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今日のヒント23:マインドフルネスは、なぜ良いの?

マインドフルネスのことを最近よく聞きますが!
私も、言葉は知っていたけど、はっきり言ってよくわかりませんでした。

今回、マインドフルネスのオンライン講習会を受けてみました。
(マインドフルネス認知療法)

マインドフルネスについて、言葉で説明するのはなかなか難しいのですが
まず、マインドフルネスがなぜ良いかということについて
書きます。
次のNOTEの記事で、マインドフルネスのやり方について書きたいと思います。

ストレス軽減によいといわれています。
脳科学的にも、心身ともに良い影響を与えることがわかってきたともいわれています。

では、どう良いのか??


現代人は、世の中の変化のスピードも速いし、刺激になることも多いし、、
何かと忙しい。
頭も考えることが多くて、忙しい。



そして、より良く生きるためにと、問題解決するためにも頑張っているので
私たちは、知らないうちに思っている以上に、
いろいろなことを考えています。
考えることは良いことですが、考えすぎるのは問題。
過去の失敗をくよくよしたり、
また失敗したらどうしようと、将来の不安な出来事を想像します。
失敗しないように、いろいろな策も考えます。

いろいろ考えることは、真実でないのにどんどん
暴走してしまうこともあります。

例えばAさんに、自分にとって嫌なことを言われた。
そこからどんどんいろいろな考えが浮かぶ。
「Aさんは、私が嫌いなのかも?」「Aさん以外にも、ほかの人も私のことを悪く思っているのでは?」「私からみんなから嫌われて一人ぼっちになるのかも・・・」などなどどんどん悪い考えが浮かんできてしまう。
マインド・ワンダリング状態-思考や感情に振り回される
さらに、浮かんできた考えに、一段と嫌な気分になってしまう
でも、それは自分の想像であって、事実でないのに
➡自分が悪い方に考えすぎているだけと気が付いてあげる
 自分の考え癖の反応のことも
 マイナス思考に縛られないことが大切です。
 客観的にみれば、Aさんは元々口が悪い気分屋さんの人。
 ほかの人にも、同じように嫌味を言う人かもしれませんね。

そんな、思考や感情のラッシュに合っていると、知らないうちに
私たちは心身ともに疲れて
ストレスも溜まってしまいます。

幸いにも『自分は、考えすぎていること』に、気が付くことができたとします。
でも、考えないようにしようと思うと、
かえって考えてしまう習性があります。
例えば「白熊のことを、考えないようにしてくだい」と言わるとどうでしょう‼
しっかり、頭の中には白熊が浮かび、考えていませんか?

そんな頭がぐるぐる忙しい時に、マインドフルネスが役に立つのです。

今、この瞬間に➡浮かんでくる思考や感情に反応しない
       ➡判断しないで
       ➡意識、注意をただ向けて
       (今の体の状況、浮かんでいる考え、感情などに)
       ➡そこで生まれる気づき

*普段なかなか頭から離れることのない過去や未来の心配、ストレスにとらわれることなく、落ち着いて対応していくためのスキルを育てるのです。

私も臨床で感じていたこと




・うつの患者さん
過去の失敗や後悔で頭が占拠されてしまう。
今の状況を冷静に判断したり、将来に良いことがある可能性について考えられない

・パニック障害などの不安症の患者さん
起きてもいないことも、あれこれ心配する。
また、発作が起きたら起きたらどうしようと
      将来の不安な出来事を想像してしまう。
そのために、今のことに集中できない。

・うつと不安は背中合わせー過去の後悔、将来の不安がともにおこることもよくあります。(治療も、同じ脳のセロトニンを整える薬が効きます)

だから、マインドフルネスが、[今、ここに、この瞬間にいる]ことを
めざしているので役立つ
ことがわかりました。
過去や未来の心配から解放されることも目指せます。
とらわれている不快なものを手放すことができます。

【マインドフルネス認知療法で、学んだことで
なるほど感じたことをシェア】

人の心の反応の仕組みについても勉強しました。
その中の印象に残った1つー心の2つのモード

心は2つのモードで動いている
*Doingモード(することモード)
*Beingモード(あることモード)
➡この2つのバランスが良いのがGood


Doingモード
利点:問題解決に向かって考える「何をすべきか?」
欠点:現代人は、日々忙しく、あれこれをやらなくてはいけないと
  考えることに追われる。頭は働き忙しい。
  さらにうまくいかないと、あれこれ悩んでエネルギーは
  消耗してしまう。

Beingモード
利点:今、ここ、この瞬間を感じる(感情や考え、身体の感覚)
  自分の考え癖に気が付いて、エネルギーを消耗するような影響を減らす
欠点:これだけでは、現実の問題の解決がむずかしい


現代人は、何かとやることが多くて忙しい

仕事のできる人の印象は、Doingモード全開で、バリバリ問題解決にむけて
沢山考え行動していく。
しかしそうなると、頭はいつも仕事のことを考えている。
知らないうちにストレスを抱えているかもしれません。
自分の感情や体調は忘れがち。
そんな状態が、上の図のようなアンバランスの状態です。

心身ともに、健康を保つためには、Beingモードも大切です。
つまり行動や考えることのON-OFFですね。
Beingモードになるのは、意識していかないとなかなか難しいのです。
その方法の一つとして、マインドフルネスが役に立つのです。


マインドフルネス瞑想(瞑想はよく使います)を行っているときにも、いろいろな考えが浮かびます。
その考えに気づいてあげること。
思考が起きないようにするわけではなく、感じ方を変えるものでもない
自分の体験に対するかかわり方シフトする方法。
➡ 自分の思考や感情(考え癖)から距離を置いて、客観的に見れる。自分の感情を無理に変えず、観察して冷静に判断できる


私が、マインドフルネスを学んでよかったこと


いかに、自分の頭の中が忙しいが、わかりました。
身体も、ストレスが溜まっているのを気づき、マインドフルネスヨガですっきり
睡眠にも効果ありー寝つきが良くなり、深く眠れるようになりました。
などなど

何かと刺激が多く、忙しい現代人には、マインドフルネスが役立つのがわかる気がしました。
➡次のNOTEでマインドフルネスについて書きたいと思います

  


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