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今日のヒント21:障害が素敵な個性になることも!

障害とは

障害の考え方に、日常生活に支障があれば障害と考えましょうと基準があります。

人格障害は?
人格が素晴らしいと言われる人がいても、完璧な人などおらず人格の凸凹はみんなあります。
人格の偏りが、日常生活に支障をきたすレベルであれば、人格障害としましょうという考えがあります。
例えば、依存性人格障害ー自分では物事を決めたり、行動ができない。人に頼るのは、だれでもある事だし、必要なことでもあります。
それが、度が過ぎると、日常生活の多くのことを人に依存しないと生きていけないとなると、依存性人格障害と考える。

前回、お話しした発達障害の人。
能力の凸凹があったり、周りと合わせるのが苦手でも
その状況が、許され問題なく生活できていれば、あえて障害と付ける必要もないと思われます。

例えば、研究者で、1つのテーマをとことこん明けても暮れても打ち込み、周りもそれをOKとしていて、大発見ができれば、素晴らしい人なのです。
ノーベル賞を受賞されるような人もいます。とことこん納得がいくまで、打ち込めるというのも、自閉症スペクトラム(ASD)の特性を持ち合わせている可能性は高くあります。もしかすると、日常生活の身の回りのことは苦手かもしれませんが。

目の障害があり、他の人とは見える世界が違うことで、個性的な作品を作れる人もいるのですね!

先日,”youは何しに日本へ?”というTV東京の番組でのお話です。
外国人の青年がほれ込んだ陶芸家のお話です。


下記ホームページより

ホームページ
銀河釉 玉峰窯 | ホーム|器に広がる銀河

師匠の日本人陶芸家 中尾 哲彰さん

「天体に輝く銀河」のような作品を作りたい。そんな思いから、「銀河釉」は誕生した。
「銀河釉」を開発したきっかけは22年前。
網膜はく離という病気になったときのことです。
 何も見えずに病室のベッドで一年ほど過ごしました。精神的にも辛く、苦しかったですね。このまま焼き物を続けることができなくなるのでは、という不安もありました。そんなある日、心の中に『夜空の星。天体に輝く銀河』が浮かんできたんです。不思議なことに、その星に救われる思いがしました。それで、銀河のような作品で、自分と同じように辛い思いをしている人たちに元気を与えることができるのではないかと考えました。私はむしろその思いに救われたのです。

ホームページより

とても、美しい陶器です。

網膜剥離という病気は、視力障害が起こる病気です。
網膜剥離により、物がいつもキラキラ見えてとてもうっとうしく
とてもつらかったようです。
その病気からくるキラキラから、銀河の世界が浮かんだようです。
網膜剥離という障害がなければ、同じような素晴らしい作品は
出来なかったのかもしれません。

発達障害の人も、素晴らしい個性輝く作品を作る方も、沢山います。
普通を求められる社会生活は、あわなくても
ちょっと世界の見え方もちがって、世界の素敵な側面をみれているのかもしれません。

草間彌生さんは、統合失調症と言われていますが
あのドット柄の個性的なかわいい世界は
とても個性的ですね。
彼女の中には、また素敵な違う世界が広がっているのでしょうね。

他人と違っているけど、人を引き付ける世界を想像できるのは
障害と呼ばれたとしても、凡人にはない個性が光るような気がします。
多くの素敵な個性が、光を浴びられて、その人も、周りの人も幸せであるといいですね。


私の大切なお友達 おおたまめさんの作品
タイトル :大丈夫、つながっている
下記は、彼女のインスタグラムです


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