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英会話習得法を母に聞いてみた。

79歳の母が英語が堪能で驚く

1つ前の記事にありますように、79歳の母が、病のために一時的に混乱し、私を外国人だと思い込み、数日間、ほぼ英語でやり取りをするという予想もしなかった事態が発生しました。

そして、初めて母と英語でやり取りをしてみて、あまりにもスムーズに会話が成立し、元英語教師とはいえ、あの時代にここまでのコミュニケーション力を付けた母を誇りに思いました。

実は3年前に「インスタの記事にしたい」と母に伝え、母の英語の勉強法をインタビューしたことがありました。今回は、その内容を再構成し、こちらでシェアをさせて頂きたいと思います。

母はやり直し英語の先輩

母の経歴は「高校の英語教師→専業主婦→英語教師として復帰」です。
英語の教員免許は持っていたものの、結婚後、長く英語から離れていたため、当時は、likesの読み方が、ライクズかライクスか、
likedはライクドゥかライクトゥかさえ、自信を持って答えられないほどの
英語力だったそうです。

しかし、そんな母も塾講師としてキャリアを復活させることになり、「基礎を徹底的にやり直した」そうです。特に中学英語は本当に徹底的に繰り返したそうです。

英文法を徹底的にやり直すことのメリットは、「話す・書く」というアウトプットの際に、すぐに英文が思いつくようになったことだそうです。

基礎を徹底的に繰り返すことで、「この場合は不定詞で、これは動名詞」と、迷わず、自信を持ってアウトプットできるようになったそうです。
(私はまだ迷うことがあります。汗)

しかし、そうやって、自分の思っていることを相手に伝えることはできるようになっても、そこで、また別の問題がでてきたそうです。それは「相手の言っていることがわからない問題」です。

さて、母はその問題をどうクリアしたのでしょうか?ここからは、
母の「相手の英語を理解するトレーニング」をご紹介します。

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