局所麻酔

局所麻酔(末梢神経ブロック)作用機序http://www.chugaiigaku.jp/upfile/browse/browse2143.pdf
局所麻酔はNaチャネルブロッカー。Na チャネルを非特異的にブロックす
ることによって,末梢神経細胞の活動電位の発生と伝播を抑止する働きを持つ

アミド型は肝ミクロソームで分解され,効果が消失
ほとんどはアミド型であり,肝機能が局所麻酔薬の代謝に影響を与える.

無髄線維であるC線維
ー細い有髄線維(知覚神経:Aδ線維は温痛覚,Aγ線維は固有感覚や筋緊張,Aβ線維は触覚・圧覚)
ー最後に太い有髄線維Aα線維(運動神経)が麻酔される

ブロックされる順番は B(自律神経)> C = Aδ> Aγ> Aβ> Aα
自律神経遮断→温度感覚消失=痛覚消失→触覚消失→自己受容体感覚消失→骨格筋弛緩

合併症
・神経損傷(障害)
・局所麻酔中毒
・出血
・感染

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