「催眠を体験したいけど二の足を踏んでいるあなたのために書いた本」その１

目次
・はじめに：〜催眠って怖いんじゃないの？〜
・催眠にはどんなものがあるか：〜対面、通話（音声）、通話（動画）、文字〜
・あなたが催眠体験をためらう理由1：何をされるかわからない〜
・あなたが催眠体験をためらう理由その2：どんな催眠術師に頼んだらいいかわからない〜
・あなたが催眠体験をためらう理由その3：家でなかなか一人になれない、話せない〜
・あなたが催眠体験をためらう理由その4：催眠って本当に楽しいのかわからない〜
・あなたが自分に合った催眠術師と出会うために：〜玉石混交の中から選び取りましょう〜
・催眠の周りにある様々な現象：〜自己開発、遠隔ヒーリング、脳イキ〜
・終わりに：〜催眠はリラクゼーションにも、癒しにもなります〜

はじめに：〜催眠って怖いんじゃないの？〜

はじめまして。瀬井と申します。都内で催眠セラピーの活動を行う会社の代表をしております。
後で詳しくお伝えしますが、催眠セラピーとは、催眠の手法を使ってストレス緩和やトラウマの一時消去などを行い、トランス状態の中で深いリラクゼーションを感じていただけるメソッドです。個人的な依頼の他、癒し系のイベントにも参加しています。

催眠と聞くと怪しさを感じる人もいると思いますが、実際に掛かるのを楽しんでいる人はかなりの数、いらっしゃいます。
テレビでよくあるような、腕が曲がらなくなったりワサビが甘くなったり苦手なものが好きになったりといったような現象系（いわゆるエンタメ系）に限らす、半分寝て半分起きているような、とてもとろとろと気持ちの良いトランス状態を楽しんだり、そのまま頭の中で推し活をしたり、深い安眠を得る人たちも、たくさんいます。

このように、日常ではなかなか得られない楽しさや安らぎを与えてくれる催眠ですが、いざ体験しようとなると、二の足を踏んでためらう人が少なくありません。
（心を操られて自分の意思とは違うことをされるんじゃないか）
（エッチなことをされるんじゃないか）
（見ず知らずの人に無防備な自分を預けるなんて怖い）
そんな不安があるようです。当然ですね。

この本は、そんな不安を持ちながら、でもやっぱり催眠への興味を捨てきれない、掛かり手さん未満の方たちに向けて書きました。
催眠とはどういう現象か、どういったふうに掛かるものなのか、そして本当に危なくないのか。
そうしたことを読み進めるうちに理解していただいて、あなたが望む催眠を体験していただき、少しでも人生を豊かにしていただければ幸いです。

催眠セラピスト瀬井