どうしてあなたは化粧をするのですか?  

他人はあなたをどう見てると思いますか?

という質問をされたら何と答えますか?

コロナ禍でCAPにマスクの多くの女性達を見、そしてまた同じスタイルで鏡に映った自分を見て、数年前に手にした【化粧する脳】茂木健一郎著を思い出した。

自分はどうみられたいのか?外出するための洋服を選び化粧をする。洋服の場合は純粋にこれが好きだから・・・と選ぶことだってある。

では、どうして化粧をするの?しなかったらどうなるの?を考えてみると。*スッピンでは人前に出でれない。*スッピンの時はCAPを被る。*マスクをする。*サングラスをする。

いずれも誰・誰に会うという目的ではなくてただ外出のみの条件付き。

こんな経験はないだろうか?近所でのお買い物、軽装でスッピン。と、その時 会うはずもない人から声をかけられて(いや~、まずいところで会っちゃった。こんな格好でしかも…www。)と、悲痛な声が聞こえなかっただろうか?通常の外出時であればきちんと相手の目、表情をみながら話すところ何故かうつむき加減、相手の顔をまともに見れない。

どうしてこんな気持ちになってしまうの?

他人は自分をこんな風に見ている。この姿は本来の自分じゃない、と否定する自分がいるからか? 化粧をすることは他人の目を意識するだけのものでもなく、自分自身への確認でもあると思う。

「どうしてあなた化粧をするの?こ~んな朝早くからさ~、役者でもないのに。あなたのことを他人はそんなにみてません。見るのは仕事っぷり。」「はいはい、そんなことは百も承知。でもね、私にだって他人の目に映る自分が気になるのよ!美意識なんていうと大袈裟になっちゃうけどね~。それもひとつの自己表現かな~?と思う訳ね。だから、早朝の化粧も身に着けるものも状況に合わせてチョイスしてるんでございますぅ。」

Switch 【化粧する脳】という本の中で茂木健一郎さんは《化粧はソーシャルパスポート》と書いています。個人差はあるだろうが、化粧が女性の行動範囲を大きく左右していることだと。その意味で《ソーシャルパスワード》でもある。・・・(今はソーシャルディスタンス(笑)

化粧することをあらゆる角度から分析されているこの本に出会い、とても興味深く、色々なスチュエーションを設定しながら映画にできたら面白い!とワクワクしながら友人の女性プロデューサーに話をしたほどでした。

私達たちは今、マスクが必需品となり見える部分は眉と目。これだけでも充分に自己演出ができる。それを逆手に別の自分になってみたら、また違った自分が見えるかもしれない。challengeをしてみるのもまたHappy Faceを創るきっかけになると思うのです。

Exciteする脳

化粧する脳







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