家族留学_集合写真

はじめての「家族留学」

町塚 俊介さん、土肥 梨恵子さんのご家庭に、
家族留学させていただきました。
(町塚家はウェブサイトなどを通じて、
家族のあり方をオープンに発信されています。)

「家族留学」は、株式会社manmaがプロデュースしている、
「家庭版OBOG訪問」です。
ホームステイとの大きなちがいは、
ただご家庭との交流を深めるだけではなく、
生き方、家族のあり方、子育てについて学ぶ、
「留学」であるということです。

私は以前からずっと、
自分のライフプランについて自信が持てないでいました。
きっと自分は「安定」とはほど遠いキャリアを進むのだろうけれど、
そんな自分に家庭を持つことなんてできるのだろうか、と。

また、同世代で子育てをしている人はまだ周りにおらず、
私たちの世代の価値観に合った子育てのイメージが描けていませんでした。

そんな不安を解消するきっかけをつかみたい、
と思い、家族留学への参加を決めました。

留学中は、愛娘あーちゃんの子育ての一部をお手伝いさせていただいたり
(ほとんど私が癒されていただけ笑)、
お二人の家族に対する考え方について、
ゆっくりとお話をうかがったりしながら、
自分の生き方や家族観をじっくりと見つめなおす時間となりました。

お二人のお話の中で特に心に残っているのは、
いまも定期的に、第三者も交えながら、
対話を重ねてお互いのニーズを聴きあい、
よりよい家庭のあり方を模索し続けている。
そして、そのニーズを満たすように、
環境や心境の変化にも合わせて、
家庭のあり方を常に更新している、
ということです。

私はどちらかというと、
特に子どもをもつことについては、
前もって綿密に、
ライフプランを設計しなければならないと考えていたため、
息苦しく感じていました。

でも、お二人のお話をうかがって、
社会が常に変化していくいま、
家庭のあり方もしなやかに変化させていく方が、
より自然で、強いのだと気づきました。

そして、私はこれから、
これまでよりももっと、
「いま」を一生懸命生き、
やりたいことに本気で取り組み、
その中で紡がれたご縁を大切にしていきたい、
と強く心に刻みました。

家族のあり方のロールモデルに出会える家族留学は、
本当に素敵な機会だと思います。
みなさんも、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

最後になりましたが、
受け入れてくださった町さん、梨恵子さん、
株式会社manmaのみなさま、
改めまして、本当にありがとうございました。

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