今日のヒント29:ADHDの頭の中の忙しい
発達障害ADHDの人の大変さ、なかなか理解するのも大変です。
前回のヒント28に続いて、ADHDについて書きたいと思います。
そして、ADHDの人の魅力もぜひ知っていただきたいと思うのです。
ADHDの人は、何かと多動や衝動性が高いので、思い立つとすぐ行動してしまい、活動も何かと忙しいのです。
でも、大事なことは抜けてしまい、失敗してしまうことも。
ゆっくり、くつろぐことも苦手です。
知らないうちに、動きすぎて疲れてしまうことも。
休日、めいっぱい遊びすぎて、お休み明けの仕事に支障をきたすことも。
これも、なかなか意識できないで行動してしまうので、調整が難しいのです。
活動面では、人から見てもわかりやすいのですが
実は、頭の中も忙しいし、思考の整理整頓が難しいのです。
(身の回りの整理整頓も苦手ですー机の上は、山ができていることもしばしば)
不注意のために、1つのことに集中して注意を向けておくのが苦手なのです。
いろいろな考えが、出てきて、さらにぐるぐるしてしまう。
夜寝ようとしても、いろいろな考えが出てきて、なかなかリラクッスして眠りにつけない
➡寝るのが遅くなり、結果朝寝坊して、朝からバタバタ
大切なことを考えようとしても、頭はぐるぐる
なかなか、順序だてたり、優先順位も考えるのが苦手で
結論までいかない。
もう、考えるのも疲れるし、わからなくなり
➡もうわからない!もう知らない!
衝動性もあり、投げ出してしまいます。
理論立てて、考えるのが苦手なばかりか、仕事などの会議も苦手です。
自分に、興味があることであれば、熱心に聞けて
ほかの人には、考えられない良いアイデアや意見を出せることもあります。
でも、気をつけないと、周りのことは見れないで
しゃべりすぎたり、一人で突っ走ってしまうかもしれません。
やばいのが、興味が持てない会議。
あれこれ言われて、ポイントがつかみにくい会議。
そんな会議の時は、集中力を持って聞くのは大変。
夜更かしして、寝不足だったりすると、居眠りしてしまうことも。
やばい!やばい!
ボーとして、ほかのことを考えていて聞き逃したり。
知らないうちに、貧乏ゆすりしているかも(多動性から)
ピカ1!ADHDの人のもつ才能
ADHDの人は、失敗することがあっても、何か憎めないチャーミングな人が多いと多いと思います。
楽しい発想力で、みんなを楽しませる才能もあります。
そして、社会の枠に縛られた理論だって考える人たちにはない
とても、個性的な素敵な発想力があります。
そして、好きなことであれば、時間も忘れて頑張れる。
芸術家にも、多いですね。
できれば、得意な役割をお願いして、その人の能力を高めたいものです。
ADHDの人の能力が発揮されるとき、楽しさ、感動を運んできてくれると思います!
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