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フルアコースティックギター2

こんなマニアックな話、注目してくれる人いるのかな?という疑問を持ちつつ、続きます。フルアコースティックギターは、大きく2種類に分かれます(と、私は思ってます)。このギターは表板と裏板を側板という板で周りを囲んでボディを作るのですが、その板が、単板であるか、合板であるかという2種類です。単板というのはいわゆる無垢の板です。ただし、フルアコは表、裏とも平板ではなく、局面(アーチ)を形成しているため、これを無垢の板で作るとなると、ギター本体の半分をカバーする厚い木材を半分の厚さに切り分けて、本が開いたように貼り合わせます。すると、ギターの大きさをカバーする木材ができるので、今度はそれをカンナ等を使ってアーチ状に削り出していきます。裏板も同じ作業が必要になります。一方、合板のギターは3枚位の薄い平な板を貼り合わせて、それをプレス機に掛けて、熱と機械の圧力でアーチを形成します。単板ギターの主なモデルはgibson L5 Super400 Johnny Smith 等が挙げられます。合板ギターではgibson ES175 その他のESシリーズが代表でしょうか。長くなってきましたので、次回に続きます。画像はRozeoというブランドのLadybugというフルアコです。
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