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どこへ行くにも自由に

僕は毎週土曜日、予定が空いている日の午後、決まって自転車をこいで図書館に行っている。しかし、図書館に行く時どのルートを通っていくのか、それは当日まで一切決めない。

理由は、事前に決めたルート通ったとしても面白くないし、決められた道しか進めないような気がするからだ。

だから事前に決めない。とはいえ、学校行事の時は別ですが…
でも、そうしていくうちに、自分が今までに知ることのなかった地元やその周辺の町のことを知ることができたし、いい冒険にも、いい学びにもなる。

そうやって経験を積んでいくことで、また一歩成長することもできる。
だから事前に決めようとはせずに気になるところに自由に行く。
どこに行くにも自由なのだ。

図書館に自転車をこいでいくときや、ちょっとした暇ができたときは、物凄くワクワクするのだ。
自分が知るはずのなかった世界をその目で見ることができるし、どうなっているのかを確かめることもできるのだから。

その甲斐もあってか、今では自転車で移動する時間が好きになったし、歩いて散歩する時間も好きになった。

今まで引っ込み思案で、外出も学校や用事以外でほとんどなく、どちらかと言えばインドア派で、アクティブに経験を積んでいくことに対して抵抗感を抱いていた僕が、図書館に行くルートをわざわざ決めずにいくことを始めたことにより、今までとは違う世界を見ることができた。

何よりも、引っ込み思案だと思っていた僕自身が、本当は外での活動が好きなんだということに気が付くことができた。

今では、図書館に行かない時でも自転車に乗ってルートを決めずに、その場その場で、行きたい、行ってみたいと思った場所へと行っている。


おかげで少しずつではあるが、自分で何とかしようという自主性が身についてきた気がするしまた、自分で選ぶ選択する力も身についた気がする。

こうした行動をとることから自主性や、選択することに対する意思は身についていくのだと実感した。

このことは、ぼく個人の私生活の場だけではなく、僕が通っている星槎国際高校八王子でも同じことが言える。

僕が星槎について知り関わるようになったのは小学r3年生の時だった。
そのころは星槎というグループは知っていたものの、学校までやっているとは知らなかった。

そして7年の月日が流れて、高校受験も控えた中学3年生の時、思い切って気になっていた星槎国際高校八王子に入学したのだった。

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続く…

2年 TADANO

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