使えてない筋肉を見つける具体的な方法

おはようございます。


メルマガの内容よりも
冒頭の、このあいさつ文を考える方が、
やたらと時間がかかっているので
バレないようにコソッとやめようと思っている
整体庵大空の下大前です。


さて
前回のメルマガでは、
「身体の痛い部位が悪いことはほとんどない話」
をしました。


「痛い部分には原因がなく、
本来悪い場所というのは
痛くも痒くもならない。」
というお話でしたね。


実際の身体で起きていることと、
ぼくらが頭で考えていることには、
ズレがありがちです。


結構大切な話なので、
じっくり学びたい方は、
今日のお話を読む前に
もう一度前回のメルマガを読んでみてください。


今日はその続きなので
じゃ具体的に
「使えない筋肉」をみつけるには
どうすればいいの?
というお話ですね。


いきなりなんですが、
今日のメルマガは理解はできても実践するとなると、
難易度が高いです。


でも重要なので、
やれそうな方は日常的にトライしてみてください。


トライできそうにない方もご安心くださいね。
いざ身体が痛くて悩んだ時には、
必ず参考になるお話なので、
頭の片隅に入れておくだけでもOKです。


それでは早速本題に。


結論として
以下の5つがあると考えています。


【使えない筋肉をみつける方法5つ】
1、まず自分の身体がどこを酷使する癖があるのかを知っておく
2、慢性的な痛みがある時は「使えない筋肉」をみつけるチャンス
3、ケガや事故の時に強制的に気付かせられることもある
4、普段はやらない動きをやってみる
5、信頼できる整体師やトレーナーに相談する


一つ一つ解説しますね。


文章でも解説しますが、
この辺りはどうしても感覚的な話が多めになるので、
文章と同時にぼくの音声チャンネル
「整体師のカラダとココロの話」でも解説しました。


文章と合わせて聞いてもらえると
かなり理解は深まると思います。
よろしければどうぞ。
ちなみに音声の方がたぶんわかりやすいかもしれませんので、
お時間がある方はぜひ音声もどうぞ↓



(音声)
#378 【レター回答】使えてない筋肉のみつけ方
https://stand.fm/episodes/61cd7f0c074719000608ccb1 





【使えない筋肉をみつける方法】
1、まず自分の身体がどこを酷使する癖があるのかを知っておく

これはとても重要です。
なぜなら
これをまず自覚できていないと、
どこが「普段使えない筋肉」か分かりにくくなってしまうからです。

具体的には、
普段よりもかなり長い時間ぶらぶらと街を歩いたや、
慣れた運動をたくさんやった時に、
いつもここが疲れるな〜という場所を
まず覚えておくことですね。


これはわかると、
それ以外の筋肉に張りが出たときに
「あ!ここは普段使えない部分かも…」
と気づきやすくなります。


普段疲れやすい部位ですから
痛み、張り、こり、関節の強張りなどが出やすい部位なので
わかりやすいと思います。


これをまず自覚することからスタートです。
次に「使えない筋肉」を見つけていく方法をお話します。




【使えない筋肉をみつける方法】
2、慢性的な痛みがある時はみつけるチャンス

ぼくも皆さんと同じように(当たり前ですが)
身体が痛くなります。
この痛みが出たときがチャンスで、
痛みが出ると「かばう」動きが同時に出ますよね。


痛みからはなんとか逃れようとしますから。
「かばう動作」は=悪いこととしてネガティブに捉えられますね。


「痛みをかばっていたら、
別のところまで張りがでてきた」
とおっしゃる患者様も多くいらっしゃいます。


ぼくは
このかばう動きによって出現する「別の場所」こそが
「普段使えない筋肉」だと考えています。


前回のメルマガでお話した通り、
使えない筋肉は自覚しにくい(できない)です。


しかし、
慢性的に痛みが出ている時はチャンスで、
その痛みをかばうことで生まれる動きは
明らかに普段しないような動きです。


普段使えず自覚できない筋肉が「かばう」ことで、
自覚できるようになります。


これは素晴らしいことです。
なのでぼくは痛みを感じることはみなさん同様ありますが、
痛みを治すという感覚はありません。



自分の使えない筋肉を探すために、
その痛みを利用しています。

そうすると、
痛みがあることがネガティブではなく、
痛みによって自己成長できるとようになります。


アスリートなら、
痛みを抱えるたびにより洗練された動作を身につけて、
今までよりもパフォーマンスがアップするかもしれません。


痛みが苦痛であることは間違いないですが、
そんなふうに痛みを利用するのも一つだと思います。



【使えない筋肉をみつける方法】
3、ケガや事故の時に強制的に気付かせられることもある

先程、慢性痛についてのお話をしましたが、
ケガや事故など突発的な出来事によって気づくこともあります。

具体例を一つ。

ぼくの患者様が、
以前ぼくの整体院で転倒し、利き腕の右肩を骨折したことがあります。
(この事故の原因は完全にぼくです。)


救急搬送すると、
どうやら右肩は手術が必要なほど重症です。


手術後、
ぼくは神妙な面持ちでお見舞いに行ったのですが、
そこでこんなことを言われました。


「先生!ありがとう!
60何年生きてきて、左手がこんなにつかないことを初めてわかった!」


ぼくは一瞬「はい?」となりました。


でも、
実際はその通りで、
利き手を使えなくなる経験をした人はわかると思いますが、
見事に左手を使えないことを痛烈に自覚できます。


これも
「使えない筋肉」を自覚したことになります。


ちなみにこの患者様は、
太極拳をされている方で、
この事故によって左手が使えないことで、
出来ない動作があったとおっしゃっていました。


今では太極拳の師範を育成する立場で活躍されています。

ぼくがお見舞いに病棟にいくと、
ベッドには太極拳の剣が置かれていました。
ケガや事故も、
結局は自分を成長させてくれる出来事であることを
この方からぼくは学ばさせていただきました。



【使えない筋肉をみつける方法】
4、普段はやらない動きをやってみる

2と3は痛みやケガを利用して気づく方法をお伝えしました。
これはそれよりはやりやすい方法です。


例えば、
普段山道を歩かない人が、たまに山道を歩くと、
信じられないほど筋肉痛になりますね。


普段雪道を歩かない人が、
雪道を歩くと、
これまた信じられくらいの筋肉痛になります。笑


これって実は重要なことで、
普段しない動作をするから、
普段使わない筋肉を使い、普段使わない筋肉を自覚することができます。


世の中では、
○○が身体に良い運動などと言われますが、
どんなにいい運動でも、
それをやり慣れてしまうと、
使えない筋肉を自覚することはできません。


雪道を歩くことが身体に良いのでなく、
普段雪道を歩かない人だから、雪道を歩くと良いんです。


雪国の人なら、
雪道に慣れているので
アスファルトの上を歩くように自然に歩ける人が多いです。


普段しないような運動を時々やってみることは、
「使えない筋肉」を自覚するために大切な刺激になるので、
思いたったらやってみましょう。




【使えない筋肉をみつける方法】
5、信頼できる整体師やトレーナーに相談する

上記1~4を実践する中で気づいていけますが、
最終的には誰かに「客観的に自分の身体を見てもらう」
ことも大切です。
(ポジショントークみたいでごめんなさい)


やっぱり自分1人で「使えない筋肉」に
気づくには限界があります。


時々は
客観的に誰かに自分の身体を観察してもらうことが、
自分の身体をよく知ることにつながります。


例えば
「自分は背が低い」というのは、
背が高い人がいるから気付けることですよね?


自分以外誰もいなかったら、
「自分は背が低い」ということを気づけません。


人って自分1人では、
何も気づけないし、何もわからないんだと思います。


誰かがいてくれるから、
自分は自分として存在できています。


わからない時は専門の先生に、
「この痛みどうにかなりませんか?」ではなく、
「ぼく(私)の使えない筋肉はどこですか?」
と聞いてみてください。


正直、この質問をした時の相手の反応で、
身体のプロとしての力量を一瞬で判断できますから。


ぼくでよければぼくに聞いてください。
ここを見抜けるかどうかが、
整体師としての腕の見せ所なので。笑


ということで、
使えない筋肉を見つける方法についてお話しました。


今日のメルマガは以上です。

ではまた3日後にお会いしましょう!


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