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プロのシャンプーの価値

嫌なら切ればいいじゃん!、の一言で終わってしまう話ではあるのですが、

冬にヘアードネーション(髪の毛の寄付)を計画している現在の私、この夏は頑張りどころなんです。

髪の長さは着々と伸び、現在肩甲骨下角を越えました。勿論、後ろ手で楽々毛先を掴めます。眉毛すれすれの前髪以外は、段差も梳いてもない完全直毛です。毛の太さは普通だとおもうのですが、毛量がかなりありまして、、、。

高い位置でポニーテールにすると、日常生活で動くうちに少しずつ高さが落ちてきます。伸びた髪をまとめた部分が重いのです。この季節、地肌に汗をかくのでゴムを外すと、縛っていた周りの髪の毛も黒ゴムも汗でしっとり濡れています(涙)

38度と低めの湯温でシャワーを浴び、すっきり浴室から出てきても、その後のドライヤーで再び一汗かくのですよ。エンドレスで髪の毛が暑い。髪を降ろしておけば首元に毛が張り付いたり邪魔になるし。

50歳を過ぎてから、約5週に一度は美容院で白髪のリタッチ(伸びてきた根本だけを染める)をするようになったのですが、そのリタッチの為の美容院でのシャンプーが一番有難く感じます。

だって ユニットに寝っ転がってれば綺麗に洗ってくれるし、洗いあがればチェアに腰かけてるだけでつやっつやのサラッサラにブローしてくれるでしょう。涼しい室内で。もう快適過ぎですよ。本当に感謝。

40代までは、3か月に一度の美容院染めと、その間をホームカラー剤を買って夫に頼んだり、自分で悪戦苦闘しながら自宅で染めていたのですが、染める準備、手間、仕上がりのムラ、カラー後の髪の痛み…などのデメリットを体感すると、例え1000円位のカラー剤で節約した満足感をもってしても不満の方が増大し、ここ二年以上は美容院のみです。

髪の毛は基本、「いじればいじるほど痛む」ものなので、全体染めも毛先のカットも半年に一度。それ以外はせっせとリタッチのみ。なので、美容院側からすると客単価の安いコスパの悪い客なので、シャンプー時の心地よさ、ブローの技術に対しては必ず、「気持ちよかったです」とか「さすがプロのブローは違いますね」と喜びの言葉と感謝を伝えてお店を出るようにしています。

正直、カラー剤やパーマ液の塗布なんかは新人さんにして貰っても全然構わないと思うのですが、シャンプーとブロー、特にシャンプーは上手な人にして欲しいと思いませんか?特にスタイリストに対し指名料金払うような店。効率化とスタイリストの負担軽減なんでしょうが、一度の入店で作業のたびに人が替わるようなシステムってあれ、指名料金ぼったくりだと個人的には思うんですよね。経験の浅い 顔と性格は素敵な新人さんに対し「チェンジ」と言いたいけど言えないお客はきっと日本中に相当数いると思いますよ。シャンプー中に顔に水がかかる、左右の指先の圧がアンバランス、爪があたる、タオルの巻きが緩い。。。昔はこんな技術でよく店の責任者はお客につかせるなぁ、と落胆した事も時折ありました。

シャンプーにこそ、上手い下手、気配りしてくれているかやる気がないのか、自分の癖や利き手を意識して加減しているか、等々客がいろいろ感じる場面だからです。

なので、私は基本的に 施術中担当チェンジが無いお店が好きで通います。プロのシャンプー技術に対し対価を払いたいと思うからです。

下手なシャンプーガールで客を回さなければならないのであればせめて

「当スタッフはシャンプー練習中につき施術料から300円引かせて戴きます」くらいの勢いでお願いしますよ、美容院のオーナーさん。



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