見出し画像

今日、海に虹がかかっているのを見て
何だか嬉しくなりました。

虹や流れ星、四つ葉のクローバーなど
見かけると「縁起がいいな」と嬉しくなります。

逆に、
グラスを落としたり、鏡が割れたりすると
不吉だなと心配になったりして。

誰でも多かれ少なかれ、縁起を気にすることが
あるかなと思います。

縁起って、どういうものでしょうか?
気にした方が良いのでしょうか?

縁起ってなに?

縁起が良い、縁起が悪い、縁起を担ぐ・・・
普通に使っているこの「縁起(えんぎ)」って、
どういう意味なのでしょう。

元々は、仏教の教説から来ている言葉です。

「苦」「無明」の因縁によって物事が起きること
「縁起」と言います。

私たちの人生の中で生じる怒りや不安などの「苦」、
そして、その「苦」が生じる原因が「無明」です。
自分の事しか考えられない、いわゆる自己中のこと。

自己中の「無明」の言動で「苦」が生じてしまう。
この因果関係を「縁起」と呼んでいたのですが、

現在では、吉凶の前触れという意味で使われることが
多いですね。


縁起が良いのか悪いのか

黒猫にまつわる言い伝えは色々ありますね。
目の前を横切ると縁起が良いとか悪いとか。

神の使いだったり、妖怪だったり、
国や地域によって猫の役割は変わりますが、
世界中に猫にまつわる迷信があります。

白蛇もそうですね。
神の使いかと思ったら、悪魔の化身だったり
行先によって崇められたり忌み嫌われたり。

鏡も縁起が良かったり悪かったりしますね。

鏡が割れると縁起が良いと聞いたことがありますが、
それも国や地域で違うようです。

鏡に人の真実の姿が映るとか、魔物が鏡を通るから
夜はカバーをかけた方が良いとか、色々な縁起話があります。

風水的でも鏡の置き場所に関して色々な説があり、
とっても奥深いものがあります。
これも後日まとめてみたいと思います。


縁起の捉え方

結局、縁起が良いのか?悪いのか?ですが、
「自分の育った環境や信じるもので変わってくる」
ということです。

どれが正しくてどれが間違っているということでは
ありません。地域によって変わるものですから。

縁起の背景には、その地域の文化や習慣が根付いていて
「この地域ではこうなんだ」という勉強になります。

私は旅行先で長老の方の物語を聞いたりするのが
とても好きなのですが、それは物語の中に宿る
純粋なエネルギーを感じられるからなのです。

人の信じる心から生まれるエネルギーを感じるのが
好きなのかな、と思います。

1つの地域で同じ話を信じる人が多ければ多いほど、
その話にエネルギーが宿り、本当になっていくのかなと
思っています。

宗教にも同じようなエネルギーを感じます。


オリジナルの縁起物を作りましょう

猫や鏡、だるまに七福神など古くから伝わる縁起物が
何千とあるので、それでも良いのですが、自分だけの
縁起物を作っても良いと思います。

ピンクの靴を見たら素敵な出会いがある、とか。
恋愛系の縁起物はあまりないので、どんどん作っちゃいましょう!

良いことがあったときに身に付けていたものを
縁起物にしても良いですね。

身に付けているパワーストーンのアクセサリーも
私の運気を上げてくれる縁起物と信じています。

縁起を上手く使って、自分のモチベーションをあげられたら
一石二鳥だと思います。本当に良いことがあるかも知れませんし

自分の気分が上がるものは多ければ多いほど良いですから。
ワクワクすることを増やしていきましょう☆


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?