、それは概ね大きな問題がなく成長してくれたからだなぁと感謝の気持ちでいっぱいになる。
熱を出したり寝込んでいる時の祈る様な1日は、心配で心配で時間の経過を極端に遅く感じるもんね…

この365日で3000gだった体重は12キロになり、
か細い力でおっぱいを吸っていたお口には歯が8本も生え、
そして好物の果物にかぶりついてお口いっぱいにほおばるほどになった。
天使の微笑みと呼ばれる新生児微笑から、わははと声を出して笑う様になり
トテトテと危なっかしい足取りで歩き始めるまでに成長してくれた。

眠気で朦朧としながらも、ぐずる息子を一晩中抱き続けたり、
息してるかな、と心配で夜中に飛び起きるのはもう毎日のことで、この1年間の総合睡眠時間は出産前の半分くらいだったんじゃないかなぁ。
「自由を謳歌しているねー」なんて皮肉られる(?)ほど自由人だった独り身時代の私でも、寝たい時に寝たいだけ寝て、行きたいところへ行って、食べたいものを食べる、そんな基本的なことでさえも自分軸でできないほど、子供中心の生活に変わった。
子供が可愛いからそばに居たいとかそういうこと以前に、放っておいたら死んでしまう小さな命を守る為に暮らしたら、そうなったという感じかな。

でも、そんな自由もない1年間を振り返って間違いなく言えることは、
過去最高に笑顔になれて、過去最高に幸せな1年だった。
今まで与えてもらったどんな役割よりも、お母さんとい役割は一番楽しい。
共に生きる毎日は最高に彩り豊かだし、「責任」という名のある種の重荷はいい具合に励みになって、生活に張り合いも生み出してくれた。

私を選んで生まれてきてくれた息子。
共に生きる人生を楽しみながら、しっかりこの子の成長を見守ってあげたいと思う。

タイトルの写真は産まれた日の息子。体重3010g。体長50㎝。
サミティベート病院にて。



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