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【神経心理学】百合と学ぶ神経心理学

   なんだこのタイトル??神経心理学の紹介に百合を絡める必要は全くありませんね。まあでも自分のやる気に繋がるので無理やりにでも百合を突っ込んでいきます。そもそも神経心理学ってなんだよってところから。

1.神経心理学とは?

神経心理学(しんけいしんりがく、英語: neuropsychology)とは、脳を中心とする神経系と、言語・認知を中心とする精神機能との関係を究明する学問である。脳の損傷が、行動および精神へどのような影響を及ぼしているのか研究を行っている。
引用 Wikipedia

ーーー終ーーー


...すみませんわたしにも話をさせてください。

   「神経使うなぁ」というセリフ、1度は言ったことのある言葉ではないでしょうか?何となくのニュアンスでは「気を使う」とか「注意を払う」というような意味あいですかね。このニュアンスの神経とはつまり集中、目の前のことにどれだけフォーカスするかということです。しかし神経心理学で用いる「神経を使う」とはもっと広義の「見たり、聞いたり、感じたりした末に色々と考えること」といった意味合いになります。

   例えばまちカドまぞくの「桃シャミ同人絵」を前にしたとき、私たちは見ている絵の形や色を知覚し、それがつまり何なのかを記憶と照合し、「(うーん?これは桃シャミ!)うひょひょ...w」となるわけです。これを実際に行っているのは頭蓋骨の中で活動する脳みそ君。脳みそ君は引きこもりですが、彼がいるから百合が尊く感じ、次の百合絵はないかとpixivを徘徊できるんですね。もっと言ってしまえば人間が行う全ての行動は引きこもりの脳みそ君に掛かっているということになります。そして私がそう思うよりずっと前、これと似た考えについてカナダの脳外科医、ワイルダー・グレイヴス・ペンフィールド医師がもっと頭のいい感じで提唱しておられます。

  ペンフィールドの代表的な言葉に「頭の中の小人(ホムンクルス)」というものがあります。脳には感覚を受けたり身体に運動を指示するための責任部位が細かく決まっていて、それを頭の中に住む小人の絵に例えて図示した際に使われた言葉です。あくまでイメージの話なので実際に小人がいるということではありませんが。(映画「メン・イン・ブラック」に登場する宇宙人に似たようなのがいた気がします)。上記のリンク先に小人の絵が載ってますのでそれが分かりやすいかもしれません。

   しかしもし本当に頭の中に小人が住んでいるとすれば、桃シャミ同人絵を前にしてニチャアしてしまっても自分を責める必要はありませんよね。何せ悪いのは頭蓋骨の中で百合絵に夢中になっている小人なんですから。あとシャミ子が悪い。ペンフィールドの話しに戻りますと、彼の主張は正しくは体性感覚と身体運動機能に焦点を当てたものなので、何かを見たり聞いたりする機能はそこまで語られてはないのですが...。ともあれこの例えを使うならば小人は頭蓋骨の中に住んでいて、色んな情報を外から受け取ったりそれを解析して判断をするまさに中枢、自分の目では決して見るのことのない私たちの本体であります。そして神経心理学とは...

頭の中にいる小人の姿とその生態を明らかにする

これを目標とした学問とわたしは考えています。

2.何の役にたつの?

   小人のことが分かったところで何か意味ある(笑)?とか、皆さんの小人が5chに書き込みたがっているのが見えます。やめてくれ、その攻撃はわたしに効く...。しかしそんなこと言っている皆さんの小人も他人事ではない要素をはらんでいます。

   例えば脳梗塞という病気、ご存知の方も多いかと思います。脳動脈の狭窄や閉塞により虚血が起こり、脳組織が壊死に至る疾患です。皆さんもネットから供給される百合コンテンツが通信障害により途絶えたりしたら間もなく絶命しますよね、そんな感じです(適当)。日本では脳卒中が死因の第4位ですから、その1つである脳梗塞は身近な病気と言えます。脳梗塞は病巣が脳実質のどこに出来たかによって障害が異なります。簡単に例を出すと、脳の左側が壊死すると言葉の理解や表出に障害が出る場合があります。皆さんの小人はいつもvtuverの百合営業に夢中になっていると思いますが、小人の耳や口あたる部分は脳でいう左側に付いているので、そこが壊死した場合女の子同士のてぇてぇ会話を聞いても意味がわからなくなったり、何がてぇてぇのかを言葉にして表現することが難しくなります(症状の質や重さはケースによる)。運動麻痺がある場合右手でチャットを打つのも難しいでしょう。これは実際に人体の一部として存在する本物の耳や口、腕自体の機能に何ら問題がなくても起こり、あくまで小人の問題によります。こんな症状が出た時に全く原因が分からなかったらどうでしょうか。小人のことを少しは理解しておきたいと思いませんか?

   脳機能が問題となる病気は他にもたくさんありますが、神経心理学という学問は主に、何らかの原因によって脳にダメージを負い脳機能が低下してしまった人(患者)を理解するために必要となります。患者さんの訴えに加え、頭部MRI等の画像検査で脳の形態を覗き見たり、心理検査を行うことで記憶、言語、視覚、推論する力がどの程度機能しているかを評価して、直接見ることは出来ない小人の姿や生態を調べるんです。こうした情報無くしては正確な診断をしたり診療の質を担保することはできません。ですから小人の目はどこについている?耳は?どんな活動をしてる?とか、彼がダメージを受けると現実では何が起り得る?ということを神経心理学は研究しているんですね。

3.さいごに

   改まってやると神経心理学の概ねや必要性を説明するのって難しいですね。親友に対していつもはスキンシップしまくるのにある日相手を1人の女性として意識してしまって目も合わせられなくなった女の子のハートと同じです(ちがう)。ともあれ、私たちが百合を尊いと感じられるのも小人が健康でいてくれるおかげであり、そう思うと自分の小人に感謝したくなりますね。今回の話は別に百合を絡める必要は全くないのですが、わたしの中の小人は百合以外に興味を示さないのでやむを得なかったということです。
   今後も同じような低クオリティにて神経心理学の記事を書いていきます。百合作品の紹介共々よろしくお願いいたします。

#百合  #神経心理学
#まちカドまぞく  #vtuver

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