「絵解きマーケティング」
目 次 -マーケティングを語り継ぐ
はじめに -語り継ぐマーケティング思考
第1講:マーケティングの概論を読む・見る マーケティングは自分が語る「論述」のガイドをしてくれる。
マーケティングの思考プロセスは普遍のもの。
時代と共に“4P”も“8P”へと視点は広がります。
マーケティング要素は相互の関係から全体的に見る。
「流通」の位置付けも時代とともに変わってきた。
PLC段階を見極めたマーケティングの展開をする。
サービスは「無形財」。多様な広がりを持っている。
「価値」とは何?「価値あるね」はどんなこと?
マーケティングが捉える価値の範囲は「顧客」から広がる。
ビジネス・パラダイム(思考枠組み)の転換が起きている。
21世紀の経営指標のNo.1はCS(顧客満足)。
第2講:マーケティング&コミュニケーションを考える
コミュニケーション戦略は、先ずその目的を確認する。
コミュニケーション戦略の対象は誰かを見極めること。
企業コミュニケーションの手段を目的によって仕分ける。
コミュニケーション戦略は対象と目的によって分類される。
社内コミュニケーションに目詰まりはないかを見直す。
メディア進化は「探索」力を高め「探求」心を薄れさせたか。
外出先での情報接触は記憶の瞬発力を高める。
「商店街」は地域コミュニティの代表モデルである。
第3講:時代の変遷に目をやり変化を捉える
時代の変化体験が「世代」をつくり価値観を生む。
買物スタイルも“Shopping”から“Getting”に変化している。
消費者は購入予定商品を複数の目で評価し判断している。
消費購買行動のきっかけになる節目を生み出す。
注目されヒットする商品には消費者心理の連鎖がある。
第4講:戦略は未来に向けて歩むガイドのシナリオ
戦略の立案は、未来を想い描く仮説設計に始まる。
戦略の組み立ては、マーケティング・デザインの実践である。
マーケティング・デザイン力が問われている。
俯瞰的な自己分析の基本は「SWOT」。
マーケティングは「顧客主導」の経営スタイルである。
顧客の知覚を揺さぶることもマーケティング活動。
第5講:企画とは、自らの企てを描出する(画す)こと
マーケティング思考は「視点」「視野」「視座」の複合で考える。
マーケティング「理論」を背景に自らの「論理」を組み立てる。
プレゼンテーションとは、顧客に対する“気づき”の提示である。
ソリューションとは「課題解決」ではなく「問題発見」である。
「企画」は「企て=発想」を「画す=描出する」ことである。
「企画をする」のは、奥深くにある問題に「気づく」こと。
課題解決のテーマは決して一つではない。
課題の背景(問題点)を時間×場所で整理する。
企画は自らの発想をストーリーに組み立てる行為である。
ストーリーの組み立てには、目次ではなく短文を繋ぐ。
図像化には、スタッフのデザイン感性が問われる。
プレゼンテーションはプレゼンターが決め手。
マーケティング・プラン設計の手順を知ること。
企画は他者(社)の理解・共感を得るために魅せるもの。
第6講:ブランドの意味を知り活用を考え実践する
印(しるし)から証(あかし)へと進化したブランドを見直す。
ブランドは、送り手(企業)と受け手(顧客)の“絆”の証である。
製品は工場でつくられ、「ブランド」は顧客の心につくられる。
企業には個性を発揮する「顔」がある。
「ブランド」を構成する要素を確認する。
「ブランド」の効果はどのように捉えるべきか。
“My Branding Note” で自分を見直す。
第7講:時代を超えてマーケティングを語り継ぐ
マーケティング・スタッフには多様な「のう力」が問われる。
出逢いの「縁」が生む「人脈・知脈」が新たな機会を創る。
探求心を発揮して次代を夢想するスタッフと語り合いたい。
3つの「しごと」を考え、自分の立場を確認する。
そして、「学道」を歩み行く。
おわりに -終わりなきマーケティングの学道を行く