見出し画像

今日のヒント30:人をほめることは、ほめられた人にも、ほめた人にも良い効果

日々、ほかの人をどれぐらいほめることができていますか?


「ほめると、つけあがるから、厳しく指導した方がよい」
という、昔ながらの部活動での指導や子供のしけでも、正しいと信じて
行われてきたことです。
残念ながらも、今も続いてしまっている現状もあります。
叱るのは、根底には叱る人の不安があるのかもしれません。
相手を、信頼できないのでしょう。
私が、叱ることが本当に必要だと思うのは、例えば子供ならその子や他人に危険が及ぶようなことが、起こる可能性がある時は、
しっかり何がどういけないのか言って叱る必要があると思います。
めったにない非常事態ですから。
何でもかんでも叱っていたら、「いつものことでしょう」と叱られた方は感じ、効果はなくなります。

叱るより、ほめるほうがとってもパワフルな効果


実験でも、ほめたグループとほめないグループでは
リハビリの歩行訓練の効果や計算問題に取り組む課題など、
ほめたグループの方が、より成績が良いとされています。
まして、叱られるとやる気が低下していきます。
𠮟られないことが、目標になってしまいます。
本来の目的達成意識が、薄れてしまいます。
➡やっぱり叱るより、上手にほめてやる気を導き伸ばす方が、
みんながハッピーですね。

人をほめることの効果

他人の良い点を、意識してみるようにしていないと、
なかなかほめ言葉というのは、出てこないのではないでしょうか?

しかし、実は人をほめることには、沢山良い効果があるのです。

ほめた人の効果

ほめたことで、相手が喜んでいることで、成果を感じドーパミンが出る。
ほめた人の脳も活性化!

ほめられた人の効果

脳のドーパミンが出て、やる気が出る
セロトニンが出て、精神的に安定する―安心感が出る
ほめられた行動の回路が強化されて、その行動をとりやすくなる
→パフォーマンスもUP

ほめた人とほめられた人に起こる効果

*信頼関係が出来上がります。
 ほめてくれている人は、自分のことをしっかり見てくれていることが、うれしく感じ、人間関係がよくなります。

より効果的なほめ方のポイント

脳科学者の茂木健一郎さんの著書「眠れなくなるほど面白い脳の話」にもありますが、より効果的なほめ方には、大きなポイントが2つ挙げています。

①すぐに
ほめられたことで出る脳のドーパミンの効果は、ほめられるような行動と近い時間でないと効果がなくなってしまう。だからその場ですぐほめることがより効果的
(「さっきのあれはよかったよ!」と言ってもらえても、脳はすぐ反応できなくて、「どのこと」だっけ??とちょっと悩むのかもしれませんね)

②具体的に
ただ「すごいね」など漠然とした言葉でなく
具体的に、
・どんな点が
・どんなふうに良いのか
例えば「前回の英語のテストは60点だったけど、今回80点もとれて、すごい伸びていて素晴らしいね」
トップアスリートでも、コーチが付いて、本人には見えに様な点も
具体的にアドバイスもらうことで、より伸びるそうです。

*デリケート人には、ほめるときも気を付け上げてください。
ほめられると、人によっては恥ずかしいと感じる人もいます。
特にみんなの前でほめられて、目立ちたくないというデリケートな人もいます。
自分自身のことをなかなか認められ人なのかもしれません。
できれば、ほめられたことを、堂々と受け入れてもらいたいですが、
そんなシャイな人には、こっそりほめてあげてください。

真実でほめないとダメなんです!


ただ褒めればよいというものではありません。
うわべだけではだめ
おだても駄目
嘘は、もっとダメ
真実でなければ、パワーはありません
体裁を保つための厚塗りのお化粧が、はげ落ちますよ!


もし他人がほめてくれなくても、自分自身をほめてあげましょう!

人は見ていなくても、自分が一番頑張っているのは知っていますよね。
結果より、まずは頑張っている自分を認めましょう
そして自己満足でもいいのです。
自分を、ほめてあげましょう!
実は、他人からの評価よりも、自分自身が、自分を認めてあげることが、
重要なのです。
自分が認めてあげること、自分がぶれないことが、パワフルな人生を生きることにつながります!!!!

ほめることも練習です。
ほめることを続けていると、ポイントをつかめるようになりますよ!

感謝とほめえる信頼関係の場を作りましょう
友人関係、家庭、職場でも
勇気をもって始めることで、連鎖も起こります♡♡♡




琵琶湖

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?