50音図

あいうえお かきくけこ などの かな の 配列表を50音図ということが、ありますが、現在の かな文字の数は47ですね。 江戸時代のころすでに かなの数は47だったのかな、 忠臣蔵が47人の志士だったことから、忠臣蔵を「仮名手本忠臣蔵」という演目で人形浄瑠璃で公演されていましたね。  ただし、江戸時代においては、現代では使われていない、かな 文字が沢山ありました。 現在は 「あ」の仮名は1つですが、同じ音の仮名は複数ありました。 他の仮名も同様です。 しっかりとした統一的な仮名表記の決まりはなかったようです。 また漢字表記についても、今よりも緩く、読み方が同じなら、様々な表記がなされていました。古地図を見ると、同じ地名でも様々な表記方法があったことがわかります。 明治初期には、漢字の読み仮名が、ある意味、今よりかっこよかったです。 様々な言葉に漢字の当て字がなされ、読み仮名がふられていました。明治の文豪の作品を読むと楽しいですよ。自由に漢字を使い、自由に読み仮名がふられています。 しかしながら、初等教育の普及の観点から、漢字や仮名の統一、簡略化が必要と考えられたようで、仮名は基本的には一つの音に一文字に統一され、漢字も、自由な当て字があまりできなくなりました。

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