「魔女と機械仕掛けの使い魔」プロローグ

特殊な鉱石が出すエネルギーを使って動く機械「機鉱」が発展した世界。

その機鉱を扱う技術を「機鉱術」といい、機鉱術を使う者を「機鉱術師」といった。

機鉱術師には階級があり、「魔女」と呼ばれる階級になると自立する機械人形「使い魔」を一体作ることが許された。


シェリカと言う少女は、この使い魔で死んだ兄を作り、生き返らせようと考え機鉱術師になり魔女の位にまでなった。

そして兄の記憶と見た目をした使い魔を作った
・・・が、その使い魔は記憶と知識を失っていた。

ケットと名付けたその使い魔に時々兄の面影をみて困惑しながら、当面の間失敗の原因を探ることに。


これは魔女になった妹と使い魔になった兄(?)の物語。

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