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kindleで読んどる034『Wシリーズ 全10冊合本版』

『Wシリーズ 全10冊合本版 (講談社タイガ)』

森博嗣 著

位置No. 174
どうも、会話をしているだけで神経を削られるような気がした。

位置No. 304
 人間を信じるのは、人間の代表的な弱点の一つです。

位置No. 801
立場が変わらないというのは、安定しているということで、慣れてしまえばそれが自分にとって最適な位置だと思えてくる。

位置No. 1079
普段なら、勤務時間のうちの三割くらいは、モニタの前に座って会議に出なければならない。その時間が消えてしまったのだから、まるで雲が晴れた青空を見たような気分だ。

位置No. 3818
「君は、部屋になにか置いてこなかった?」ウグイに尋ねた。「対空ミサイルと、レーザ砲くらいです」

位置No. 4090
そう、彼女たちは「殺す」とは言わない。敵を倒すことは「排除」なのである。

位置No. 5396
「もうこの歳だ、命は 惜しくない」老人は笑って言う。「これが人間というものだ。いつまでも生きられたら、こんな勇気は湧かないだろう?」

位置No. 6187
 「目にすれば失い、口にすれば果てる」

位置No. 6261
古いことは、それだけ立派な働きをした証拠だと思う

位置No. 11365
「存在することを、生きているというのだ、人間はね」

位置No. 13841
「シンに会いにいきます」ウグイが言う。彼女は銃のホルダに手を当てる。
「落とし前をつけてもらわないと」
「さすがに、古典が専門だけあるね」

位置No. 17255
核ミサイルは撃てなくても、人間を動揺させるミサイルは持っているようだ。

位置No. 17399
明日、花屋へ行こうと思っ

位置No. 25124
不謹慎なのは、研究者という人種である。

位置No. 25927
「せめて、月へ行かせてあげたいね」

位置No. 25937
通信はしない約束だったが、彼女はボードに文字を書いて、その映像をデボラを通じて見ることができた。〈がんばります〉という六文字だった。

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