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新型コロナウィルスの再感染(その1)

新型コロナウイルスに再感染をしてしまった。前回の感染は,2022年の7月末であったので,23か月ほど間が空いていたことになる。ワクチン接種の最後は,2023年5月で13か月ほど間が空いていた。油断したつもりはないが,抗体はかなり減少していただろう。
今回の経過は,最初の感染と同じような経過を経ながら,少し軽いという印象である。早めにパキロビッドパックを処方してもらったことも,多少の効果はあったかもしれない。なお,パキロビッドパックは,発熱のぶり返しなどリバウンドが40%の人にあるとされているが,もとが軽症だったこともあって,私の場合には,リバウンドは経験しなかった

0日目

午前

朝,若干体調に違和感を感じて,普段は余りしない検温をする。36度台。それなりに予兆を感じていた事になる。

午後

夕方の検温で,38.5度となる。午後の体温上昇は、前回の感染と同じという印象があるので,再感染を疑う。
他の体調変化としては,鼻水が出る。ただし,もともと血管運動性鼻炎なので,異常な兆候とは言えない。
簡易検査キットを取り寄せたが,この段階で検査しても反応が出ないと判断し,翌朝検査を計画した。

1日目

午前

朝の検温では,36.8度。普段が低体温なので,やや高めの体温である。念の為、血中酸素濃度も計測したが,97と正常値の範囲。
他の症状として,喉に若干の違和感がある。お通じは,軟便であったが,異常というほどではない。そして、倦怠感は強い。
簡易検査キットを使用する。明確では無いが,うっすらとラインが現れた。
パキロビッドパックを処方する実績のある近所のクリニックを探し出して,簡易検査キットを持参して受診。このキットの検査結果の結果を見て,医者は,追加の検査を行わず,新型コロナウイルスの感染と診断する。
医者としては,パキロビッドパックまでは必要ないと判断したようだが,希望して処方してもらう。他には,鎮痛薬のカロナールと咳止めにメジコンを処方していただいた。
パキロビッドパックは,薬剤の相互作用が強いため,なかなか処方は難しいので医者としては,及び腰になるようだが,私の場合は,血圧,糖尿病,痛風のような維持療法薬があるが,いずれの薬についても,そのような問題は無かったのは幸いであった。
パキロビッドパックは,流通量が少ないため,薬局を探すのに一手間かかる。案の定,病院の近所の薬局には無く,データベースで検索してもらい,別の薬局を紹介される。
在庫を持っていた薬局でも,パキロビッドパックなど,たくさんでるものではないので,一パックだけ用意されており,在庫が無くなり次第補充するとのことだった。

午後

午後,パキロビット投薬開始。体温は36度一分と平熱。但し,強い倦怠感があり,寝床を動くことが出来ない。
喉の違和感は,夕方まで続いたが,その後消失し,鼻水も出なくなった。結局,カロナールもメジコンもほぼ使用しなかった。

2日目

午前

午前中の体温は36度台,ただ,倦怠感がそれなりにある。もっとも、起き上がって試しにスクワットをしてみたが,そのくらいの元気は残っている。
パキロバック2回目の投薬
特に副反応らしいものは無い。

午後

夕方,体温の上昇はない。
パキロビッドパック3回目の投薬
本当にパキロビッドパックが効果があるかどうかはわからないが,平熱は維持されている。
まだ、倦怠感があり,一日寝床で過ごす。

3日目

午前

前日と状況は変わらない。
午前中,パキロビッドパック4回目の投薬
体温は平熱。
倦怠感は少し軽減されているという気はする。
しかし,予定されていたオンライン会議は欠席する

午後

午後,パキロビッドパック5回目の投薬
午後は,本来イベントに出掛けるはずだったが,当然欠席し,ZOOM参加もとりやめた。それだけ倦怠感が継続しているという証左ではある。

4日目

午前

午前中,パキロビッドパック6回目の投薬。
副反応らしいものは,ない。

午後

午後,パキロビッドパック7回目の投薬。
明日までは療養しておこうと決め,一日寝床にいることにする。

5日目

現在の5類基準では,療養の最終日になる。たまたまであろうが,確かに倦怠感はほぼ無くなった。午前中,パキロビッドパック8回目回目の投薬。
寝床から起きあがり,整理整頓。
日曜日なので,家の中でのんびり過ごすことにする
午後,パキロビッドパック9回目の投薬

6日目

午前

パキロビッドパック最後の投薬。
倦怠感は,完全に消失した。
勤務に戻る事にする。
この日は,午前に地方から来客があり,午後は,対面での作業がある。
隔離期間は終了しているが,他人様に迷惑をかけるわけには行かない。パキロビッドパックは,ウィルス排出量を劇的に抑制しているはずだが,実際は目に見ることが出来ないので慎重になる。マスクをして,なるべく距離を置くことを心がける。

 午後

昼食は,コロナ明けで体力をつけるつもりで,うな重を食べることにした。ただし,席は,なるべく人から離れたところをと思っていたが,幸い,他人様から離れた席を確保できた。
午後,対面しなければならない作業は,私が遠くにいて,もう一名の同行者が作業をする方式とした。
幸い、その後も、周囲に感染者は出なかった。

明日からは,通常の生活に戻る。

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