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防災用具 生存セット準備


近頃の
100円均一はとても充実しています。

そこで
ダイソーで購入する事をメインに防災用具を準備する事にしました。


足りない物はカインズホームとワークマンで購入します。

想定は

期間:3日~1週間以内に行政による支援が可能
場所:屋根が有る場所(体育館等)
足りない物:毛布

防災グッズ① (避難所生存セット)3日以上想定


購入場所別入組品紹介

🔶100均

◆ヘッドライト(単4か単3)
◆単4・単3乾電池(ライト用予備)
◆タコ足配線
◆USBのハブ(タコ足配線)
◆耳栓(必須)
◆ボディーシート
◆除菌スプレー
◆絆創膏
◆ハサミ
◆爪切り
◆毛抜き
(刺抜き被災後手足は棘が沢山刺さっている事が多い)
◆三角巾(褌や手拭で代用可能)
◆歯ブラシセット
◆コップ
◆サランラップ(外傷用・食事用)
◆オリーブオイル(外傷用に使用する)
◆ゴミ袋大
◆ビニール袋小25cm☓32cm(食事用)
◆お尻シャワー(携帯ウォシュレット)
◆スリッパ
◆トートバッグ大(配給品ストック用)
◆トートバッグ小(配給品受領用)
◆小型角ハンガー
◆折畳み洗面器(折畳みバケツ可)
◆カッターナイフ
◆ドライバー
◆ペンチ
◆ガムテープ(養生テープ)
◆折畳み水タンク
◆A4小分用袋☓5
◆吊索(洗濯ロープ)
◆タッパー☓2個(配食時の食器として使用)
◆箸(スプーン・フォーク可)
◆裁縫セット
◆軍手
◆ガスライター
◆筆記具

※ ライト等の電気製品・乾電池は
単3・単4で使い回しが出来るような製品を選ぶ事

約5000円



🔶ワークマン
◆警笛2個
◆20L位のリュック☓1


約4500円


🔶カインズホーム
◆スイムタオル(水泳用大タオル)
◆床マット(必須エアマット可)
◆モバイルバッテリー



約3000円





🔶自宅準備品
◆下着☓3日分
◆手ぬぐい☓2枚
◆タオル☓2枚
◆飯盒(タッパー等)
◆箸
◆革手
◆トイレットペーパー


合計 約13000円

これを
全て
ジップロックの様なビニール袋へ分類別に小分けします。
下の写真の様にコンパクトに成ります。

(18Lバッグにビッタリサイズに成りました)

コレを持って
避難所に到着してすぐにやる事は
「毛布を確保する」
です。



この入組品を見て

(必要有るのか??)
とか
(何に使うんだ??)


思う物も有ると思いますが

僕の近所は老人ばかりだし
ご家族が居たらご家族に使ってもらいたいので
最小限ですが
「誰かのほしい」
「誰かの足りない物」に貢献出来ると思い
僕にはベストな品物ばかりです。

避難所では、皆必ず何かがたりてません。

しかし

家族がある人ならば
これら全てを準備した方が良いと思います。


もし
一人用と考えるならば
こんな感じに成ります。

(個人用の最低入組品)


・床マット(必須)
・ヘッドライト
・単3・単4乾電池 各4本
・耳栓(必須)
・タッパー(食器用)
・ラップ(食器用兼救急用)
・箸
・歯ブラシセット
・タコ足配線
・予備バッテリー
・給水バッグ
・トートバッグ
・下着(褌必須)
・革手袋
・トイレットペーパー

足りない物は我慢する。


これだと
かなりスカスカですが

もし
1週間以上の避難所生活に成るとしたら、少し不自由です。




いずれにせよ

現地調達で1番始めにしたい物は「毛布」です。
その後は
電源の確保。



次に
入組品の中での便利グッズで

「コレだけは必ず持っていこう」

と言う道具を紹介します。

絶対必要

(100均グッズです)


・延長コード
・USBタコ足配線


避難所では
必ず電源(コンセント)の奪い合いに成ります。

コレがあるだけで
5倍の電源が確保されるので皆に喜ばれます。


(カインズホーム980円です)


・予備バッテリー


アンドロイド:3回分
iPhone:2回分

バッテリーが蓄電出来ます。

災害時は
バッテリーが強い方に分が上ります。

(100均です)

・折畳みバケツ

長期の被災生活を想定すると
浴場支援が予想されます。

銭湯などでは無く
簡易野外浴場である場合は、シャワーは無く
身体を洗う湯を湯船から汲み出しますので、風呂桶が必要に成ります。

しかし
普通の風呂桶をバッグに入れると、移動の衝撃で、必ず割れるので、この様に折畳みビニールバケツを代用します。

また
バケツなので
濡れたものを枕元に置いても安心出来ます。

絶対に必要

(カインズホーム1400円です)

・床マット

床マットを携行する理由は2つ有ります

①床冷え防止

体育館等の板張り床に直接横に成ると
床に体温を持っていかれます。
また床は硬いので体が疲れます。
しかし、この床マットを敷くと柔らかいのと、床が凍結するホドの-16℃でも快適に安眠出来ます。

②体育館の床は振動と音が響く

人間の歩く足音は床に振動を与えます。
その振動を直接体に受ける事は、とてつもなく精神的ストレスを感じます。
誰か1人でも遠くで歩いているだけで
その振動は直接体に響きます。
とんでもないストレスです。
しかし
この床マットがクッションになり、難なく解決出来ます。

このマットと同じ効果でもっとコンパクトなエアマットと言うのも3千~1万円で有ります。
しかし
鋭利な物がそこら中に転がってるのが被災地。
穴が空いたら効果は一発で終わり
床で直接寝ているのと同じです。

こちらのマットはそんな心配はありません。

それと
軽くて、何もせずとも水に浮きます。
水に入れれば当然、浮体に成ります。
広げれば、大人3人が余裕で浮いていられそうな位です。

因みに安価な「銀マット」は床冷えとクッション性が最悪に悪いのでダメです。

この様に
表面が「イボイボ」か「ダンダン」に成っているのが高性能で、床冷え・振動による精神的ストレスが抑えられます。

僕は
防災用具の中で1番の必需品は「床マット」だと思っています。

次は

超絶必要

(これも必需品100均です)

・耳栓(低反発素材)

避難所は
大所帯です。
お隣りとの距離が異常に近かったりします。

自分がイビキをかいてしまい
お隣りに迷惑を掛けるかも知れませんし
他人のイビキが気になる事も多々有ります。


この種類の耳栓は
安いのにとても完成度が高く、遮音効果が絶大です。
僕は射撃でも使用してました。

周りに配れる様
沢山入っている物を購入しています。

(周りには配れませんが・・・)


・小銭

災害時
1万円札は通用しません
10円玉は1万円札を上回る価値が有ります。

千円札は
電気が来たら直ぐに自動販売機で両替をされてしまうので、千円札も価値は低く成りますが、1万円札よりはマシです。

1万円札は自動販売機使えませんから・・・

とにかく
千円以下の
どっさり小銭を準備して置くことが大事です。

(これも必須)


・ビニール袋


100均です。
サイズ:25cm☓32cmがベストです。

主に
食事の配食に使います。

このサイズだと、手頃な食器やタッパーにスッポリ被せられるので、食器を洗う手間が省けるのと節水に成ります。

とにかく
被災地は水が無いので節水はめちゃくちゃ大事です。

また他の用途として
食品等を触る時の簡易手袋にもなるし
もし食器が無くても
少し熱いですが、直接袋に配食を受ける事が出来るので、不在者の仲間の分のご飯をお取置きする事も出来ます。


フンドシ

(手作りです)


・ふんどし

まぁ
褌で無く、手拭でも良いのですが

「清潔な長い布」で有れば

・包帯に成る
・止血帯に成る
・手拭に成る
・三角巾の代用に成る
・風呂で体を洗うタオルに成る

当然
下着にもなる

褌は
布地と紐を分離出来るので、それはそれで用途が広がります。

(タオルでいいじゃん)
と思いますが、タオルは用途がタオルだけしか無いのでイマイチ製品です。

代用として
・手ぬぐい
・風呂敷
の方が断然優秀です。


僕は
1つの物=1つの用途
よりも

1つの物=多数の用途
と言うのが好きです。


(トイレットペーパーです)


新品よりも
半分位、使用している方がサイズ的に良いです。

この状態だとかさばるので
「芯」を抜きます。

潰して芯を折る

(潰して折る)
と抜けやすいです

芯を抜く

(芯を引き出す)

内側からペーパーがスルスル出る

(防水ビニール袋に入れる)

端末を引けば
使いたい分だけズルズルとペーパーが出てきます。
雨が降っていても
ペーパーは濡れ辛いです。

端末を押し込んでチャック

(空気を抜いて圧縮)

かなりペッタンコになります。

災害なので
ティッシュに防水は必須です。

濡れてしまってま使い物に成りません。

ティッシュは
日常でもかなり使うので
リュックの外側ポケット等の取りやすい場所を定位置としてます。


つづいてパッキングですが


パッキングにも法則があります

リュック等に
・大きい物から入れる
・関連性の有るものは一纏めにする
・重ねられる物は重ねる
・頻繁に使用する物、緊急に使用する物は取り出しやすい外側に入れる

デス。



必ず
関連性のある物を同一の小分け袋に入れ
重ねられる物は重ねて
サイズ的に大きい物からパッキングします。

大きな物が入ったら
順番にサイズの小さい物を詰めて行きます。


コレを逆に行うと
リュック等の入れ物に荷物が入りきらず
最後に1番大きな荷物が手元に残ります。


頭の思考の
整理の仕方と全く同じです。


先ずは
・大きな物から解決する
・関連性をまとめる
・問題の大中小の順番で一気に紐解かれて行く

その後
更に小さい物を整理すれば、スルスルと解決していきます。



出来ました。

(リュックはワークマン)
床マットは外付け式です

・軽量のリュック(3900円)

(写真は18Lですが、少し余裕が有りません
ですので、少し余裕の有る20~25Lがお勧めです)


避難所までの道のりは
何が起こるか分かりません(夜間は特に)ので
「両手が空く」事が大切です。

リュックである事が大事だと思います。


しかし
このリュックが1番高かったです。


これを自宅に有るリュックで代用すれば
1万円以下で全てが揃います。



道具の全てに「自分の名前」を書きましょう

(外側ボケットの中身)

因みに
よく使うもの、緊急で使うものは取り出しやすい位置に有ります。

右上:トイレットペーパー
右下:45Lゴミ袋
左上:お財布
左下:小型トートバッグ

上側面:革手袋
下側面:薄手フード付き長袖ジャケットと警笛&            小型懐中電灯


これでパッキング終了です。




よく
「非難用セット」
として販売しているのが有ります
結構良い値段で売ってますが、その性能と値段を比べると割高すぎます。

僕は
入組品も耐久性がイマイチと思いますし、まず、このリュックが防水ゴムの為に重すぎたり、生地や縫製が悪くて壊れそうだと感じます。
しかも
非難用としてしか使えませせんし
使い方、用途が1つしか有りません

また何より
「非常袋」と目立つ様に大きく書かれた物は、避難所へ持って行くと、床へ置いたら数分後には無くなります。

盗まれるんです。

何事も「準備」の出来てない人達は、焦ってるし、パニックの真っ只中で心が荒んでます。

本当に残念ですが
こう言う人達は結構居るもんです。


後から
他人の持ってる自分の非常袋を見つけて
(あれ!?私のと同じだ!)
と思った所で、確認する訳にも行きませんし、自分が嫌な思いをしなくては成らないので、初めから市販の「非常袋」は避けた方が良いし、肌身から離しては盗まれます。

そして
持物には全て
マジックで自分の名前を書いて置きましょう。


避難所では、近くの人に
「困ってるので貸してください」
とよく言われます。

その後は、その人の周りの人達に当然の様に
「又貸し」されます。

名前が書いて無い「貸した物」は、決して自分の元には戻って来ません。

名前を書いて有っても返って来ない事が殆どです。

なので
困ってる人に「物」を渡さず
「私がやってあげますね〜」
と言って自分が困ってる人の所へ行き、その困った問題を解決してあげましょう。

「物」を貸したら返って来ませんし、
「返して」とは言い辛く成ります。

もし「物」を貸すならば
「名前が書いてあること」
「直ぐに返して貰う事」を条件に貸さないと、自分の手を離れた瞬間、他人の物に成ります。

直ぐに返して貰えない時は
「自分は今移動しなければ成らないので今直ぐ返してくれないと困ります!!」
と言って返してもらいましょう。


本当にこの問題は
何処の避難所でも必ず起こりますし、起こってます。

そしてトラブルに発展してます。

日本人だっけ!?
と思ってしまいます。



家族の状況
自分自身の状況は、時間と共に変化します。

何かの時に
他へ流用出来るリュックがよいです。



あと
入組品で重要な物は

「個人の持病の薬」


これは
行政では準備出来ませんので、本人が準備しなければ成りません。


そして

・警笛
・ライトのセット


この2つは
幾つ有っても良いくらいです。

特に警笛は、100均に有るプラスチック製は、吹いても音が小さいので、500円位するスチール製が少しの息で大きな音が出るので
こちらの方が断然良いです。

自分と周りの人を助ける道具なので、コレだけはこだわりたいところです。



そして
この防災生存セットの定位置は

ズバリ

「車の中」です。


玄関には
「ライト・警笛セット」を置きます。



車の中に置く理由は

家が潰れても、車が潰れてる事は少ない。
家が火事でも、車が火事になる事は少ない。


災害時は必ず焦ります。
プチ・パニック状態なので、自分が家から飛び出した後に


(あっアレを忘れた!)


なっても
もう1度、家に入る事が出来れば良いのですが、
無理な事が多いです。


しかも
家は潰れている可能性も有ります。


しかし

車は潰れる事は少ないし
2次災害の恐れも少ないです。


ですので
定位置は「車の中」がベストです。


(こんなに揃えても、もしお前が死んでたら意味ないだろ?)



思うかも知れませんが

大東亜戦争当時
激戦地と呼ばれる所で生き残った人々の殆どは、亡くなった戦友の残した遺品の中から、使える物を貰いながら自分の命を繋いだ

と話をよく聞きます。

だから
もし、自分がその時に存在していなくても
この生存セットが誰かの手に渡れば
その誰かの命が繋がるのです。


それだけで
充分価値が有るのでは無いでしょうか。



よし!

準備ヨシ!

準備が出来ていれば
どんな災害も「イベント」に成ります。


あっ
でも16Aの発電機が欲しいな!!!


※※※ 追伸 ※※※

女性の場合
ブルーシート等(4m×4m位)が絶対に必要です。
用途は
・トイレ
・着替え
の為に絶対に必要です。
出来れば事前に「ワンタッチテント」(3~4千円位)を準備して置くのが最善です。

そして使用時
絶対に一人きりで使用しない事も大事だと思います。
必ず身内にガードを頼みましょう。
身内に男性が居なければ、女性同士複数人で行動しないと危険です。
因みに
「私は若くないから襲われない大丈夫」は通用しません。
強盗だって来てるんです。

他府県から、弱い人達を狙った如何わしい目的の為に、わざわざ来てるアホ共も沢山います。

女性は1人で行動したら絶対にダメです。


(こんなヤツ)


MERMONT ワンタッチテント 着替えテント プライバシーテント 簡単設置 収納バッグ付き 目隠し 更衣室 防災 https://www.amazon.co.jp/dp/B01N2O3L1C/ref=cm_sw_r_apan_glt_i_0BZ4Y3Q9PBXQSK5JY47S




おまけ

(庭で出来た薩摩芋を)

(型に入れて)

(舟和風芋羊羹の出来上がり)

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