天秤座と天秤座の世界線 浅野長矩と吉良義央
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ということで
もう早くも 年末ですが
まだちょっと早いけど
忠臣蔵の季節がやってまいるということで
おのおの方
忠臣蔵の宿敵の2人は
どんな感じだった?
っていうところで見ていきたいと思います
まず 浅野さんの方から
浅野長矩
もちろん生まれ時間分からないので
12時で見てます
天秤座
ホロスコープ
今ざっと見てますが
事件があったということで考えると
太陽 冥王星90度がかなり引っかかる
しかもここにしか90度がない
あと水の要素が0なんで
言うても吉良上野介はおじいだしとか
相手はこういう世界線があるかも
こういう風に思ってるかも、みたいな
想像力 忍耐力には
やや欠けているかなという印象
他のバランスはいいですけど
元々落ち着いてるし
言葉足りないゆえに手が出たとか
そういうことではなく
テキパキして頭のいい人だったと思います
ただ言いたいことが言えない状況
っていうのが長く続いたり
お役目上全てを飲み込んで
我慢しなければならなかった
というのが かなりストレスフル
であったとは思います
それと浅野さんはこの時
松の廊下の時ですけど36歳でした
惑星の年齢域で言うと火星期
この時期、中年の難しいところに
差し掛かってくるので
他の時期だったら見過ごすようなことでも
イラッとしたりカッとなったりすることが
どんな人でもちょっと多くなる
浅野さんは火星が獅子座にあるため
より強い衝動を持っていると言える
ホロスコープ見てる限りで言うと
ピタゴラスイッチっていうか
吉良さんの今までの数々のいじめがあり
それが心をよぎり
たまりたまって
いろんな衝動が動き
最終的に刀を抜いた
みたいなことだと思うんですよ
一足飛びに刀を抜いたんじゃなくて
いろんなことが浅野さんによぎって
ドミノみたいに
衝動が動いて最終的にああなったと思いますね
多分ポイントは天王星と火星だと思うんですが
浅野さんは天王星が水瓶座火星が獅子座なんだけど
(こうしてみるとたまたま
太陽が天秤座っていう感じの人なんですよね)
まあ それはともあれ
両方ともサビアンシンボルが
完璧主義と理想主義なのよ
なので思ったように行かない
理想の通りじゃないとか
それを邪魔してくる存在が
吉良さんだったのではないでしょうか
こういうタイプの人は
殿様なのもあるけど
基本望みが叶わないことがあまりない
人生を生きてるわけですね
故郷にいればみんなにちやほやされるし
それが 参勤交代で
色々な壁にぶち当たったと
いきなりクラッシャー上司に当たっちゃった
って感じですよね
浅野さんは一直線って感じで
真面目でいい人なんですが
成敗しなくてはならない
ってなっちゃったんじゃないかなと
争い事は火星も見ますので
火星が爆発したという感じと思いますね
この人が浅野さんを抑えた人ね
この梶川さんっていう人は
よほど刃傷に縁があるのか
他にもう1件現場を目撃しているそうです
江戸時代にはそういうのが多かったのか分かりませんが
浅野さんは
基本的に真面目でピュアでいい人
だけど天秤座で
涼しい顔していても
自分自身が許せない物事に関しては
どうしても我慢がならなかった
ということではないでしょうか
それと浅野さんは
29歳の時に疱瘡という重い病気にかかって
一時危篤状態で
家督を譲るという風になっていたんですが
奇跡的に持ち直したという経緯があります
これはサターンリターンですね
土星回帰の時と言えると思います
一命を取り止めた 浅野さんが
そこまで 思い詰めた理由としては 私が思うに
参勤交代してお役職がついたというのは
もう一度働ける
お家にとっても喜ばしいこと
この仕事に自分の人生の再起を賭けていたのに
っていうところだと思うんですよね
それと天然痘はあとが残るので
見える部分、例えば顔や首にあとが残っていた場合、
吉良さんが
何かそれを揶揄した可能性もあるね
あと松の廊下で切りかかった件は
ありえないと思う人も多いでしょうが
人と人が多く働くゆえゼロではない
実は色々調べると江戸時代だけでも
8回くらい 宮中での刃傷沙汰というのはあり
サラリーマン同士でも揉めてニュースに
なることもありますから
さて吉良上野介を見ましょうか
吉良義央
天秤座
そう 同じく 天秤座 なんですよ
同じ星座というのは似てるから
仲良くなりもするし
腹立つ面もありますよね
今見てるんですけど
浅野さんと 吉良さんは
水星乙女座も一緒だし
太陽天秤座も同じ
特に水星が本来の位置にいるので
細かくうるさいっていうのは
両方ともあったんじゃないかと思いますね
お互いのしきたりの
概念に対してもめたというか
ちなみに分かりやすい例を出すと
石丸さんが
最近話題になっていますが
彼も水星乙女座です
サブウェイではパンはカリカリにして欲しいものだが?
みたいな感じでお互い異様な細かさで
揉めたところはあるかも
元禄時代サブウェイないが
吉良さんの場合は隣に火星もいるので
インテリで攻撃力も毒舌もすごい
みたいな感じだったんじゃないかな
あと天秤座の悪い面として
部下には優しくない
上司には穏やかな人物みたいに
ごく自然に内面外面を使い分けていた
可能性もありますね
処世術としては必要な面もあるんですが
吉良さんは高貴な生まれで楽観主義者だし
もともと自己主張が激しいんですよね
まあ役職と地位の高さからある程度
仕方ないとは言えますが
クセ強のめんどくさい上司
ではあると思うけど
おだてに弱い
天真爛漫な人物ではあったと思うんだけど
浅野さんが激怒するような
何があったか分かりませんが
そんなにホロスコープ 的には
悪いやつ!!
でもないですけどね
ただ病的にこちらも完璧主義というか
整っていないと気に食わないみたいなのが
あった気はします
それゆえにお互いの完璧主義がぶつかった
という言い方であっているでしょうか
この場合 浅野さんと吉良さんは
朝廷の位では立場身分が違っていて
つまり吉良さんからすると
やつは生意気だ
田舎者め
身分もわきまえず
ってところはあったかなと
言うてもこっちには松平家がいるぞ
みたいな感じ
だったんじゃないかなと思うんですよね
まあゆえに差別意識
そして 法律 のもとに
全てを明らかにしようとするところ
天秤座のこれも側面ではありますけれども
表向きはね
天秤座っていうのは博愛主義なんですよ
みんな報われるといいね
ところが 裏を返すと自分のお仲間
好きな人
大事にする人は取り立てるけれど
取るに足らない人
嫌いな人
苦手な人
身分が下の人は、知らない
みたいなところもあるわけです
狭いソサエティが全部
と思うところがある
もちろん全員ではないですけどね
それと この時
松の廊下と最後 討ち入りの時
吉良さんは51歳でしたが
今考えると若いですけどね
惑星の年齢域では木星の時期です
吉良さんは木星のサビアンシンボルが
かなーり自分勝手なサビアンなのもあり
この時期はもう俺もおっさんだし
そろそろ隠居だろうし
ちょっとはじけさせてもらおう
わいろもよこせ
適当に自分勝手に
みたいなところが
強く出ていたのじゃないかな
という風に少し思いますね
これは今のサラリーマンとかでも
あると思うんですけど
40代から50代の木星の時期を生きている上司が
適当に部下に仕事を押し付けてくるとか
見通しが甘いのを
30代の火星の時期の部下が
カリカリして見ているみたいな
でね
ここで思いを馳せて欲しいのが
誰しも30代後半はカリカリしてたわけですよ
基本的にね
だから何もしないなと思ってる
適当な上司とか あなたにいたとしても
その人たちも青春時代や
20代30代の怒涛の時期を
子育て、昇進、夫婦関係、
情熱と怒りと共に駆け抜けている
可能性はあるんですよね
それらをやっと終えて
一瞬 安楽の地に来た
っていうのが 40代終わりから50代なんですね
今後 老後という厳しい時代になります
それが 土星の時代ですから
その前が木星 なので
だからまあ 何があったかわからないけど
浅野さんに言いたいのは
そこまですることでしょうか
ってことでもあるし
あんた ここ 我慢 しとけば
赤穂だって安泰だったでしょ
って36歳の男に言うのも何ですが
吉良さんに 言いたいのは
あなたは良くても部下は我慢してるかもよ
ってことでもある
吉良さんはグランドトラインっていう
ラッキーと言われる三角形があるんやけどね
これがある人はラッキーな反面
見通しが甘いんだわ
みんなが自分と同じように賛成してくれる!
っていう風に思いがちなんですが
そうじゃないのよ
同じ星座っていうのは
仲良くもなれるんですけど
自分にもあるところが目につくとイラッとする
存在でもあるんですよね
ですので あなたのお父さんとお母さんが
例えば 天秤座で同じ星座
夫婦仲もいいです
それは良かったね
一心同体で結婚したね
しかしあなたも天秤座なわけじゃないからね
その場合は子供のあなたをエイリアンとして
夫婦の学びが始まるということになりますね
こういう事件は嫌な風に
人の人生を変えてしまうし
関係者の全ての人
多くの人の人生がこれで変わりましたよね
だからかなり大きなことでした
松の廊下は牡牛座のシーズン
吉良邸への討ち入り自体は
水瓶座のシーズンでした
私個人は淀川長治先生の
塩くらいつけ届けくらいしたらええがな
あんなおじいちゃん追い詰めて
忠臣蔵、僕、嫌い
という意見に賛成なんですが
歌舞伎にもなってますし
物語としては面白いんですけど
消費しちゃいけないですよね
あんまりね
とはいえ いくつもある中で私が見てきた
忠臣蔵映画
忠臣蔵
映像ないですが
浅野役の市川雷蔵が異様に美しい
それだけで見る価値があります
映画は大映
忠臣蔵 櫻花の巻、菊花の巻
中村錦之介の浅野もきれいだよね
片岡千恵蔵さんの大石の安心感
サラリーマン忠臣蔵
続・サラリーマン忠臣蔵
森繁久彌の大石内蔵助がなかなか見せます
森繁と三船敏郎が同じシーンがあるんですが
宇宙の酒場のようです
四十七人の刺客
映像なくてごめん
高倉健と宮沢りえが結ばれるわけないだろ
と思いつつ観ました
赤穂城断絶
これも面白かったですね
役者が揃っているんですよね
まあしかしこういう物語も
今後、時代で
評価は変わっていくのかもしれませんね
色々な意見があっていいのです
Akiraseiastro