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日本の男尊女卑について考える。

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あくまでも私見ではありますが 日本における男尊女卑の歴史について書いてみました。
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#出雲神話

日本の男尊女卑についての考察㉜(古事記⑤出雲神話④天津神現る!③)

ここまで読んでいただけて、 とても感謝しております。 皆さん、楽しんで いただけていますかね? 前回は、アマテラスの目論見が ことごとく、敗れました。 というところでした。 今回は、さらに強行な手段に 打って出ようというお話です。 アマテラスは天津神達と ナカツクニをどうやって 我が直族に譲らせるかという 話し合いが進められていました。 思比金は皆に 提案しました。 「今度こそ、必ずや ナカツクニを譲ってもらわねば ならぬ。 そこで、武神:武御雷神は いかがであろう?

日本の男尊女卑についての考察㉛(古事記⑤出雲神話④天津神現る!②)

今回も読んでいただき 本当にありがたく思います。 前回は、天若毘古が天から授かりし 弓矢を携え、豊葦原中津国に 国を譲れと派遣されてきた。 というお話でした。 今回は、ワカヒコに詰め寄られる オオクニヌシがどう出るか?という 場面から話は進みます。 宮で対峙する両者 先に口を開いたのは ナカツクニの長・オオクニヌシでした。 「これは、高天原より よくぞ、来られました。 ワカヒコ様。 我が家来アメノホヒより 聞き及んでおります。」 とワカヒコに和やかに伝えました。 アメ

日本の男尊女卑についての考察㉙(古事記⑤出雲神話③大国主②共に国を造る。)

いつも読んでいただき  すごく嬉しいです。 今回もよろしくお願いします。 前回はオオクニヌシの 身の回りのお話でした。 その実は、外交のお話に 通じる内容でしたね。 今回は国造り いわゆる内政のお話と 言えるかもしれません。 それでは、始めてまいります。 ここは、何処かの浜辺 オオクニヌシは国造りを行う 上で一人では、とてもではないが 成し得られるものではない。 と浜辺で途方に暮れていました。 すると海の彼方から 天乃羅摩船に乗っている。 (ガガイモで造られた船) と

日本の男尊女卑についての考察㉘(古事記⑤出雲神話③大国主①恋愛遍歴)

ご愛顧感謝いたします。 今回は、オオクニヌシの浮名の数々を 紹介していき、さらに 考察を重ねたいと思います。 オホアナムヂは オオクニヌシ(大国主)となり 出雲国を発展させていくんですが その経緯もまた、紆余曲折が あります。 このオオクニヌシという神様 結びの神としても有名で、 さらに、超のつくモテ男としても 有名で、そして、日本において 別名が多い神様 としても知られています。 オホアナムヂ、オオクニヌシ、 ミモロノカミ、ヤチホコ、 アシハラノシコオ、 ウツシクニ

日本の男尊女卑についての考察㉗(古事記⑤出雲神話②オホアナムヂ君奮闘記⑤)

いつも読んでいただき、 誠にありがたく存じます。 今回は、オホアナムヂの 真摯な姿勢に安心して深く眠りに ついてしまった 荒ぶる神スサノオと言う 場面からのお話になります。 オホアナムヂに自らの髪の毛を 完全に預けて眠ってしまった。 スサノオ その機会を好機と オホアナムヂはスサノオの宮に ある太い柱にスサノオの髪の毛を 固く結び宮を後にしました。 宮の入り口を大岩で塞ぎ スセリヒメの元に駆け出しました。 スセリヒメは、スサノオの持つ 至宝・生太刀・生弓 そして、自

日本の男尊女卑についての考察㉖(古事記⑤出雲神話②オホアナムヂ君奮闘記④)

いつも読んでいただけて、 誠に嬉しく思います。 今回は、引き続き スサノオの試練のお話から させていただきます。 蜂とムカデの寝屋から 生還を果たしたオホアナムヂ 翌朝、スサノオの前に 平伏します。 スサノオは、オホアナムヂを ひと睨みし、威圧するが如く 口を開きました。 「昨日も、よく眠れたようで 何よりである。 ところで青年、 今日は、我と葦原に参ろう。 着いて参れ。」 とオホアナムヂに伝えました。 オホアナムヂとスセリヒメは スサノオに従い葦原に着くと スサ

日本の男尊女卑についての考察㉕(古事記⑤出雲神話②オホアナムヂ君奮闘記③)

いつも読んでいただけまして 誠にありがとうございます。 今回は、オホアナムヂが 根の堅洲国へ逃亡した後の話から 始めたいと思います。 オホアナムヂは木国から 木の虚(うろ)を通り 根の堅洲国に辿り着きました。 ゆっくりとその国を歩いていると とても美しい女性が現れました。 この女性の名は スセリヒメ(須勢理比売) オホアナムヂは彼女に心を奪われ 彼女もまた、オホアナムヂに 心を奪われてしまいました。 オホアナムヂは彼女に 今までの経緯を説明すると 「我が屋敷にて こ

日本の男尊女卑についての考察㉔(古事記⑤出雲神話②オホアナムヂ君奮闘記②)

今回もよろしくお願いいたします。 では早速お話を進めさせて頂きます。 前回は、 オホアナムヂ(オオクニヌシ)と ヤガミヒメが愛でたく契りを 交わすことが出来たという エピソードで終えましたが ヤガミヒメからの 婚儀の断りによって 八十神(ヤソガミ)達 (オホアナムヂの兄達)の 心中穏やかではありません。 末弟オホアナムヂに 対しての悔しさ、憎さは 最高潮に達してしまっています。 八十神達は末弟オホアナムヂを 殺害してしまおうと企てます。 最初に、八十神達は オホアナ

日本の男尊女卑についての考察㉓(古事記⑤出雲神話②オホアナムヂ君奮闘記①)

いつも読んでいただいて、 とても嬉しく思います。 今回も、よろしくお願いします。 まず、オホアナムヂ君のご紹介 オホアナムヂ(のちのオオクニヌシ)には 八十神(ヤソガミ)と呼ばれる 多くの兄達がいました。 古事記においては 誰それという記述は見当たりませんが 兄達はとても多くいると言う意味を込めて 八十神と表記されます。 ちなみに、古事記には時折 数を明確に出来ない事象の例えで 八という字を多用していると見受けられます。 (八百万の神々、八十神などなど) ややこしいので