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「占い師」を仕事とするために必要なこと

占い師志望の方に聞かれるようになりました。
『どうしたらプロになれますか?』

ざっくりと必要な項目挙げてみますね。

占術スキル

もちろんですが、相談者さんがお金を払ってもいいと思えるような占い鑑定能力は必須です。
あらかじめ決めた時間内で構成して相談者さんの質問に答えて納得することが必要になります。
相談者さんの質問はあらゆる方向性の質問がやってきます。
私はタロット占いから始めましたが卜占だけではアドバイスできないことも多くなり
西洋占星術も使うようになりました。
今は手相鑑定も加えています。

どうしたら?と質問される方はだいたいここまでを持っている方です。

集客力

最初はお友達や知り合いに練習相手になってもらったりすると思いますが
個人的な知り合いでないお客様にあなたの存在をどうしらせますか?
どんなサービスがあるのか、
どうすればあなたとアポが取れるのか
存在を知って申し込みをするという動線が必要になります。

たとえば今どきはSNSの利用が一般的ですが
向き不向きはあって、苦手な方もいます。
集客方法はSNSだけではありませんが
最低限は必要だったりします。

占いの仕事用のメールアドレスアカウント、
SNSアカウントは必須になります。


鑑定場所

対面で占い鑑定する場合は
場所が必要になります。
最初からサロン開業できる方は少なく
カフェやバー、貸し会議室などを利用することが多いです。
今はオンライン鑑定も一般的になってきました。
機材と通信環境を整えることは必要になります。

文章を書くことが得意ならメール鑑定もあります。
対面する物理的な場所は必要なくなります。
チャット鑑定などもありますね。

または、占い館に所属する、
電話占い、チャット占いに所属するということもあります。
これらはオーディションがありますので
ある程度の鑑定経験が必要です。

私物の電話やSNSでの対応は
24時間営業になってしまうので避けた方が無難です。

常識的なコミュニケーション

お客様商売になるので一般的な社会常識は必要です。
言葉遣い、挨拶のしかたや申し込みメールの対応、
金銭の授受についてなど
お客様が不愉快にならない程度には
常識的な対応を心得ましょう。

占い館や電話占いのオーディションでも
接客態度やビジネスマナーなどは見られています。


法的手続き

仕事とする以上は開業届を出して
事業所得を申告します。
1年間の売り上げ利益によっては
税金免除されます。
副業の場合はリスクもあるので
よく調べてから届出・申告をしましょう。
そのあたりの起業手続や会計は
税理士や行政書士さんなど
プロにアドバイスをもらった方が安心です。


健康管理

お客様の予約日や占い館出勤日は「約束」です。
ドタキャンすることのないように体調を整えましょう。
占いの仕事は相談者さんから負のエネルギーを受けることも多々あり
かなり疲労を感じる人もいるようです。
自分の身体を回復させる方法など知識も必要になります。



こうして挙げてみると一つ一つの項目で記事かけそうなくらい
大事なことが沢山あると思いました。

私はまだ占い師歴10年弱程度ですがだからこそ分かることもあるので
駆け出しの記憶があるうちに書いていこうと思います。


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