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6日目「小説を書くための基礎のメソッド」を読んでみる

はいさい!沖縄からこんにちは!

僕は演劇が好きで大学時代から劇団立ち上げたい!とか一人演劇をやったり、実際にビーチロックという劇団に入らせていただいて演じさせていただいたりなどしてきました。が、しっかり脚本を書いていく、というのは演じることに対してあまりして来ず、所々でいろんな人にみてもらいながら改善をしております。

そんな中で、以前お世話になっている方から「小説を書くための基礎メソッド」という本を送っていただきました。

以前カフェで働いていた時に「あとでチェリーに合いそうないい本送るから!」といって送ってくださったのがこちらの本なのですが、まさか小説を書くための本だとは思いませんでした。この時は小説を書く時に対してあまり興味がなく、積読状態になっていましたが(申し訳ないです!)、脚本を書き始めるようになってから改めて読んでみないとと思っていました。

色々とテクニックはありますが、面白いなと興味を惹かれたことが3つあります。

1つ目は「小説を書く時に自分に嘘をつかないこと」
こちらは読んだ時に衝撃をうけました。なぜならば小説とはもともと嘘だと思ったからです。こちらの本では小説を書く時にうそをつく、自分自身に対して嘘をつくと、読者は必ず気づいてしまう、ということが書かれていました。それ以上のことは本の中では言及されていませんでしたが、どういうことだろう?と考えてみると、自分が大切に思っていないことを主題としたり、整合性がとれないのに無理やり話を進めたり、助長になるなと感じていても工夫しなかったり、ということがあるのかなと思いました。すなはち、ここはまあいいか、みたいな妥協が(自分自身に対する嘘が)入ると読者はそれを見抜くよ、ということが言いたかったんだと思います。小説の技巧本なのになんだかドキリとさせられるようなことが書かれていますね。書くときの主題も自分の中できちんと深ぼってから書き始めようと改めて思わされました。


2つ目は「文章の推敲には声に出して読むこと」
こちらは僕がよくアドバイスを受けていたことでした。カフェのときの上司の下田先生は本を何冊も出しているような方で、本当に様々なアドバイスをいただきましたが、特にこの声をだして文章を読み直してごらん、ということを何度も言われました。カフェという環境下ではなかなか難しかったのですが、それでも試せるときには試してみると明らかに自分の文章でおかしい場所が見つかるので、大切な文章を書く時には今でも行わせてもらっていることです。そんなアドバイスがこちらの本にも出てきて、別の文章のプロの方もやっていることに驚きました。


3つ目は「主人公が時間経過とともに感じる感情グラフを作ること」
こちらは実は新海誠がアニメーションのストーリーを作るドキュメンタリーのような番組をみた時にはじめて気付きました。時間経過していく中で主人公の気持ちはどこに位置しているのか?というものを表すグラフです。

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そんな表がこちらの本でも出てきて、小説には王道の感情グラフの型があるともわかりました。
こういった目に見えてわかりやすい形での表現はしてこなかったのであらためてアイディアを具現化する際に取り入れてみようかなと思います。


物語や演劇というのは実際に読まなくても生きていけるものです。(必ずなくてはならない「衣食住」と比べて優先度がどうしても低くなる、という意味です。)
しかし遥か古の時代から、物語ることや演じるということは形は違えど存在してきました。衣食住のためにただ"生きるため"に生きているのではなく、それ以外の何か別のものを求めずにはいられないのだと深く感動していました。だって人間以外の生き物はそんなことしないですから。その古来からの人が持つ希求にずっと魅了され続けています。

そんなわけで、今日得た糧をもとに、より人をドキドキさせられるようなストーリー作りに励んでいきたいと思います!脚本だけでなく小説や、実業では物にストーリーをつけて売ることにつなげてみたいですね!

本日もおつきあいいただきましてありがとうございました!
にふぇーでーびる!
また明日!


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