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高齢者用居住区の構築 in鉾田  partⅡ

オーロビルに学ぶ

Vision of the Village
Auroville Community

人間の一生

人間は生まれ、生き抜き、そして終える。
生まれるときは誰かの力を借りて、そして親や社会から教育を受けて人生を過ごし、最後は一人でその人生を終える。
人間誕生以来、この流れは変わらない。多分。
“The Journey of a Human Life”
Humans are born, they live through, and then they end.
When born, they need someone’s help, receive education from parents and society to live their life, and at the final stage, they are alone.
Since the birth of mankind, this flow has not changed. Probably.

Thatch Roof


Auroville is a universal township in the making for a population of up to 50,000 people from around the world. The concept of Auroville - an ideal township devoted to an experiment in human unity - came to the Mother as early as the 1930s. In the mid-1960s the concept was developed and put before the Govt. of India, who gave their backing and took it to the General Assembly of UNESCO. In 1966, UNESCO passed a unanimous resolution commending it as a project of importance to the future of humanity, thereby giving their full encouragement.

オーロビルは50,000人規模の人々のために建設中のユニバーサルタウンです。オーロビルのコンセプト - 共同居住形態の実験地を目指したタウンシップ - は、1930年代にマザーによって初められました。1960年代半ばにこの概念がインド政府に提出され、政府は支持を表明、ユネスコの総会に持ち込まれました。1966年、ユネスコは人類の未来にとって重要なプロジェクトとしてこれを称賛し、全会一致で通過、全面的な支持を与えました。


自然とともに自由に生きる

自然の風景の中で、風を感じ、太陽に照らされ、緑に癒され、周囲の人々と心地よい会話を交わす。そんな気持ちのいい暮らしが望み。

そういう価値観を共有できる人々が集まってお互いに助けあい、時には教えあい、ゆったりと暮らすのはいかがですか?

そういう暮らしができるとしたら、それは社会の一線を退き、仕事のためにごまかしの言葉を並べる必要のなくなった、自由な高齢時代でしかないのでは。

その世界には必要以上の欲もない、欲がなければ余裕が生まれる。心が穏やかになる。健康でいられるかもしれない。

日本は戦後復興から始まり、経済成長を成し遂げ、世界でも類を見ない急成長をなしえた国家となりました。
しかし、バブル景気崩壊、その後のデフレの長期化、そしてデフレからの脱却期となってる今、一体どうでしょうか。

1989年に消費税が導入され、社会保障という甘い言葉で税率アップが重ねられ、もはや社会保障という言葉は消え失せ、今度は少子化対策という言葉に変えられた。国は存続してもその国の国民が何とも不幸だということになったら、一体どうなんでしょう? そんな社会になってしまっているのが今の日本では? 

面白いことに、日本の人口のピークは2004年あるいは2008年ということになっています。
これは消費税導入後に多少の年数のズレを加味した時に、果たしてこの消費税という人心を冷やす税金の導入が少子化に影響を与えた、という推論は成り立ちえませんか?
専門家たちはボケナスさんでしょうか。

今、団塊世代時代をどうやって切り抜けるかが官僚たちの最優先課題、彼らが世論誘導しながら着々と行っているのは、政策群を注意深く見ていれば透けて見えてくる。高齢者にとってはとても肩身の狭い、やりきれない時代、ではないでしょうか。

思い切って、高齢者は居住区を分けていただいて結構、という気にもなるわけで、年代の近い人々がコミュニティーを作ることによるメリットはいろいろあると考えるのですが。

高齢期になると身体が効かなくなってくるわけで、そういった情報交換もお互いにできる。お互いにシンパシーを持ちあえる。病気の早期発見もできる。なかなか自分の判断だけでは病院に行くのもままならないが、誰かに後押しされれば行きやすいもの。
ちょっと調子が悪い時などはお互いの助け合いで、食事を気遣ってもらえたりお庭の手入れなども手伝っていただいたり、そのうちロボ子の登場は待たれるわけですが・・。
中に一人親世帯なども混合されていれば、子供が一人でいるときに声がけをしてあげたりもできます。

公助の前に共助の力を発揮できるのは、特に高齢世代のいいところかと。
財務省だってお喜びになるはずですが。

具体的に

では、そういったコミュニティー創造のためにどういった手順が求められるのでしょうか。
まず、そこでどうしても欠かせないものから考察してみましょうか。

何が必要?

house


憩いの場









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