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エッセイのほう

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野蛮で図々しくてくだらないことを書いています。400字~2000字くらいでしょうか。
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2024年2月の記事一覧

MRI検査をしてきました。音対策として耳栓の上からさらにヘッドホンを付けました。そのヘッドホンから「息を吸って、吐いて、止めて」と、指示があった。時間にして30分くらい。謎の電子音。ゲームセンターにいるようだった。保険適用10310円也。脱出用棺桶の高いゲームマシンだった。

明日は身体を輪切りにされます。そして、あんなところやこんなところを、隅々覗かれます。CT検査の経験は何度かありますが、初MRI検査です。楽しみです。結果は来週。乞うご期待。

『電子的熊猫遊戯症状4』

『電子的熊猫遊戯症状』は完全に去った。 私の頭の中には私の思考しかない。これでこそ私だ。サンタクロースとパンダは帰国した。 今日は盲腸癌の術後6カ月検診の結果を聞きに病院に行っていた。 盲腸癌の予後は、良好らしい。一安心。 しかし、しかし、だ。 私のγ-GTP値が343だったのだ。上限値の64をかるくオーバーしていた。 この数年の私のγ-GTP値は、だいたい100前後で推移していたのだ。(それもおかしい) アルコール摂取も以前の10分の1まで減らしていたのに。なぜだ。 抗

『電子的熊猫遊戯症状3』

「どす、ばす、とす、どす、ばす、どす、です」 京都人がいるわけではない。まして、相撲取りなど近所にいるわけがない。未だ、パキシルの離脱症状は止んでいない。 一応、朝にも服用したのに、だ。 相変わらず耳を塞ぐと、『電子的熊猫遊戯症状」はなくなる。パキシルの血中濃度が上がるのを気長に待つしかないのか。サンタクロースが野外でサンドバッグを叩き続けている。 「どす、ばす、とす、どす、ばす、どす、です」 最後の一発は必ず「です(death)」なのが気になる。丁寧なのか、乱暴者なのか。サ

『電子的熊猫遊戯症状2』

パキシル25㎎の離脱症状は止まらない。 再服用から12時間が経った。ここで新しい実験を試みた。 私の頭の中で離脱症状に雇用された映写技師を雇い止めして見よう。そんな実験だ。私の頭の中だけでつくりだされた離脱症状映画は私の頭の中から一歩外にとびだしている可能性に着目しなければならない。 私の頭の外の出来事に反応しているかも知れない。布団で寝返りをうつと、私の頭の中で『電子的熊猫遊戯症状』が現れる。ちょっとした動きや物音が変換器によって『電子的熊猫遊戯症状』を現すという仮説だ。

『電子的線香花火』または『電子的熊猫遊戯症状』

調べてみたら『離脱症状』というものらしい。 頭の中に電子的線香花火が備え付けられてしまったようだ。 不安神経症の薬を、急に止めてみた。これを、『極私的勝手減薬人体実験』という。医師から薦められたものではない。私が勝手に、私の判断で、もしかしたら不安神経症は治ったのではないだろうかと思い実験してみた。 もう、春だし、軽い気持ちで「薬、止めてみっかな」、そんなふうに。 三日間は日常生活に支障はなかった。それから、薬の離脱症状が始まった。 不安感はない。ただ、頭の中で電子的な線

人感センサーのledライトに交換しようと、口金の確認をしてみた。どこを調べて見ても『E16D』という口金が無かった。E16とE17は兼用でいけるのかと納得。ポチりそうになるも、いちおう口金を測定すると。26mmだった。あぶね。口金『E26』だった。

『お餅腹痛』

正月にお餅を食べ過ぎたせいか、お腹が出てきた。 と、同時に、すこし腹が痛い。その場所は右の下腹で、丁度半年前にステージ2の盲腸癌があったところでもある。手術は成功している。完全に癌細胞は切り取ったはずだ。ステージ2の盲腸癌の5年以内の生存率は80%はあるのだ。しかし、術後、かなり早い段階で再発する事もあるようだ。 それに加えて、私は再発予防の抗がん剤治療を5日間で止めた。 私なりの判断で『癌の再発』の可能性と、抗がん剤の副作用だと考えられる『鬱々不安頭』を両天秤にかけた結果

『伊勢崎市』

さて、群馬県伊勢崎市在住の私が来ましたよ。 私のエッセイでもしばしば公園で散歩の話を書いてきましたが、私がよく散歩しているのは、いま話題の公園ではありません。例の公園はわりと住宅街にあるのです。そして、近所の人たちが主に利用している小規模の公園だと思います。ほとんど、顔見知りの人しか利用しないような公園ではないでしょうか。 私のような中年男がふらっと昼間から行ってのんびりできるような公園ではないですね。だから、その公園には行ったことがありません。 伊勢崎市には本流の利根川か

『商売っ気』

スキャンダラスな報道が、各方面で花盛りな日本列島だ。 それは、大いにやって欲しい。私はサッカーファンなので、伊東純也選手の報道と日本代表離脱は残念だった。でも、報道は大いにやって欲しい。 noteで以前にも書いたエッセイと重複する内容になるのだけれど、簡単にいうと、報道する側に『商売っ気』がありすぎるのではないか。東京オリンピックの開催から逆算して、「ドカン、ドカン」とスキャンダラス(に見える)弾を次々に落としていく。絶妙なタイミングで、効果的な方法で、開催反対派の力も借り

『言論空間』

今、カタールで『アジアカップ』という、サッカーの大会が開催されている。4年に1度開催される、アジアナンバー1の代表チームを決める大会だ。今日現在、我らが日本代表はベスト8まで勝ち上がっている。 今、日本代表サッカーの地上波での放送が激減している。今大会で日本代表は4試合を行っているが、地上波で放送されたのは敗戦したイラク戦だけだ。円安の煽りをうけた放映権の高騰に、テレビ局が二の足を踏むという現状が続いているという。日本代表の試合が無料では見れない。 「日本代表が順調に勝ち上